イラストレベルアップコース2回目の授業は、サタケシュンスケ先生が講師です。
まずはサタケ先生の自己紹介から。
元々、グラフィックデザイナーをされていて、イラストレーターになられて14年。
動物をデフォルメし、色数を絞ったシンプルなイラストを、得意とされています。
教材(ドリル)と動物のイラストとの相性がいいからか、教材系や育児系のお仕事が多いそうです。
最近では「アマビエ」のイラストを描かれて、書籍の表紙やグッズにもなっていましたね。
サタケ先生が初期(2003年)に描かれていたイラストから、2009年頃のイラストをスライドで見せていただきました。
初期は人物のみで内容のないイラストだったが、好きなイラストレーターのポスター等を真似て描いてみたそう。
試行錯誤しながらも、背景を描いたりテーマを持たせる絵が描けるようになっていたのだそう。
初期のイラスト
数年後のイラスト
過度にオリジナリティを追求すると、逆に仕事には繋がらなかったそうです。
「迷いながら表現を変えていったからこそ今がある。
なので皆さんも今決められなくても大丈夫、これからじっくり見つめていきましょう」
サタケ先生からのエールをいただき、皆さん「頑張るぞ!」という気持ちが湧いてきました。
サタケ先生の授業では、
・イラストを世の中に発信する(営業・展覧会など)
・仕事の進め方(お金の話など)
・デジタルツールを使う(PS・AI・iPad)
・自分で仕事をつくる(グッズ製作など)
気になるお話ばかりですが、お金の話は実例などを元にお話してくださるとか、
ここでしか聞けない貴重な内容もあります。
そして、本日のテーマが「自分のイラストレーションを知る」です。
自分の絵の特徴、苦手分野、絵以外で得意なものや詳しいもの。
イラストレーターとしての自分を分析してみましょう。
まずは思いつく限り書き出してみました。
「自分の絵はこんな絵です」と説明出来るようになるといいですね。
イラストレーターとして、仕事の依頼を受けることは大事です。
○○といえば○○という代名詞を自分の中に持つと、まわりにも認識されます。
また何か「検索ワード」を持つといいですよ。
後半は、実際に絵を描いてみました。
10代・20代・30代の人物を描き分けてみます。
年代によって衣服や持ち物が変わります。
動き(姿勢)にも変化を付けると分かりやすくなりますね。
サタケ先生のイラスト
イラストレーターは何でも描けるように、情報を収集しイメージを常にアップデートしておきましょう。
これから「イラストレーターに必要な力」を身に付けていきましょう。
イラストレベルアップコースの受講を迷われている方、今からでも大丈夫ですよ。
お気軽にお問い合わせくださいね。
次回の授業は、12月5日(土)山内庸資先生の授業です。