緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

NATURE GAME とは?

2006年08月09日 22時56分11秒 | 教育

幼稚園でよく採り入れられる「ネイチャーゲーム」は、

米国のナチュラリスト、ジョゼフ・コーネル氏により考案された

様々な「感覚」を使って「自然を直接体験」「自然への共感」を育む活動です。

 

創始者ジョゼフ・コーネル氏は、米国カリフォルニア大学で、

自然認識学を専攻し、全米オーデュポン協会や、ボーイスカウト協会で、

自然体験学習を実践してきた人で、彼のユニークな指導方法や教育哲学を

まとめて1979年に発表された

Shering Nature with Children(子どもたちと自然をわかちあおう)』は、

世界14カ国以上で翻訳出版され、50万部を超えるbest sellerとして

高い評価を受けています。

ジョゼフ・コーネル氏は、現在も世界をリードする自然教育の指導者として

世界各国へ招待され、数々の賞を受賞しつつ、多くの指導者の育成に

尽力しています。

ネイチャーゲームは、現在、公認されているだけでも

130種類以上の活動があり、

四季折々に こどもとおとなが一緒に自然とふれあうことが出来ます。

 ネイチャーゲームは、日常の保育への導入や目的に合わせるだけでなく

参観日や、遠足での園児や保護者との少し深みのあるアイスブレークとして、

色々な場面で活用できるというので注目されています。

 ただのゲームではない事(ゲームそれぞれが持つ目当て)

への理解が出来ていれば、簡単な手順を伝えるだけで

内容の深い遊びが行えます。

ネイチャーゲームの3つのキーワードは…

①自然への気づき…ネイチャーゲームの目的

様々な感覚を通して自然を感じ、心と体で直接自然を体験することによって、

自然と自分とが一体であることに気付くことです。

 ②わかちあい…指導者としての心構え

自然教育では、大人が子どもに一方的に知識を教えることよりも、

大人も子どもと一緒に自然を感じ、感動を分かち合う姿勢を重視します。

個人の態度や価値観のもとになる意識が、感動を分かち合うことによって

はぐくまれ、内側から外側へと変化していくのです。

③フローラーニング…プログラムの考え方

参加者の心理状態や学習テーマに合わせて個々の活動を組み合わせる手法を

フローラーニング(流れのある学び)といいます。

フローラーニングには、

カワウソ・カラス・クマ・イルカのマークで象徴される

4つの段階があり、指導員はこの各段階を組み合わせて

効果的な学習の流れを作ることが出来ます。

 ネイチャーゲームの特徴と効果

   ネイチャーゲームの特徴

知識や年齢に関係なくできます。

 町中の公園などでも手軽にできます。

様々な感覚を使って自然を直接体験出来ます。

大人と子どもが一緒に楽しめます。

 参加者の心とからだの状態に合わせた活動の組み合わせが、可能です。

    ネイチャーゲームの効果

様々な感覚による自然体験が得られます。

自然の美しさやおもしろさを発見出来ます。

 自然や他者への感受性が高まります。

自然や環境への理解が深まります。

思いやりや生命を大切にする心が育成されます。

心と体をリラックスさせることが出来ます。

  最近は、危機管理に恐れをなす余り、

余り園外保育には行かないという声も聞きますが、

8つの注意ポイントを気をつければ、恐れるには及ばず。

  森の、危険な生き物とは、

スズメバチ

キアシナガバチ

マムシ

ヤマカガシ

 ⑤ドクガ

イラガ

ウルシ

ツタウルシ  

 事故が起こる前に安全教育が大事! 

危険を避けるようこの8つは覚えさせる。

大人も子どもも危険を避ける方法をまず身につけましょう!

 

コメント
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