今日は高速バスで天神(福岡市中央区)へ。
途中、バスの中から筥崎宮(福岡市東区)のお潮井浜(おしおいはま)を眺めるのが好きだったりします。
福岡都市高速道路は部分的に海上を通っており、高速バスからだと普通車から見るよりもさらに高い視線となりますので、よく見えるんです。
走っている高速バスの車内からケイタイで撮ったので、ブレはご容赦ください。
赤い鳥居と松並木が見えます。
筥崎宮のお潮井浜です。
都会のオアシスって感じ。
参道はとても長く、この写真の位置では筥崎宮の楼門さえ見えません。
■『源氏物語』に登場する“筥崎宮”
「筥崎八幡宮」とも称し、宇佐・石清水とともに日本三大八幡宮として知られています。
佐賀県唐津市の鏡神社と同様に、玉鬘と乳母一家が筑紫滞在中に帰京と幸福を祈念した神社です。
当サイト内こちらもどうぞ。
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源氏物語ゆかりの地をめぐる 松浦なる鏡の神 鏡神社
天神(福岡市中央区)に到着後、向かうは赤坂へ。
日本女子大学生涯学習センターの
福岡サテライトで、 講座「『源氏物語』の女君」を拝聴しました。
全2回の講座で今回は“藤壺中宮”。
講師は、高野晴代先生です。
東宮(のちの冷泉帝)の母として、子を守ろうとする藤壺中宮の生涯を改めて見つめることができました。
拝聴できてよかったです。
この講座は東京で開催されている講座を生中継でリアルタイムに、札幌・福岡のそれぞれのサテライトで受講できるというハイテク(?)な講座でした。
このような受講の仕方は初めてのことでドキドキでしたが、福岡サテライトでは、アットホームな雰囲気でリラックスして楽しく受講できました。
質疑応答も画面を見ながらマイクなしでできて、これにはびっくり
次回の“朝顔斎院”も楽しみです。
高野先生、ご一緒に学ばれたみなさま、ありがとうございました。
福岡にいますと、源氏物語に関する一般向けの講座は滅多に行われず残念に思っていましたが、今日のライブ中継での講座を受講したことで、今後、地方都市に住んでいても学べる可能性が広がるのではないかと感じたのでした。
おすすめ本
「絵本源氏物語 石山版」(発行:石山寺)
石山寺蔵の『源氏物語画帖』の源氏絵色紙を収録されています。(モノクロ印刷)
第七帖の<紅葉賀(もみじのが)>では、若宮(のちの冷泉帝)を抱いた桐壺帝に対面する光源氏。そして御簾の中には藤壺が描かれています。
また第十帖の<賢木(さかき)>では、逃げようとする藤壺中宮の衣装とともに長い黒髪をとらえる光源氏、という緊迫した場面が描かれています。
お求めは、石山寺 または 10月18日(日)まで北九州市立美術館で開催されている
「石山寺の美 観音・紫式部・源氏物語」展でどうぞ~。
「源氏物語作中人物事典」のページや「源氏物語年立」のページ、「源氏物語作中和歌一覧」などお役立ちのページ満載です。
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