やまめの庭つくり

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鎌倉にて3

2015-06-22 | 造園
今日は夏至でしたね.

梅雨の晴れ間,今日も鎌倉でお庭のメンテナンスをしていました.

蒸し暑さがちょっとあるものの,風が涼しくて水辺は気持ちのいい空気に包まれていました.

前日の雨で湿っている木道からは山の香りがしてきました.

池の水はそんなに冷たくないのですが,周りの濃い緑のせいか,いつも冷たい水に見えてしまいます.

池の端から左回りに歩いてみるとこのような景色が見えます.





奥の壁にはシダがびっしり生えてきました.

見返すとこんな感じ.
崖の中間あたりから,大きなヤマユリの花がにょきっと顔を出していました.



初夏,花壇ではギボウシのほか,クロコスミアとモナルダ・ディティマが咲き出しました.
オレンジと赤,とても夏っぽいですが,全部咲くと,結構派手かもしれません・・・




そして今日見かけた生き物.

石組みをする師匠の背中から帽子によじ登った大きなモリアオガエルanimal10

水浴びに来た赤茶の中型の鳥.




よく見ると羽がフワフワしていて短いような・・・

ひな鳥?にしては大きいように思いました.なんという鳥なのか,また調べてみたいと思います.



鳥の名前,おそらく,「ガビチョウ」(画眉鳥)です.目の周りの特徴的な白い線が決め手かなと・・・

水浴びしているので,ちょっと羽の様子がわかりにくいものの,間違いないかと思います.
やまめは初めて目にした名前ですが,元々中国,東南アジアで普通にペットとして飼われている鳥で,色々な鳥や虫の鳴き声を真似する楽しい特技を持っているようです.

1970年代に日本でも輸入されたそうなんですが,羽の色が地味で人気が無くなり,遺棄や逃げたりした結果,繁殖しているようで,特定外来生物指定されてしまっています.
地上を走り回って昆虫や果実を食するとか.
野鳥ではないので野鳥図鑑には載っていないそうです.

確かにお庭のメンテナンスをしていると,これまで聞いたことがない鳥の鳴き声が結構聞かれるのですが,それがガビチョウの鳴き声なのかも.
色々な種類の鳴き声で(しかもきれいな声kirakira2)楽しませてくれるなんて,お得!?