10月12日に80歳の誕生日を迎えた。「傘寿」という文字からするとおめでたいようだが、そのようには誰もがは思ってはいないように思う。
私の人生も、あと何年だろう。6月には誕生日が同じ幼なじみが、また9月には友人が他界した。命に限りがあることが身に染みた。残り少ない時間をいかに過ごすか。「有意義」に過ごすと言われても、私には難しくイメージが湧かない。「楽しく元気に」くらいは分かる。「はがき随筆」や「男の気持ち」の投稿者の諸先輩方の生き方をみまならうとしようかなどと殊勝にも思い悩んでいめ・
鹿児島県肝付町 吉井三男(80) 2021.11.30 毎日新聞鹿児島版掲載
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