かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

ホントは地形図上では・・・・

2012年03月08日 | 旧ブログ記事(長者ヶ原廃寺跡・衣川関係)
 このブログで何度か紹介している束稲山。

 実は、遺跡から東に見えるあの山は、正しくは束稲山ではありません。

 
赤線の下の部分はラクダの背中のように窪んでいて、その向こうに見えるのが地形図上の束稲山。

 上の写真をご覧になればお分かりかと思いますが、地形図で束稲山とされているのはその背後の山で、遺跡からはホンのちょっと、下の写真の赤線で囲まれたしか見えません。


地形図ではこんな感じ。長者ヶ原廃寺跡から見えるのは緑線の左側と赤線で囲まれた部分。



 この写真は職場から撮影したもので、束稲山を北西方向から見るとこんな感じ。

 長者ヶ原廃寺跡からよく見えるのが緑の矢印の山(無名峰)で、束稲山は青の矢印。

 東西に並んでいるのがよく分かると思います。

 西行が束稲山の歌を詠んだのは平泉です

 手前の山と束稲山の並びは、上の写真とは左右逆になりますが、同じような感じで見えます。

 西行は手前の山も含めて「束稲山」と詠んでいると思うのですが(再現CGでもそうなってます。ここをご覧下さい)、どうして手前ではなく奥の方の山を束稲山としたのか・・・・。

 調べて分かったら、ここで報告します。
コメント
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