絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2017年1月21日(土)デッサン基礎クラス・タケウマ先生の授業持ち物

2016-12-19 19:49:18 | デッサンクラス
デッサン基礎クラス・タケウマ先生の授業持ち物
2017年
◎1/21(土)11:00〜13:00
テーマ…「パース」について

*持ち物…いつもの画材一式
*課題……これまでの授業で描いて好きだったものを5点。

よろしくお願いします。

※デッサン基礎クラスは毎年秋(10、11月頃)から来年の春(4、5月頃)までの約半年間のサイクルで行っています。
「デッサン」という名前が入っていますが石膏デッサンや測って描くような方法はとらずに、自分の描きたいものを描けるようになるクラスです。
ご興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。

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Gallery Vie 絵話塾(かいわじゅく)
E-mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
〒 650-0022神戸市中央区元町通3-2-15
セントラルビル元町5F
TEL:078-332-5808  FAX:078-332-5807
URL:http://galleryvie.jp/kaiwajuku/k-info.html 
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2016年12月18日(日)絵本ゆっくりBクラス・市居みか先生の授業内容

2016-12-19 19:07:45 | 絵本ゆっくり塾
絵本ゆっくりのBクラスは、市居みか先生です。
この授業では一年間を通して一冊の絵本を作ることを目標としています。

前回は一回目のダミーを発表しまして、今回は二回目で、更に練り直したものと
見開き1枚分の着色した絵を発表していただきました。

発表後一人ずつに良いところ・もっとこうしたらわかり良いといった感想を書き、最後にご本人へお渡しします。
このクラスメイトからの感想が絵本を作る励みになります。

さぁ、発表です。








先生からは、もう少し踏み込んで・もう少しはっきりと、というコメントが何度かありました。
お話の世界へ読者を連れていく時に、理由が自然でなかったり、説得力に欠けると、なかなか世界に入り込むことができません。
作者はわかっていても、読者にはそうは伝わらないことも意外に多いです。
作品を作ったら出来れば他者に見てもらったり、伝わっているか確認することが必要です。

・一番言いたいこと・伝えたいことをもっと強調させる
…今の理由にプラス何かを加える

・引っかかりを持たせる
…あまりにもスムーズに進んでいくのでは読者には面白味に欠ける。

・自分が感じたことや気持ちを入れる
…人には描けない、自分にしか描けないもの(こと)を描く。
 
・主人公が例えば「物」であれば、その物の特性や質感なども入れると面白い。


また、今回は着色した絵も発表してもらいましたので、作品世界がよく伝わってきました。
今から完成が楽しみです。


次回、来年3月12日に完成させた絵本を発表していただきます。

・15見開き32ページ、表紙、見返しも付ける
・絵本のサイズは、好きな大きさで良い
・原画は必ずコピーして使うこと(※原画は別で保管しておく)
・文字入れは紙にペンで書いたものを貼るか、原画をスキャニングして文字をパソコンで打つ等する

来年2月26日には別の授業で製本教室も行いますので、そちらも宜しければ参考になさって下さい。

作品を仕上げていく中で、不安に思うことや意見を聞きたい場合は、
クラスの皆さんに途中で見てもらったりしながら、完成までぜひ仕上げて下さい。
皆さん、ファイトー、オー!


※絵本ゆっくりコースは毎年5、6月の春頃から来年の4月頃までの約一年間(夏休み・冬休みもあります)のサイクルで学んでいます。
来期の受講生を現在募集中です。ガイダンスも今後行いますので案内ご希望の方はご連絡下さい。
ご興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。

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2016年12月18日(日)絵本レベルアップコース・松田素子さんの授業内容

