１２月８日（日）絵本ゆっくりコース・荒井良二先生の授業内容

「みんな久しぶり！元気だった？」今日で２回目の荒井良二先生の授業は和やかにお話から始まりました。先日までNHKで放送されていた荒井先生出演の「趣味Do楽」の話など。続いて冊子を使ったミニ絵本作りへ。荒井先生の指示に従って各ページに絵を描いていきます。まず始めに輪郭を描きます。人の顔、生き物でないもの、人以外の、それぞれの輪郭。その輪郭の中にその輪郭が考えていそうな○○○を描いて、一見バラバラに見える全ての絵を最後につなげる為に何とか関連付けて文章を書きます。そこまで出来たら最後にタイトルを付けます。作り進めるうちにだんだんコンセプトが見えてきましたよ。そうです、これは普段、絵本を考える時の逆を試みたのです！何だか不思議な感覚ですが、最後に自分のコンセプトがおぼろげに、少しずつ、見えてきました。このやり方で絵本を完成させるということではなくて、コンセプトを見つけるためのトレーニング。一見、遠回りのようですが、実は一番近道なのかも、と荒井先生。こんな方法もあるのですね！皆も偶然描いたものから面白いものが生まれていました！次回の荒井良二先生の授業は、来年2月2日から３月２日へ変更となりました。よろしくお願いいたします。

１２月１５日（日）絵本ゆっくりコース・土井章史先生の授業持ち物

◎12月15日（日）2～4時・5～7時　編集者・土井章史先生の授業では
「ダミー本、もしくは１枚絵」の講評を行います。

◎持ち物は、ダミー本、もしくは１枚の絵と筆記具です。

※土井先生の今年度の授業はこの日が最後となります。
よろしくお願いいたします。

※スポット受講（在校生、卒業生対象）、ご見学（体験受講）の方、?随時受付しております！?　興味のある方はギャラリーvieまでお問い合わせ下さい。

１２月１５日（日）絵本研究科・松田素子先生の授業持ち物

12月15日（日）11～13時　
研究科・松田素子先生の授業では、「ダミーの講評」を行います。

◎持ち物はダミー本です。

よろしくお願いいたします。

１２月１４日（土）イラストコース・福田利之先生の授業持ち物

12月14日（土）2～4時・福田利之先生の授業では「スノードーム」を制作します。
スノードームの形は、半円型です。
既に水とフレーク（ホログラムの粉）が入ったドームの中央にスリットがあり
絵や写真を入れるだけで作れます。

スノードームの大きさは、横が約9センチ、高さが約8センチです。
中に入れる絵、又は写真はもう少し小さめになるかと思います。

◎持ち物
・各自使いたい画材
・コラージュする場合は必要なもの（仕上がりが分厚くなる場合はカラーコピーして調整）
・スノードームキット代800円
以上です。

※スノードームキットを注文された方は、当日欠席の場合でもお代を頂きますのでご了承願います。
それではよろしくお願いいたします。

※スポット受講（在校生、卒業生対象）、ご見学（体験受講）の方、?随時受付しております！?　興味のある方はギャラリーvieまでお問い合わせ下さい。

１２月８日（日）絵本研究科・高科正信先生の授業内容

今日の高科正信先生の授業テーマは「昔話と物語のあいだ」です。まず、大人はなぜ、子どもに昔話や物語を読もうとするのでしょうか？というお話から。
昔話の『かちかち山』『３びきのこぶた』『つるにょうぼう』を読み聞かせていただきました。
高科先生が持参して下さった３冊の絵本。今、私たちが知っているストーリーと違っています。
本当は、昔話は残酷な内容も含んでいます。ここ20～30年で改編が進んでいるようです。本当はこんな話だったのか！と驚きました。残酷な場面はあっても、細かい描写はないので、子ども達は想像して聞くことができます。また、昔話は言い伝えで伝わったものも多く、作者不明な場合もあります。その為、著作権などもないので比較的自由に再話として作ることができるのだそうです。配布プリントを見ながら、赤羽末吉さんの絵本の描き方や、脇明子さんの物語については、どうして物語が子ども達に必要なのかを読んでいきました。次回の課題は、高科先生のテキストを15見開きの絵本に見立ててダミー本を作ってきて下さい。来年1月15日必着。よろしくお願いします。