「片麻痺お気楽日記」左半身麻痺 主婦の日記

産後の脳出血での左半身麻痺主婦。日々の生活や、半身麻痺さんへのお役立ち情報等。

「片麻痺になった事を受け入れられない」ということ

2011年05月10日 21時17分38秒 | 片麻痺あるある

今は雨が降っています台風の影響のようですね
少雨で水不足だったので、恵の雨になるようです

連日、多くのアクセスをして頂きありがとうございます
なるだけ“読んで良かったな”と思ってもらえるような内容を
心掛けてはおりますが…拙い物で申し訳なく思います

昨日のアクセス解析での検索キーワードのトップが今日の題名です。
これで検索をしてヒットした中に、ポリオ(小児麻痺)でお身体が不自由なのに
施設の職員をされている方のHPのエッセイの記事に行き着きました。

先日、幼い時の病気で片麻痺になった娘さんの事でメッセージを下さった
お母様がありました。その娘さんは、自分の身体の事は気にせず元気なのに
親として、娘さんの先々の事を心配なさるお気持ちがビンビン伝わります

私は自分が中途障害者になった訳ですが、このお母様の立場だったら
今のように楽しく生活出来ていたかわかりません

ここで先ほどのポリオの方のご意見をご紹介します。
片麻痺になって、二、三年の人が、どうして素直に自分の障害を受け入れられようか・・・
その心情が痛いほどわかりもするからである。

 でも、もう一つ思うことは
健常者であったときに、障害者と一度でも接したことのある人・・・
関心を持ったことのある人は、障害を受け入れやすいのではないかとも感じる。
障害者を差別とまでいかなくても、自分とは無関係と思って暮らしてきた人は、
自分が障害者となったことがかなり許せないだろうと思うのである。」
これは、痛い所を突いた意見だな、と思いました。

私自身10年程前に市の障害者自立支援センターの立ち上げに
関わった事があり、中途障害・生まれつきの障害、
視覚・聴覚・体幹麻痺…と多種多様な障害の方と知り合いました。
その時に、大きな障害者という枠の中で、その障害を比べる現実を知りました。

生まれつき障害を持ってる方は、他と比べるという事を
あまりなさらないように思いました。
先の文章の中の“自分が障害者となった事が許せない”の所は、
“認めたくない”のだと思います。
生まれつき、又は幼くして障害を持った方は、
“許せない”とか“認めたくない”と考える前に
自分のやれる事をやって来て、障害のある状態を意識・特別視していない
のだと思います。

今日のタイトルの「片麻痺になった事を受け入れられない」ということ…
については
片麻痺さんは誰しも経験なさることでしょう。病状・後遺症が皆違うように
その人の発症までの生き方・考え方にも違いがありますから、取説のように
「受け入れるまで〇〇〇です」みたいには行きません。
ここを読んで下さる方は、ご家族・近しい人が片麻痺というケースも多いです。
立場も違うので、教科書みたいには行かないけれど、先行く仲間として、私の経験を生かして下されば…という思いでブログを書いています

実は、去年ご主人から相談のメールを頂き、後にご本人の奥様とメールの
やり取りをして最初は後ろ向きだったご本人が「今は幸せです」と
昨日メールを下さいました

「片麻痺が受け入れられない」とお悩みの片麻痺の方へ。
あなただけが悩んでるんじゃありません。
でも、あなただけが苦しいんじゃないです。
周りの家族・近しい人も皆、悩んでるんです。
発症前と全く同じとは行かないけれど、それに近い暮らしを
楽しんでる人も多いのだと知ってください。
先が見えない時、星空を見上げましょう
この広い宇宙の中で生きてる奇跡に感謝しましょう

過去記事も読んでみて下さいませ
なんだか、物凄く長くなって…おまけにとりとめのない内容になりました。
ご精読感謝致します

明日で、東日本大震災から2か月ですねまだまだ時間はかかるでしょうが、
被災者の皆さんを応援し続けましょう諦めない
明後日は、長男の誕生日だった…27歳か…早いなぁ

余談ですが、夫が娘のお下がり(お上がり?)のPS3のゲームに悪戦苦闘中ゆえ、こうしてパソコンに向えました

宮城の秀さん、これを読まれたら、連絡くださいませんか?

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