2016-12-19 18:04:02 | 絵本研究科
絵本レベルアップコース、本日は編集者の松田素子さんです。

今日は初回ということで、皆さんに好きな絵本を持参して
それについて気づいたことを発表してもらいました。

「きれい」や「あたたかい感じ」といった表現はなるべく避けて
自分勝手な読みで良いので自分の言葉で発表して下さい、とのこと。



皆さんが発表された絵本です。



・『へびのクリクター』作 トミー・ウンゲラー/訳 中野完二
・『かいじゅうたちのいるところ』作 モーリス・センダック/訳 じんぐうてるお/冨山房
・『ちょっとだけまいご』作 クリス・ホートン/訳 木坂涼/BL出版
・『アンジュール』作 ガブリエル・バンサン/BL出版
・『えんぴつ町のプペル』作・編集 西野亮廣/幻冬舎
・『3びきのくま』作 トルストイ/絵 バスネツォフ/訳 小笠原豊樹/福音館
・『赤ちゃんのはなし』作 マリー・ホール・エッツ/訳 坪井郁美/福音館
以上です。

作家になるには、作る力に加えて◎◎力が必要です。
不足している方が多いような気がします、と松田さん。

絵本を読んで、自分勝手な視点で良いので気づいたことを何でも見つけていく。
好きなら、どうして好きなのか。好ましくないなら、どうしてそう思うのか。

「◎◎◎◎」すること。
これこそが絵本を作る力なのでは。
自分の気持ちの輪郭をはっきりさせていくこと。


絵本を商業出版するには、一冊あたり300万円〜500万円ほどかかります。
何十年も前に出版された絵本が今尚読み継がれている現場で、新人作家が一冊千何百円かの絵本を、数千人の名も知らぬ人に買ってもらうには?

絵本作家になりたいのなら、自分でも自腹を切って絵本を買いましょう。
自分がその畑に居たいのなら、まず自らがそこを耕しましょう。
お金を出すとなると、きっと真剣に選ぶのではないでしょうか。
絵本は10回でも100回でも何度でも読めるメディアです。一冊千何百円を100で割れば一回当たり10円ほどになります。



そして、普段使う「言葉」にも気を付けるというお話や、
まどみちおさんの晩年の約10年間、編集の担当をされていたという松田さんが
まどさんとの貴重な素敵なエピソードも伺いました。

絵本にはめくる力がある。
引き算していくこと、そぎ落としていくことが大事。
何をやりたかったのか?を最優先するということです。

また、今の時代に生きていて子ども達に何を渡していきたい?残していきたい?
どのような世の中であってほしいか、大きく掲げるのではないですが、ほんの少しは作品に混ぜても良いのでは。

絵本を通して、生きることの楽しさに気づいたという松田さん。
子どもだけではなく誰にとっても、絵本は素晴らしいものだと
伝えていきたいと笑顔いっぱいでお話して下さいました。

次回は来年3月12日(日)です。
ダミーを持参して下さい。


※絵本レベルアップコースは、毎年秋(10、11月頃)から来年の春(4、5月頃)までの約半年間のコースです。
 こちらのクラスはスポット受講(在校生、卒業生対象)の対象外となります。

 
ご興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。


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2016年12月17日(土)イラストじっくりコース・おさないまこと先生の初回授業内容

2016-12-19 17:11:37 | イラストじっくり塾
おさないまこと先生の授業は今日が初回です。
「皆さん初めまして!おさないです。」
担当して頂くのは立体制作の授業です。
おさない先生は粘土を使った立体作品の他にも、平面のイラストなど幅広く制作されています。



先ずは、今まで仕事で制作したものを皆さんにも実際に見てもらいました。
恐る恐る手に取る生徒さん達。
「この立体は中にステンレスの針金が入っていて頭と手足が動かせるんですよ」と先生。
昔、材料費の節約でステンレスではない素材の針金を入れていたら、数年経ってその立体が爆発していたとか!
それ以来ステンレス製のもので対応されているとのこと。色々自分で試していかないとわからないですね。
立体に着せている衣服は古着のジーンズを切ったものだったり、あちらこちらに「なるほど!」という工夫がされています。

