去る2月5日、実家で父の25年忌があり、千葉より弟夫婦が帰省して、行事を遂行した。
生前、両親が着用した衣類を公開して形見分けすることに。
父の背広、モーニング、大島紬、コート。母の高級呉服、肌着類が、ナフタリン入りで丁寧に虫干しの日付まで記入。それを見ても、欲しい人がいない。なぜ? 訳はそれぞれ自宅にも「箪笥の中で眠っている」と。そう言いながら、好みの物を選んで、残りは高隈山稜の焼却炉へ。誠にもったいない話。夢と希望の品々が、一瞬にして焼失する。やがて新しいドラマの開幕で行事は続く。
肝付町 鳥取部京子 2017/3/21 毎日新聞鹿児島版掲載
生前、両親が着用した衣類を公開して形見分けすることに。
父の背広、モーニング、大島紬、コート。母の高級呉服、肌着類が、ナフタリン入りで丁寧に虫干しの日付まで記入。それを見ても、欲しい人がいない。なぜ? 訳はそれぞれ自宅にも「箪笥の中で眠っている」と。そう言いながら、好みの物を選んで、残りは高隈山稜の焼却炉へ。誠にもったいない話。夢と希望の品々が、一瞬にして焼失する。やがて新しいドラマの開幕で行事は続く。
肝付町 鳥取部京子 2017/3/21 毎日新聞鹿児島版掲載
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