絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2023年1月21日(土)イラストじっくりコース・おさないまこと先生の授業内容

2023-01-21 20:41:31 | イラストじっくり塾

今年のイラストじっくりコースは、本日からスタートです。

皆さんお元気でしたか?

 

おさないまこと先生の授業では、立体を制作します。

最終的には立体制作をした作品を撮影してカレンダーにしていきます。

今回は立体制作だけではなく、オーブン粘土を使って半立体のブローチも作っていきます。

オーブン粘土は乾くのが早いので、素早く整形しないとパリパリになるそうです。

お寿司を握るような感じで整形しましょう。

 

まずはこれまでに仕事で制作された作品を、生徒さん達に直接触れて見てもらいました。

たくさんの細かな立体作品がずらり。

登場人物だけではなく、背景などのセットも制作されています。

どんな素材を使われているか、制作や撮影の苦労話をお聞きしました。

昔話などのストーリーに沿った小道具だったり、教科書や子ども雑誌の付録で撮影したものであったり、

その小さな一つ一つが愛らしいです。

また、先生は立体制作だけでなく、背景や小道具なども全て手作りし、

最後に照明を当ててカメラマンと協力して撮影する形をとられています。

 

粘土はラドール(石塑粘土)という種類で主に使われていて、授業でも同じものを用います。

これには石の粉が入っており、紙粘土のような繊維質が入っておらず、きめ細かい粘土です。

本日はラフスケッチをして成形までします。

では、皆さんもラドール(粘土)を使って制作してみましょう!

立体を作るので、立体の形が分かるようにスケッチしてみます。

 

 

 

 

作りたい物がスケッチ出来たら、ラドールを柔らかくなるまでこねていきます。

ラドールは乾きやすいので、使わない時は濡れた布でくるんでおくと良いです。

 

 

腕や尻尾など細い部分を付ける場合は、針金を通します。

針金も鉄ではなくステンレスで錆びない素材を使用します。

 

次回の授業までに乾燥させて、次に研磨と着色をしていきます。

「立体は得意・不得意はあると思いますが「粘土」も「画材」の一つとして捉えて

平面作品と同じような感覚で制作していけば、もっと表現の幅が拡がっていくのでは」と おさない先生。

おさない先生の授業では、グループでカレンダー制作をします。楽しみですね!

 

絵話塾のガイダンス
2023年
1月22(日)・29日(日)
p.m6:00~
上記の日程で絵話塾の教室でガイダンス(説明会)を開催いたします。興味のある方・受講を考えている方でしたら誰でも無料で参加できます。受講に関して不安なことや迷っていることなど、どんな些細なこともお気軽にご相談ください。
tel.078-332-5808
メール kaiwajuku@galleryvie.jp


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2023年1月18日(水)絵本わくわくコース・WAKKUN先生の授業内容

2023-01-18 20:10:35 | 絵本わくわく塾

本日はWAKKUN先生の二回目の授業で、90×90センチの和紙に墨で絵を描くワークショップです。

昨日は1月17日、淡路阪神大震災の日でした。

WAKKUN先生も長田で被災され、当時のお話を聞かせていただきました。

震災から5年後、芦屋市立美術館で開催したライブペインティングでは、

もしあの時、自分が死んでいたら、子どもたちに何を残せただろうかと考えてみると、

空の上から娘や息子を見た時「お父さん、ボク達大丈夫やで!元気に歩いていくからな!」と

言ってもらえたら嬉しいと思って、タテ2メートル、ヨコ10メートルもの大きな紙に

「てくてく 歩く ボクたちは これからも しっかりとね 福の種まけ ボクらの前に ボクらの後に」と描かれたそうです。 

 

「描くものは皆違うけれど、一番大事なものは心の根っこの部分が宿っているかどうか」

WAKKUN先生は熱く語っていました。

 

まずはWAKKUN先生がお手本で描いて見せてくださいました。

力強く一気に描き上げました。

「家来の一人もいない王様」

人それぞれが主人公というテーマの絵です。

「凛」とした気持ちで描いているそうです。

WAKKUN先生が描いた絵は、ジャンケンで勝った人にプレゼントしますよ。

 

「上手く描こうとは思わず、愛おしいと思う気持ちを表現してください。今日の授業は、心の中にあるものを外に出す練習です」とWAKKUN先生。

 

描き始めはためらっていた方も、一筆描き始めるとすらすらと描かれています。

皆さん勢いがあっていいですね。

静かに丁寧に描くのもいいし、大胆に一気に描き上げてもいいですよ。

墨の濃い薄いも水で調整してくださいね。

 

完成したら発表します。

 

 

 

人それぞれ思う(表現したいこと・表現の仕方)ことは違います。

今日の授業では、心が動く大切な部分を、絵にして具体化するという授業でした。

 

次回の授業では、細長い紙に墨で絵を描きます。

お楽しみに!

 

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2023年1月15日(日)絵本ゆっくりコース・寺田順三先生の授業内容

2023-01-18 17:48:30 | 絵本ゆっくり塾

本日から今年の授業が始まりました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年初めの絵本ゆっくりコースの授業は寺田順三先生です。

自分が考えた桃太郎の三つのシーンを描いてくる課題が出ていました。

桃太郎のキャラを変えるのか、ストーリーを変えるのか、皆さんが考えた新しい桃太郎を発表していきましょう。

 

桃ではなく、みかんから生まれる設定では、みかんの房に子どもがいるので、一人ではなく沢山のみかん太郎が誕生します。

 

洞窟と思って進んだ先が鬼の口の中。

 

戦いの嫌いな桃太郎と鬼の決着は、恵方巻きの大食い対決。

 

桃太郎と鬼のラップ対決。

 

桃太郎は桃から生まれて、キジ・猿・犬と鬼退治に行くという話は分かっていても、

桃太郎やキジ・犬・猿の気持ちまでは知らない人が多いと思います。

桃太郎に関する書籍を読んで紹介してくださった方もいて、知らないことが分かり勉強になりました。

 

対決も戦いではなく、ユーモアで平和的な対決を考える方が多くて、ほっこりと楽しい発表でした。

 

発表の後は少し時間があったので、『注文の多い料理店』の登場人物やシーンの絵を描いてみました。

文章を読んで絵にしてみる練習ですね。

 

 

【課題】4コマで絵本を描いてくる 

文章を短くまとめて、ストーリーを4場面で考えてください。

オリジナルのお話でも既にあるお話でもいいです。

4枚の紙芝居のような要領で描いてください。

大きさや画材は自由です。

5月21日(日)の授業で発表します。

 

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