今朝,庭のクリスマスローズの花を採って,発泡スチロールの容器に浮かべてみました.
自分でも驚きましたが,いつのまにか14種類くらいに増えていました
園芸店で売られているクリスマスローズ苗には,花の特徴がタグに書いてありますよね.
文字だけだとピンと来なかったのですが,こうしてみるとよくわかります.
右上のダークネクタリー.雄しべのまわりの花びらが蜜管となったものをネクタリーというそうです.黒やワインレッドやグリーンは,個性的な印象です.
右下や左下は,スポットのあるセミダブル.蜜管になった花弁がまた花びらになろうとしているような状態といっていいのでしょうか.
八重のものはダブル.花びらではなく萼片なので何ヶ月か放置しても変化が少ないですが,色はだんだん萼本来の緑に戻っていきます.
ネクタリーは本来花びらなので,タネが出来る頃は散ってしまうことに.
だからタネと萼片しか残っていないんですね~.納得
組み合わせを変えてみました.
色々なタイプをこうやって並べると,俯いて咲いているときとは全然違う表情です.
左下2つのころんとした花は,‘ボッコネイ’.
ミカンの香りがします
その右の覆輪は,ピコティといいます.
剣弁と丸弁でも花の印象がかなり変わりますね.
花の表と裏の色が違うものはバイカラー.
庭で株全体を鑑賞するのもいいのですが,たまには一つ一つの花をじっくり見るのもいいものです.