昨日の続きです。
娘宅での団欒を愉しみ、帰宅するときに気が付いたお財布の忘れ物。
本当に慌てました。
中三になる孫息子K君の私を見つめる不安そうな顔が印象的で、今も忘れられません。
心配をかけてごめんね。
そのお財布、運が悪ければ盗まれて私の手元には戻ってこないでしょう。
いつも私は数万のお札をお財布に入れています。
カードも銀行用はじめ、その他幾種ものカードが入っています。
失うことを想像するだけで、顔が青ざめるような恐怖でした。
買い物をした大手スーパーは娘のマンションとは道路を挟んで隣接しています。
ですから数分で、置き忘れた場所に着きました。
心当たりのベンチの上を見ましたが、もちろんありません。
高鳴る心臓の鼓動をやっとの思いで沈め、スーパーの受付のカウンターに行きました。
そして黒いお財布の入ったトーチバッグの届け物がなかったか尋ねた私です。
ありました!ありました!
泣きたくなる程嬉しくて・・・。
但し身分証明書になるものを提出してくださいと言われ、途方に暮れてしまった私。
その様なものは持ち合わせていませんでしたから。
すべてお財布の中です。
でも良かった!
買い物をしてまだ数時間しか経過していませんでしたから。
お財布の中にあったレシートとスーパーのカードで私が本人であることが確認できたようです。
お財布が無事に私の手元に戻り、その安堵は言葉では言い尽くせない程。
これにて無事に一件落着でした。
今回の出来事で、とても反省したことがあります。
高齢の身の私はいくら気を付けても、また同じ失敗を繰り返すかもしれません。
ですから、今後はお財布に納めるものは最小限にとどめるようににしようと。
そうすれば万一失くしても、事後処理が簡単になり、失うものも最小限で済ませられますから。
でも日本人で良かった。
落とし物が無事に戻るのは、我が国ならではの事でしょうから。
いつかテレビで、外国の方が同じ思いを経験し、日本人の親切に驚き感激している様子を映した報道を目にしたことがあります。
婿のHさんは
「都心だったら分かりませんよ。
この地域だからですよ」
と言いましたけれどね。
バスの営業所で紛失物として手渡された小物類
バスの長椅子の上に置き忘れていました。
乗車したこの時、無料パスが見つからず私は大慌てしました。
確かに私が住む地区は、治安が良くて安心して暮らせる町との評判はとても高いようです。
私は落し物が無事に戻ってくる経験を何度もしています。
それを受け取るために区の警察署に出かけたことも。
バスの出張所に出かけたことも。
バスの出張所では紛失した物を手渡されたとき、余りに感激。
狭心症の発作が出て、コップ一杯のお水を所望し飲ませていただきました。(笑)
これからは本当に気を付けなければ。
私の経験では、何か慌てたり緊張したリ、集中しすぎた直後の気の緩みが危険です。
この様な時は特に気を付けようと思いました
だからと言って心配し過ぎるのも禁物。
自分に自信を持って、溌溂と前向きの心で暮らせる高齢者でいたいものです。
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