緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

いわさきちひろ

2006年08月26日 23時01分31秒 | 心を育てる・感性をゆたかに

8月26日

山梨県笛吹市石和町松本の

[ホテル花いさわ]を午前7時40分に出て、

中央高速道を都内目指してバスは走った。

渋滞が心配だったが、約二時間でスムーズに到着。

目的地は、都内

練馬区下石神井にある『ちひろ美術館・東京

(TEL03-3995-0612)

開館時刻には30分位前、9時半過ぎだった。

開館は10時~17時なので、まだ展示室には、足を入れられない。

が、係りの方が、入り口右横のミュージアムショップへどうぞ~と、

案内してくださった。

様々な商品が、並べられ展示してあった。

まず、母と職場のみんなにお土産にするちひろの絵入り

「クリアーファイル」を求めた。

次に、可愛い手頃なキーホルダーが目に留まり、

友人たちへのお土産にした。

おもちゃを3つ、知り合いのかわいい子どもたちに買い求めた。

そして、次に手にしたのは、

最新刊の一冊の本ちひろの絵のひみつ』(1600円)

講談社より2006年7月20日出版されたばかりの初の技法書。

これは水彩画パステル画に関心のある人には、実に興味深い内容。

幼稚園の絵画指導にも参考になる点が多々見受けられ、おまけに、

美術館では、 この本の出版記念の催しとして実際に、

作品の展示と実体顕微鏡で調べた写真の解説もあり、

わかりやすく「ちひろの絵の秘密」を学ぶことができた。

                      

この本は、昔、美大に行きたがっていた母にお土産にしようと思った。

             

さて、いわさきちひろさんは、(1918~1974)

1918年、福井県武生市に生まれ、東京で育った。

三人姉妹の長女で、東京府立第六高等女学校卒。

藤原行成流の書を学び、

絵は岡田三郎助中谷泰丸木俊に師事。

子どもを生涯のテーマとして描き、9300点余りの作品を残した。

モデルなしで、10ヶ月と1才の赤ちゃんを描き分け、

その観察眼とデッサン力を駆使して、

こどものあらゆる姿を描き出している。

生命感が宿った作品は、母親として子育てをしながら

20年余りも子どものスケッチを積み重ねながら生まれてきた。

青春時代に戦争体験をしたちひろさんは、

小さな命のかがやきを描くことにより、

平和の大切さを語り続けているのかもしれません。

1974年,肝癌のため55才で没。

                     

1977年、アトリエ兼自宅跡にちひろ美術館・東京開館。

両親の出身地信州は、

ちひろさんにとっては心のふるさとだったので、

1997年、安曇野ちひろ美術館

長野県北安曇野郡松川村に開館。

ここには、ちひろさんの絵だけでなく、

世界の絵本画家のコレクションが約20000点展示されているとのこと。

美術館の周囲には

約35000平方メートルの安曇野ちひろ公園が広がり

四季折々の花々を楽しみながら、

清流乳川の川辺を散策することが出来るらしい。

是非一度、ゆっくり訪れてみたいと思っている。

(ちひろ美術館のしおりから一部記載)

どうぞ、あなたもちひろ美術館・東京や安曇野ちひろ美術館へ

一度、おでかけください。

きっと、心ゆたかな時間が過ごせます。

 

 

コメント
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