「先生から教わる…という受け身ではなく、自ら考えて自由に工夫して作っていってほしい」と話されていました。




後半は皆さんも粘土で自作の立体を作りました。久しぶりに触る粘土は新鮮で楽しそうです。
作る時のポイントはどんな大きさ・形にするかを、前・左右・後ろまでしっかり細かくスケッチしておくことです。
平面のものを立体化させるには細かなスケッチが必須。例えば、キャラクターの着ぐるみを作る時にも役立ちます。







また、先生は立体制作だけでなく、背景や小道具なども全て手作りし、最後に照明を当ててカメラマンと協力して撮影する形をとっておられます。
その手法で、東京書籍の小学校の算数の教科書の表紙や、「須磨パティオ」という神戸のショッピングセンターのキャラクター「パティちゃん」もおさない先生作です。

今はパソコンで何でも便利に加工できますが、なるべく使わず、できるところまでは自分達の手で作ろう!というスタンスで制作されています。
そのため撮影秘話が盛り沢山!ご苦労も多いのではと思いながらも貴重なエピソードを楽しくお話しして下さいました。

この授業では、ラドールという石塑粘土を使用しています。
これには石の粉が入っており、紙粘土のような繊維質が入っておらず、きめ細かい粘土です。

初めて使うという方も多かったようです。乾きが早く、人の手の体温でも乾いてくるので、水を時々含ませながら触ります。
使わない時は水をふくませたふきんなどで覆って保管します。
この粘土は、乾いてからカッターで削ることもでき、やすりでつるつるした風合いにも出来ます。
乾燥後にステンレス製の針金を入れて手足・顔などの、動きを出せるようにもしておくと、後で撮影する時に微調整ができ便利です。


お仕事以外にもウクレレを弾いたり、フラを踊られたり、自分で履く革靴を作ったり、陶芸をされたり、お料理に至るまで…実に実に多彩!!です。
自分の手から作り出す楽しさでいっぱい!全てイラストであり、アートですね。

立体は得意・不得意はあると思いますが「粘土」も画材の一つとして、平面と同じ感覚で制作していけば、もっと表現の幅が拡がっていくのでは、とおさない先生。

おさない先生の授業では、グループでカレンダーを制作します。
次回来年1月21日は今日作った立体に研磨・着彩をします。


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2016年12月17日(土)デッサン基礎クラス・タケウマ先生の授業内容

2016-12-19 16:22:56 | デッサンクラス
本日のタケウマ先生のデッサン基礎クラスは、6回目です。

先ず最初に、いつものように課題を見て下さいます。
前回の復習で風景画です。皆さん、頑張って仕上げてきていました。


そして、本日のテーマ「花」を描いていきます。
プリントを参考に、日本、ロシア、チェコ、アメリカなどの作家が描かれた花の絵を見ました。
本当に様々な描き方があるのだな!と驚かされます。自分の描きたい絵に近いのはどれでしょうか。どれを描いてみたいでしょうか。
「花」は難しいモチーフの一つです、とタケウマ先生。

実際に描いていきました。
今日は2種類の花を各自用意してもらいました。
皆でランダムに花瓶に生けて、その中から一輪を選びます。
最初は「線」、次に「面」で描きます。


・「線」は輪郭線を使って描きます。形が複雑なものはこれが描き易いです。
・「面」は勢いを付けて描くと良いです。

タケウマ先生の作品です。


今度は花を集めて花束のようにして描くことに挑戦です。
「線」と「面」どちらの描き方でも良いですし、ミックスさせても良いです。
20分かけて描きました。

生徒さんの作品です。


・どの花を主役にするか決めて描く。
・見たままの色で描かなくても良い。
・真正面などよく見る方向からばかり描かずに真横や裏からも描いてみる。
・手前と奥、明暗を出して描く。

今日で今年の授業は終わり、冬休みに入ります。
来年は1月21日からスタートです。「パース」を学びます。
課題は、今まで描いてきたことを振り返り、好きなものを5枚ほど描いてきて下さい。


※デッサン基礎クラスは毎年秋(10、11月頃)から来年の春(4、5月頃)までの約半年間のサイクルで行っています。
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