先週からガーデニングを本格的に開始。
とは言っても、私のガーデニングは、お子様でもできるような単純な庭作業に過ぎません。
唯一、一生懸命に配慮することは、植え付けの際のデザイン。
色の調和、バランス、その他いろいろ気を遣いますが・・・。
購入する時は適当に選んでしまうので、思い通りの姿にはなかなかなってくれません。
それに年齢的にも、そろそろ限界に近づきつつある感じ。
長時間の作業はとても無理。
但し腰は丈夫なので、その点は助かっていますが、一時間近く集中するとぐったり感に見舞われます。
今回は首が応えました。
前屈みになってする作業だからでしょう。
ですから少しずつ、を旨とし、4~5日かけて植え付けを完成。
そんな感じです。
初孫のR君の誕生を待ち望んでいる時、急に思い立ち、庭のリフォームをしました。
二十数年前のことです。
最初は百万の予算でしたのに、夢が膨らみ、とんでもない経費が掛かってしまいました。
工事に取り掛かる前に図面は完成していました。
ところがその後、私が心に描く庭のイメージがどんどん変わり・・・。
担当のガーデナーさんが、私の気持ちが煮詰まるまで、工事を一月ストップ。
そんなこともありました。
夢を追い続け、それを実現しようと、情熱を精いっぱい注いで完成にこぎつけた今の庭。
スケールはまるで違いますが、自分で見取り図を描き、その通りに建ててもらったマイフォームの時と、思いは同じでした。
工事中に、やはり私の気持ちが変わり、一部設計を変更してもらった事も。
若かったからこそ、安易に妥協することなく注げたその情熱。
今の私には、そんな情熱も気力もありませんから。
若い時に頑張って良かった。
その努力と苦労が、老後の今の暮らしを豊かに潤してくれている。
そんな気持ちでいます。
庭に関する私が出合った大好きな言葉を、最後にご紹介します。
「庭には何か貴重な宝物が隠されている」といったのは技術経済学者、ジョセフ・バジール教授である。
人々はその宝物を求めて、木を植え、花壇を作る。庭のない人にとってはベランダの花や盆栽が宝物の代用となる。
宝物は土の中に埋まっているわけではない。草むしりに汗を流し、五月の雨に濡れる幼い苗木の緑、その葉の色の移ろいをたのしむ行為そのものが宝物なのだろう。
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拙いブログをお読み下さいまして、本当にありがとうございました。