薪ストーブ暮らしが大好きでブログ書いてます。
燃焼のこと、薪作りやメンテナンスのこと、そんな写真と駄文で毎日更新!
薪ストーブ|薪焚亭
ほしいものは 何?
物事の個人的な評価として、嫌い! というよりは 好きじゃない! と言った方が無難なことが多い。 ボクは正直者なので、ついつい 嫌い! と言ってしまうことが多く、まさに人生における 口刃 だなと痛感、いつもあとで後悔してたりするものだ。 性格というものはそう簡単に直るものではないからだ。
画像は先日 ケリーケトル で遊んだ時のものだ。
・
・
・
欲しい物があったら働いて買ったらいい! 12年前に他界したおふくろが11歳の時のボクによく言っていた言葉だ。 欲しい物は山ほどあった訳ではないが、どうしても欲しいと思う物はその時々に存在した。 だからボクはその教え通り実行した。 36年前の11歳の夏に新聞配達をしてコダックのインスタントカメラを買ったのが、欲しい物=労働の対価 の第1号になる。
学校給食はボクにとっては大変なご馳走で、大好きで毎日お昼が待ち遠しかった。 食べ残しなんて絶対にありえないことだった。 休んだヤツの分まで率先して食べた。 保健室に行き毎日のように身長を計った。 とにかくデカくなりたかった。 もちろん掃除は嫌いだったから現場監督的な週番の役目は喜んで引き受けた、と言うか、自発的に買って出た。
そんな楽しい美味しい学校から帰ると、今度は味噌おにぎりをオヤツに食べている友達が羨ましかった。 ボクは5歳の時からずっと鍵っ子だったから、当然ボクにはオヤツなんて無かったからだ。 でもそんなこと、ボクの境遇は珍しいことじゃない。 戦後間もない頃ほどではないにしろ、多少の差はあれ日本中が、大多数の日本人がまだ貧しかった時代だからだ。 たぶん今の中国の農村部みたいなものだろう。 とにかくボクは全てに飢えていた、というか、つまりはハングリー精神そのものだったように思う。
あれから幸いにして30数年の時は流れ、ボクは人の親になった。 いや、なることが出来た。 子供と一緒に成長する道を選んだ訳だ。 よい時ばかりじゃないことは知っているけど、そうね、時代の所為にしたくはないけれど、正直ボクは子供たちがとても心配だったりする。 裕福? 飽食? な時代の日本で生まれ育った彼らは、そうでない国の子供達のハングリー精神むき出しのパワーと対等に渡り合えそうにないではないか?! ハングリーさは、そのスピリットは、教えて身につくようなものじゃないことは親であるボクが良く知っている。
やがて間違いなく子供たちよりボクは早く死ぬのだ。 果てさて? 彼らはちゃんと生きていけるのだろうか? だからと言ってボクは必要以上に心配、と言うか、過保護ではないし、悲観している訳でもなく、ただ、時代の、世代のギャップにボク自身が勝手にカラ回りの、戸惑っているだけなのかも知れない。
いつも駄文にお付合いありがとーございます!
今日も人気ブログランキング 1クリックを何卒よろしゅうです。
薪ストーブ情報なら firewood.jp と 薪ストーブワールド
コメント ( 2 ) | Trackback ( )