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小割りをせっせと作ってるのは何のため?



今は小割りをせっせと作ってたりする。
どうしても必要に迫られれば、めんどくさくてもやるしかないのだ。

ビニールハウスから拾ってきた木っ端の量には限りがあるからね。


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割り箸よりも少し太めで、ジェンガと同等か、それよりは細いような短い薪を、
焚き付けに使うためのものなんだが、暇さえあれば割っている。

それがあれば、薪割で出た木っ端を少し足すだけで着火がスムーズになる。


アンコールやデファイアントを焚いてるだけなら、そんな小割りは必要なかった。
ダンパーを開けて薪を組み、クリスピィを下に置いて火をつければ簡単に焚付できたからだ。

そんなやり方で15年、すっかり杜撰なスタイルが定着してしまってたんだが、
ヒタのオーブン付き薪ストーブ、ロギを焚くことになって、変えざるを得なくなった。




最初はいつも通りのやり方で、僅かな小割りと中割りで薪を組んだ下に着火剤を置いて、
55Hの時のようにドアを少し開けて焚いていたんだが、何度やっても上手く行かなかった。

どうしても冷えたガラスが結露して、そこに煙の煤が付着して汚れてしまうのだ。
焚き上げれば汚れは焼き切れてしまうが、結露の跡が白く残ってしまい気に入らなかった。

ガラスの汚れには神経質、て言うか、クリアなガラスに拘る性質なのでね(笑)

ドアの隙間から煙が漏れるのを嫌って、
直ぐにドアを閉じてしまうから、余計に結露しやすくなり汚れてしまう。

薪の組み方を変えたりして、2日間がんばってみたが結果は同じだった。

炉内での煙の流れ方を観察していると、炉床で燃えてる薪の煙をガラスを伝って下りてくる空気がバックパネルに押しやって、それが今度はバッフルへ上昇すると再びガラスに向かって来る。

水蒸気を含んだ煙が冷えたガラスにぶち当たり結露して曇るのだ。

なるほど・・・

それならばと、これまで無縁だった上から着火を試してみた。
ダンパー機ではメリットを感じられなかったし、木っ端を多く使う割りに火の回りも遅いしね。

結果は予想通りだった。

バッフルに近い位置で燃焼すると、煙は遠回りせずにガラスに向かうんだが、
流れが弱くガラスに当たることなくバッフルの端部から煙突に吸い込まれてくれるのだ。

そうすることでガラスは徐々に温められ、結露しない温度になる。

焔が大きくなるまでの時間はかかるが、
ガラスが結露することもなく、キレイなままで焚き上げることができた。

ロギには上から着火が合ってるし、それしかないね。
たぶん、ロギに限らずバッフルのあるクリーンバーン機は、そうなのだと思う。


と言うことで、冒頭の小割りをせっせと作ってることに繋がる。




こっちも面倒見てやってください。



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