やまめの庭つくり

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旧古河庭園3

2008-10-15 | 庭園見学
しつこく旧古河庭園のことを書きますyellow24

今日は石造品特集ーalien

植治こと,小川治兵衛が作庭したという日本庭園には,灯籠がたくさんありました.

もちろん,治兵衛さんがすべて配置したかどうかはわかりませんが・・・
何となく古びていない感じだったし.

石灯籠,名前を知らなかったものについてdown,ウンチクなど調べようとしたのですが,ネットではなかなか探せませんでした.

今度師匠に資料をお借りして勉強したいと思いますpencil



up泰平型灯籠:どっしりとした形と蕨手が角柱のようにごつごつしている.竿は太く,節が3つ.古くから庭園で親しまれてきた形だそうです.



up松陰型灯籠:由来とかわかりませんase2





up濡鷺型灯籠:他の形式に比べて笠が厚く,むくりがない.「濡」を文字で,「鷺」を絵で表現するか,両方を文字で表す.
って,何故なんでしょう~alienquestion



up雪見灯籠.水辺に据えられることが多いらしいです.それにしても,左手の人物と比べてでかい・・・nose4
池や樹木だけとのバランスはいい感じだと思うのですが,何だか大きすぎやしませんかyellow7



upこの庭園最大の灯籠,奥の院型灯籠です.
写真だとわかりませんが,4mくらいはありそうでしたyellow12

道に対して横向いているような気もしますが,これでいいのかな?

奥の院型というのは,火袋に牡丹,唐獅子,雲,七宝透かしを中台に十二支を,基礎に波に千鳥か,波にウサギを掘ってあるそうです.奈良の春日大社の奥の院にあるものが本歌ということです.





up十五層塔:仏塔であり,日本でも塔婆と同じように用いられる.奇数積みが原則.
取れちゃってましたけど・・・alien

高く積めば積むほど,ありがたいものなんでしょうか?