川端康成の碑を見に行った時のこと。
隣にある展望台のそばに、みたことのない石柱が。
平面は八角形で、上面には金属製の鋲が打ち込まれていました。
側面には金属製のプレートがあり・・・・
「菱形基線測点」と記されていました。
「建設省国土地理院」とあったので、なにかの測量のためのものだとは分かりましたが、見たことも聞いたこともなかったので、帰宅して調べてみることに。
で、分かったのはこの他に3つ、同じような測点があり、4点どうしの距離を測定し、それらに囲まれた面積を求めるための、観測点だということ。
そして、長期間何度も記録し続けることで、地球の歪みを知り、地震予知に活用していたのだとか。
観測点が4つあって、平面形が菱形だったので、菱形基線と呼ばれていたようです。
菱形基線は、全国に16か所しかなく、この菱形基線(水沢)は日本列島最北のもの。
ただ、現在は電子基準点が全国に整備され、GPSによって観測されるようになったため、この測点は使用されなくなったようです。
この観測点は岩谷堂で、他の3点は法雲寺・羽黒堂・見分森。
残念ながら、金ケ崎町の法雲寺観測点は現存しないようですが(詳しくはココ)、羽黒堂・見分森は現存するようなので、そのうち確認しに行きたいと思います。
それにしても、川端康成から地殻変動を観測する歴史に行き着くとは思いもしませんでしたが、知らないことを知ることは、やはり楽しいものですね。
隣にある展望台のそばに、みたことのない石柱が。
平面は八角形で、上面には金属製の鋲が打ち込まれていました。
側面には金属製のプレートがあり・・・・
「菱形基線測点」と記されていました。
「建設省国土地理院」とあったので、なにかの測量のためのものだとは分かりましたが、見たことも聞いたこともなかったので、帰宅して調べてみることに。
で、分かったのはこの他に3つ、同じような測点があり、4点どうしの距離を測定し、それらに囲まれた面積を求めるための、観測点だということ。
そして、長期間何度も記録し続けることで、地球の歪みを知り、地震予知に活用していたのだとか。
観測点が4つあって、平面形が菱形だったので、菱形基線と呼ばれていたようです。
菱形基線は、全国に16か所しかなく、この菱形基線(水沢)は日本列島最北のもの。
ただ、現在は電子基準点が全国に整備され、GPSによって観測されるようになったため、この測点は使用されなくなったようです。
この観測点は岩谷堂で、他の3点は法雲寺・羽黒堂・見分森。
残念ながら、金ケ崎町の法雲寺観測点は現存しないようですが(詳しくはココ)、羽黒堂・見分森は現存するようなので、そのうち確認しに行きたいと思います。
それにしても、川端康成から地殻変動を観測する歴史に行き着くとは思いもしませんでしたが、知らないことを知ることは、やはり楽しいものですね。