昨日は朝6時前に自宅を出て,埼玉県の土呂駅にある,さいたま市大宮盆栽美術館に行ってきました
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RHSJのコンテナガーデニング専門講座の第6・7回講座があり,第6回は,江戸時代から170年続く老舗盆栽園,清香園の5代目当主,山田香織先生でした.
山田先生にお会いしたのは初めてでしたが,テレビ番組NHK趣味の園芸に出演されていたイメージと声も姿も全く変わらず,とってもさわやかで美しい方でした
ひとつ印象が違った点と言えば,趣味の園芸ではゲストの先生に対する聞き役のため,抑えた印象だったのに対し,今回は,盆栽家としてのご自分の想いなどについても語ってくださったので,自然と熱がこもった話し方をされていて,盆栽づくりへの愛情や情熱がぐいっと伝わってきました.
1月に盆栽美術館を下見を兼ねて訪れたときにヘッドフォンで盆栽観賞について詳しい説明を聞きながらじっくり見てきたので,にわかではありますが,意外と基本についてはわかったような気でいました.
が,そんな簡単なものであるわけがありませんでしたね.
「盆栽」というものは,盆栽家が表そうとしている世界観を何十年,何百年かけて創り続けてきたものであるということを改めて認識すると,日々の努力,想いの連続が現在の樹姿になっていることに気づきました.
繊細な小枝一本一本に,そこに流れる「時間」に,想いを馳せるようになります.
山田先生に,盆栽の鑑賞法を教えていただきました.
まず,樹の正面を見極める.
樹は必ず正面に向かって全体,または樹の上の方の枝が前傾しているそうです.
次に,樹の真ん中あたりの高さに視線を落として,自分が3センチくらいの大きさになったと想定して見上げること.
そうすると,その盆栽の世界観にすっと入っていけるそうです.
一盆一樹といいますが,盆栽家はその一鉢に大自然や美しい風景等を落とし込んで表現していきたいという思いで作り続けているので,鑑賞するときには,その世界観を想像し,盆栽家が表現したいと思った樹の美しさ,風景の空気感,光,温度等までも想像してみると,より楽しめるということです.
やまめも,美術館を見たり,山田先生の講義を聴いて,今までのチープな盆栽観(さざえさんのお父さん,波平が棚に盆栽を並べてチョキチョキと手入れしている・・・とか)が変わりました
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盆栽美術館館内 今月の一鉢 ~梅~紅筆
先端が尖っているツボミの形状と,鮮やかな紅色の色彩が,紅筆のようであることから.
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たしかに,梅のツボミはもっと丸いイメージですが,この樹は筆のような形
そういえば,梅やマツは,年月が経って長い時間を感じさせるものがひとつの価値だそうですが,老いて肌が荒れれば荒れるほど,割れたりめくれたりするほど素晴らしい事なのだそうです.
人間とは真逆の世界ですね~
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RHSJのコンテナガーデニング専門講座の第6・7回講座があり,第6回は,江戸時代から170年続く老舗盆栽園,清香園の5代目当主,山田香織先生でした.
山田先生にお会いしたのは初めてでしたが,テレビ番組NHK趣味の園芸に出演されていたイメージと声も姿も全く変わらず,とってもさわやかで美しい方でした
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ひとつ印象が違った点と言えば,趣味の園芸ではゲストの先生に対する聞き役のため,抑えた印象だったのに対し,今回は,盆栽家としてのご自分の想いなどについても語ってくださったので,自然と熱がこもった話し方をされていて,盆栽づくりへの愛情や情熱がぐいっと伝わってきました.
1月に盆栽美術館を下見を兼ねて訪れたときにヘッドフォンで盆栽観賞について詳しい説明を聞きながらじっくり見てきたので,にわかではありますが,意外と基本についてはわかったような気でいました.
が,そんな簡単なものであるわけがありませんでしたね.
「盆栽」というものは,盆栽家が表そうとしている世界観を何十年,何百年かけて創り続けてきたものであるということを改めて認識すると,日々の努力,想いの連続が現在の樹姿になっていることに気づきました.
繊細な小枝一本一本に,そこに流れる「時間」に,想いを馳せるようになります.
山田先生に,盆栽の鑑賞法を教えていただきました.
まず,樹の正面を見極める.
樹は必ず正面に向かって全体,または樹の上の方の枝が前傾しているそうです.
次に,樹の真ん中あたりの高さに視線を落として,自分が3センチくらいの大きさになったと想定して見上げること.
そうすると,その盆栽の世界観にすっと入っていけるそうです.
一盆一樹といいますが,盆栽家はその一鉢に大自然や美しい風景等を落とし込んで表現していきたいという思いで作り続けているので,鑑賞するときには,その世界観を想像し,盆栽家が表現したいと思った樹の美しさ,風景の空気感,光,温度等までも想像してみると,より楽しめるということです.
やまめも,美術館を見たり,山田先生の講義を聴いて,今までのチープな盆栽観(さざえさんのお父さん,波平が棚に盆栽を並べてチョキチョキと手入れしている・・・とか)が変わりました
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先端が尖っているツボミの形状と,鮮やかな紅色の色彩が,紅筆のようであることから.
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たしかに,梅のツボミはもっと丸いイメージですが,この樹は筆のような形
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そういえば,梅やマツは,年月が経って長い時間を感じさせるものがひとつの価値だそうですが,老いて肌が荒れれば荒れるほど,割れたりめくれたりするほど素晴らしい事なのだそうです.
人間とは真逆の世界ですね~
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