絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2015年7月19日(日)絵本ゆっくりコース・市居みか先生の授業内容

2015-07-24 13:13:20 | 絵本ゆっくり塾
絵本ゆっくりコースの3回目は、絵本作家の市居みか先生です。
「滋賀の信楽から来ました。皆さん行かれたことはありますか?」
和やかに授業が始まりました。

今日は自分を表現するもの(普段使っているもの、好きなもの、苦手なものなど何でも)を
皆の前で発表しました。

皆さんが発表してくださったのは、
・エプロン(カフェの仕事や絵の制作時に付ける、自分にとって気持ちが引き締まるもの)
・5Bの鉛筆(この濃さが自分には一番描き易い。この鉛筆でプラスのことをこれから描いていきたい)
・自作の紙芝居(これを絵本化したい)
・iPod(音楽を聞くことが好きで、音で色や絵が思い浮かぶ)
・帽子(他のどんな帽子を被ってもこれにはかなわない)
・ノート(サイズ・色違いで集めてしまう位ノートが大好き)
などでした。
発表されたエピソードをお聞きするだけでも
絵本にしたら面白いのでは!と感じるようなものがありました。
自分の「好き」や「苦手」なものからも絵本のヒントがありそうですね!

続いて絵本の仕組みについてのお話。
そして、「物語」を感じる絵や写真を持参して発表してもらいました。



一枚の絵からその絵に出てくる物・人を見つめて妄想を膨らませます。
その絵特有のものがあると面白いアイデアの元となります。
絵を見て次の瞬間にどんなことが起こるだろう?
箇条書きで言葉にして書きだしました。



そして、「ものをよく見る」習慣と「手を動かす」習慣をつけようということで
市居さんの手描きのプリントを参考に
普段から手帳に思いついたことを描きだすことをお話しいただきました。
意外と見ているようで見ていない。
見慣れたものでも描いてみる。
自分の中をいったん通さないと描けないもの。

市居みか先生の授業では1年を通して一冊の絵本を作ります。
次回はダミー本の発表です。

次回10月25日(日)には、ダミー本を発表してもらいます。
すでに描きたいテーマのある人はそれを、一枚の絵からイメージしたもの、手帳からヒントを得たもの、
自分の描きやすい方法で1冊のダミー本を作ってきて下さい。

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