金沢の観光スポットレポート その661(No.1000)
◇金沢の桜2017 その18 兼六園 ⑦
日本三名園のひとつで、桜の名木が多いことで知られており、ソメイヨシノやヤマザクラ、サトサクラ、ヒガンザクラ約410本の桜が園内を彩ります。園内の桜の分布はヒガンザクラ約80本、ソメイヨシノ約200本、ヤマザクラ約40本、
サトザクラ約50本、その他約50本となっている。(2013.3現在資料)
27)旭桜(あさひざくら)
初代の旭桜は、白山地方のヤマザクラの大木で、園内第一の老樹であったため大桜と呼ばれていた。 かつて、この桜を兼六園に運ぶために、道筋の50件の家を取り壊し500人の人夫がかかったという。 しかし、昭和12年頃に枯死し、現在は2代目。 ソメイヨシノなどの花びらが散った頃に、旭桜が満開になる。
4月14日に撮影の撮影では一部咲いていたが、15日、16日が夏日の陽気で一気に咲いたものと思われ、翌17日台風並みの強風、18日に行きましたら、ほぼ散っていた。今年は満開を見逃した。
■写真は旭桜(4/14)
■写真は旭桜(4/18)
■写真は昨年の旭桜(2016/4/10)
28)兼六園熊谷桜(けんろくえんくまがいざくら)
山桜の園芸品種で、学名も同じで開花は4月中旬頃。ソメイヨシノなどよりも1週間ほど遅い。中輪一重で、紅鮮やかな緋桜。満開時には枝を取り巻いて牡丹の形のように咲くところから、牡丹桜の異名がある。水戸藩から贈られたと伝わり、樹齢300年といわれている。現在はひこばえが育ち、花をつけている。
■写真は兼六園熊谷桜(4/18)
29)熊谷桜(くまがいざくら)
千歳橋近く茶店の前にある熊谷桜、兼六園熊谷桜と同じ時期に咲く。
■写真は熊谷桜
30)詭弁桜(きべんざくら)
瓢池の夕暮れ橋の夕顔亭側にある。
■写真は詭弁桜(4/14)
(つづく)