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ダッチの触媒機でも調理はOKだ

調理に適した薪ストーブ? のつづき・・・

結論からいうと、表題の通りだ。
薪ストーブでの調理についてはアンコールに分があるのは間違いないけれど、ダッチウエストのフェデラルコンベクションヒーター、つまりFAシリーズの225,265,285でもちゃんと調理ができそうなことが判ったのだ。

巡航運転に入り本体が十分に温まってさえしまえば、ストーブトップに調理に必要な有効温度が期待できるということだ。 トップの画像は燃焼安定時のFA225の扉に付けた温度計の表示で、300℃前後を指している。 この時のキャタリティック温度計は650℃だった。 そして天板各所の温度を測ってみると・・・

一番熱いのが煙突口元とキャタリティック温度計の間付近で、ご覧の通りの350℃もあったし、キャタリティック温度計の両サイドはというと250℃前後あった。

キャタリティック温度計の手前側が一番低い温度で190℃程度という結果だった。 温度計の前後左右でこれだけ温度のばらつきがあれば、トップでスキレット等の位置をずらすことで火力調節も十分可能な訳で、これならば炒め物、焼き物だって調理ができてしまうというものだ。 さらに一段低くなったところでは160~170℃とさらに低温域も確保できる。 これは薪ストーブトップ熱を利用した調理温度としては、もう完璧だ。 1つだけ残念なことはといえば、アンコールと違って天板に段差があること、フラットでない分だけ使いにくいと思う。

それと、問題は最大熱量で、これは触媒がベストに働いた状態でしか得られないということだろうか。 いっそのことリフラクトリー(二次燃焼室の白い軟質セラミック?カバー)をとってしまえば、高温も短時間で得られやすくなると思うけれど、果たして、そんな高温にさらされることに耐えられようものなのか? 興味があるなら、飽くまでも自己責任でやってくださいね(笑)

昔のコンベクションの天板は1枚物ではなくて2ピースだった。 一番高温になる場所、ちょうど触媒の真上に当たる部分、ここに1枚鋳物が別に付いていた。 そう、高温調理を前提のクックトップだ。 その頃は恐らくリフラクトリーはなかったんじゃないかと思う。 けれど、もしも熱で歪んでしまったら、その部分だけをパーツとして交換してやりゃ安く済んだ時代のことだ。 また復活してくれればいいのになぁ~


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