緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

「ぼくの絵わたしの絵展」と「小松崎 茂展」

2006年08月03日 02時11分21秒 | 教育

8月3日

財団法人教育美術振興会主催 『第65回全国教育美術展』は、

幼い頃から表現する喜びを味わわせ、

一人ひとりの子どものかがやく個性を伸ばし、

たくましい創造性とゆたかな情操を育てる美術教育の

歴史と伝統を受け継ぎその使命を遂行する為、かけがえのない役割を持つ。

 子どもたちの心をゆたかに育てる造形・美術教育の振興のために

文部科学省、各都道府県・指定都市教育委員会、NHK、が後援。

 ぼくの絵わたしの絵展」は、その受賞作品の中から特選を受賞した作品の

一部を中心に、東京を皮切りに全国各地で展示されます。

原則として、入選・佳作は展示されていません。

NHK北九州放送局巡回分にて、今回、展示されている特選作品の最初に、

松尾一輝くんの絵が、ありました

平成18年7月28日~8月11日まで

(午前10時~午後5時 但し最終日は午後4時まで)

北九州芸術劇場の市民ギャラリーに、是非おでかけ下さい。

 緑ヶ丘・第二幼稚園の園児の絵は、

入り口右手の松尾一輝くんのだけではなく、

他のおともだちの力作も左手に数点も展示されています。

園の近隣の八枝小や永犬丸小や明治学園小の特選作品も

素晴らしい出来栄えのが、沢山展示してありました。

また、折角、小倉の芸術劇場へおいでになるのでしたら、

以下のも、お見逃し無く

子どもたちの夢やあこがれを描き続けた画家

『ぼくらの小松崎茂展』(リバーウォーク北九州5階)

北九州市立美術館分館

2006年7月29日(土)~9月18日(月・祝)10時~20時

世代を超えて、少年少女の夢を育て、魅了し続けた画家、

 小松崎 茂(1915~2001)彼の類い希なゆたかな想像力は、

少年ヒーローが活躍する絵物語をはじめ、

臨場感みなぎる戦記物やSF未来物、

プラモデルの箱絵など多彩な分野で発揮されました。

 幼い頃から、絵を描くことが大好きだった小松崎さんは、

16才で日本画家に弟子入りしたが、

やがて、食べる糧に、挿絵画家に転向。

 昭和13年から新聞連載の挿絵を手がけるようになり、

迫真の戦闘場面を描いた科学雑誌「機械化」で画才を開花させました。

 戦後は、少年雑誌『少年クラブ』に『地球SOS』などの代表作を次々と発表。

 『少女クラブ』でも『ラインの歌姫』、『少女』の『白い十字架』など…

 数多くの絵物語作家として一世を風靡した小松崎さん

 絵物語の時代が去る頃には、『週刊少年サンデー』や『週刊少年マガジン』

等の表紙や口絵で大活躍する一方、

戦車や戦闘機『サンダーバード』などのプラモデルの箱絵を数多く描き、

テレビ全盛期の昭和40年代には、『ウルトラマン』や『マジンガーZ』等の

キャラクターのイラストレーションを手がけました。 

また、豊富なイマジネーションを活かし

東宝の特撮映画『地球防衛軍』や『海底軍艦』などのメカ・デザインや

イメージ・ボードにも参加。

そして、晩年は、松本徽章工業のメダル関連の原画を手がけました.

平成を迎えてからは、音楽CDジャケット、ゲームソフトなどの新たな仕事に挑む

など、まさに生涯現役で満86才まで輝き続けました。

 戦前から平成までの長きにわたり、

その時代に合わせて活躍の舞台を広げた彼の画業は、

今も尚、色褪せることなく幅広い年代層に愛され続けています。

 本展では、初公開の初期日本画やスケッチをはじめ、

絵物語や口絵の原画、プラモデルのボックスや、メカ・デザインを提案した、

特撮映画関連資料など600余点を一堂に展示。

 緻密で繊細な臨場感あふれる描写、表現力には舌を巻く。

あの「芸術は、爆発だ!」の岡本太郎画伯や、

 世界の本田宗一郎氏のバイク作りの原点は

彼の絵がお手本だったらしく、

現在の芸術文化にも大きな影響を与えた偉大なクリエーター小松崎茂

実は、正直、絵だけは 私も 子どもの頃からよく見ていたのに、

彼の名前は、全然記憶領域にインプットされていなかった。

 私が一番印象深く記憶にとどめている絵は、

スチブンスン原作『宝島』や子ども向けの文学全集~

その代表作が、

小学館の『カラー版少年少女世界の文学』(全30巻)1969年 と

『ワイドカラー版少年少女世界の名作(全55巻)』の仕事

宇宙物は、さすがに圧巻だが、

動物シリーズや高山植物シリーズや、昆虫シリーズも、

思わず釘付けになる珠玉の絵が多い

どうぞ、子どもを連れて原画に出会ってみてください

 

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