「片麻痺お気楽日記」左半身麻痺 主婦の日記

産後の脳出血での左半身麻痺主婦。日々の生活や、半身麻痺さんへのお役立ち情報等。

生きていればこそ

2005年10月04日 10時21分22秒 | 生きる
昨夜、「夜回り先生」の水谷さんの特番を観た。
先生の活動の中身の重さに、体験の大きさに
ただ、ただ、打ちのめされるだけでした

「死ぬなよ」と何度も子供達に言った先生。
でも、先生と関わりのある子供達22人が亡くなっているんだそうです。
「全員、私が死なせた」と仰る先生。

年間3万人を超える自殺者が出る今の日本。
私は、訳も判らん間に死ぬ所だった人間です。
意識が戻って思ったのは、「今度、本当に死ぬ時は、苦しんでもいいから、
死ぬんだと判って死にたい。身近な人にお礼を言って死にたい」って事でした。
でも、これは自殺は想定外です。論外です。
でも、今、世の中には、自殺したい程、苦しんでる人が大勢いるんです。
病気して、身体が不自由になって、“自殺を考えた”こともあります。

生きていても仕方ないって思っていた時期がありました。
家族の存在が、私を奮い立たせてくれました。
でも、正直な気持ち、家族の思いが負担に感じられたのも事実です。

でもね、思うんです。生きてさえいればいいって。
生きていれば、明日が来ます
明日が来れば、また違う日を過ごせる可能性があります
新しい出会いもあるでしょう。良い事ばかりじゃないです。

でも、生きてさえいれば、何とかなるもんです。
私も何とかなりました。

昨日の水谷先生の言葉…。“子供を褒める”これは耳に痛いものでした。
とても考える事の多い時間でした。
水谷先生のご健康をお祈り致します
コメント (1)