かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

相模国分寺跡

2010年01月14日 | 旧ブログ記事(文化財関係)
 昨日書いたように、今年の元旦、長者ヶ原廃寺跡の整備の参考にと思って相模国分寺跡に行きました。建物の基礎部分である基壇を復元して、芝張りというオーソドックスなものでした。長者ヶ原廃寺跡も同じような整備を考えているので、参考になりました。

 もうひとつkaneurikichiji が興味を持っていたのは、遺跡から離れた場所に推定復元の3分の1の大きさで建てられた七重塔です。

 七重塔は観光のシンボルとして海老名観光協会により海老名中央公園に建設されたようです。現在では大型複合商業施設ビナウォークに囲まれてしまっていて、遠くから見えなくなってしまっているのは残念ですね。

 こうした復元建物を建設するのは遺跡を管理している行政が主体になることが多いのではないかと思います。けれども相模国分寺跡の七重塔の場合は、観光協会が中心になったようです(行政も関わったとは思いますが)

 こうしたことは実際に足を運んでみないと分からないものです。そうした意味で、現場に実際に足を運ぶことはやはり大切だと改めて実感しました。

 また、「国分寺そば」というおそば屋さんがありました。道路を隔てたすぐそばにあって、名前通りで笑ってしまいました。そば好きとしては入ってみたかったのですが、さすがに元旦だったので、お休みでした。また今度行くことにします。


七重塔の復元基壇。この上に高さ65mの七重塔が建てられていたようです。後ろのマンションよりも高かったのではないでしょうか?


復元された七重塔。こうしてみるとそれほど違和感がないような・・・・


「国分寺そば」の看板。最初は???でした。
コメント
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