絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2016年12月4日(日)絵本ゆっくりBクラス・スズキコージさんの授業内容

2016-12-05 18:39:24 | 絵本ゆっくり塾
絵本ゆっくりBクラスは、スズキコージさんです。

今期2回目のテーマは
「ビートルズの名曲 FREE AS A BIRD 鳥のように自由に!きみのトリをILLUSTRATION!しようぜぃ!」です。

来年の干支は「鳥」です。
ということで、鳥をテーマに立体でもイラストでも自由に制作しました。

今日もコージ先生がDJのように制作中のBGMも選んでかけて下さいます。
1曲目はやはりビートルズの「FREE AS A BIRD」です。
皆さんの雰囲気も盛り上がってきて、ノリノリで制作開始!



先生も一緒に制作されます。
細かいところは爪楊枝を使って次々描き込んでいかれます。
皆で制作時間を共有できることは幸せなひとときですね。




あっという間に2時間半が経過。お待ちかねの発表会です。




皆さんの作品です。
クリスマスらしいもの、年賀状やお正月のお飾りに出来そうなもの、年末年始が近づき季節に応じた作品も。




先生が「鳥」になりたいと思われるのは海外へ行く時で、鳥だったら国境も関係なく自由に行けるのになと話されていました。



コージ先生の作品は、現在兵庫県立美術館で開催中の「ポンペイの壁画展」を見に行かれて出会った鳥の絵の模写作品です。
何千年も前に描かれた絵のはずが、初めて目にされた時に「この絵を知っている気がする。これボクが描いたんじゃないかな?」と
思われるほど何かを感じられたのだとか!

今回の作品の中にも、まだ羽ばたけていないがこれから力を付けて飛べるようになりたいとか、幸せを願って作られた作品もありました。
来年のトリ年も皆さん一人一人にとって自由に羽ばたける良い年になりますように。


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2016年12月4日(日)絵本ゆっくりAクラス・太田朋先生の授業内容

2016-12-05 18:23:26 | 絵本ゆっくり塾
本日の絵本ゆっくりコースは、AB異なる授業です。
Aクラスは太田朋先生で、「自分のエピソード絵本」のアイデア出しをしました。

まず最初に今までの生徒さん達の作品を先生が見せて下さいました。
どんなエピソードか、それをどんな表現で表されているのか。じっくり見せてもらいました。



その後、各自でどんな絵本にしようか考えていきました。
絵で描く方、言葉にして書き出す方、いろんな方法で頑張ってアイデアをひねっています。

太田先生は皆の机を回り、一人ずつ進行状況を確認して下さいます。




今回の「自分のエピソード絵本」は、
今までの人生の中で何か印象に残ったことを何でも良いですので、一冊の絵本にして作ります。

ただ、淡々と起こった出来事を綴るのではなく
どこかにその時自分が感じたこと(気持ち、嬉しい、悲しい、ホッとした等)を入れると尚良いです。

商業用ではないですので、ページ数、形態も好きなように作ってもらって良いです。


太田朋先生の次回は来年1月29日です。
この日にダミー(途中経過)を発表して下さい。

完成品は、Aクラスは4月2日です。(※Bは3月26日です)



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2016年12月3日(土)イラストじっくりコース・寺田順三先生の授業内容

2016-12-05 18:05:35 | イラストじっくり塾
寺田順三先生の3回目の授業は、個展をあうると仮定してその作品と案内を作り発表しました。

皆さんの作品は
ヨガシリーズ、世界遺産を巡る展、風景画展、クリスマスのオーナメント展、海の生き物や動物展、手ぬぐい展など。



・個展は、約15〜20点くらい必要なことが多いのでどれだけのバリエーションで広げられるか、できそうか考えて描く。
・絵の上手下手よりも、絵に対する意識の持ち方一つでプロになれるかなれないかが決まる。
・今後、絵の仕事がしたいのであれば展示形態、どんな会場でしたいかまで考えて自分の方向性を示していく。
・今は描けなくてもこういう絵を描きたいという目標を具体的に持つことはとても良い。そこから描き始めて行けば良い。そしてそれに近付けるように方法を探して実行していく。

皆さんの作品です。









次回来年2月4日は恒例の課題です。
「絵話塾」のパンフレットを作って下さい。一枚物のポスターでもチラシでも冊子でも自由です。
絵話塾の過去の案内も参考にしながら挑戦して下さい。

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2016年12月3日(土)デッサン基礎クラス・タケウマ先生の授業内容

2016-12-05 16:19:35 | デッサンクラス
本日のタケウマ先生の授業は「主役」と「背景」の描き分けを学びました。
持参した雑貨を机に並べて、スケッチノートの見開きを使い先生の指示通りに描いていきます。



1.横並びに3点
2.3点が重なるように描く
3.3点が見切るように描く
4.「群集」と「個」を描く



この描き方でどんな効果が表れるのでしょうか。
1.は、真ん中が目立ちます。
2.では、一番手前が主役に見えます。
3.は浮世絵によく使われる手法です。画面から切れているお陰で、奥にあるものを主役と思わせてくれます。
でも、少ししか切れていないとその効果は薄いです。切れているものも、切れていても何かわかるように描くことも大切です。
4.は、「個」の方が目立ちます。「群集」は2.3よりも10.100とする方が差が出ていてわかりやすいです。

このように、主役にしたいものだけ違う描き方にしたり、それだけ色を変えると良いです。
主役を引き立たせるためにこう見せたい、と意志を持ち描くことが大切です。

続いて「構図」について。
配布プリントを参考に「距離」「密度」「角度」について見ていきました。

構図は心理描写を狙っています。
正面や真横は描き易いですが、角度を付けるだけでも表現の幅が随分広がります。
自分の描きたい好みで描いても良いです。

今度は、皆さんの持ってこられた雑貨をひとつに集合させて、見下ろした位置で描きました。



最後に講評会です。
描く時いつもすぐに見てすぐに描かず、対象をじっくり観察して全体を把握して、その上で描きましょう。
そうすると、見たままに引っぱられ過ぎずに、好みの描き方などに変えて描くことができます。



次回12/10は神戸ポートタワーに風景のスケッチへ出かけます。
宿題は、「主役」と「背景」がわかる絵を2点。人でも物でも良いです。
次回の屋外スケッチも晴れますように。


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