ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

【観劇メモ】空のハモニカ ・・・「てがみ座」通し稽古

2013年07月30日 | 演劇

 

ひょんなことから、シアターコクーンで、
市川海老蔵さんの「コクーン歌舞伎」の臨時スタッフをさせていただくことになった。

プログラムを販売したりするお仕事だ。

2日以上お手伝いすると、報酬として舞台を見せてくださるという。

このお仕事のシフトを組んでらっしゃったのが、「てがみ座」という劇団を主宰する
長田育恵さんとおっしゃる脚本家の方。

当日の打ち合わせのメールの中で、職業を聞かれたので、建築士であることを告げる。

すると、8月1日からの公演の舞台の美術の方が、建築士ということもあり、
「通し稽古を観にきませんか?」とお誘いいただいた

行かせていただきますとも

通し稽古最終日、
「図面を見ながら、セットについてもご説明しますので、15分前にいらしてください」
との、いたれりつくせりな心配り

全部で7~8人が当日見学に来ていて、長田さんはそれはそれは丁寧に、
舞台美術で表現したいこと、照明や、オブジェの持つ意味、舞台への想いなどをお話し下さる。

この日は、簡単な舞台セットと、音響はあるが、照明などは明るい蛍光灯のまま。

金子みすずさんが、女の子を授かってから、自ら命を絶つまでの日々を描いたお芝居。

女性が社会に進出していくのが、果てしなく難しかった時代、
強く、静かな思いを胸に、詩を書き続けたみすずが、ついに力尽きるまでを、
淡々と、穏やかに描いている。

どろどろとした思いが渦巻くはずの物語が、優しい雰囲気になっているのは、
長田さんの人柄のあらわれだろうか・・・。

煌々と明るい蛍光灯の下でのお芝居に最初は少し違和感を覚えたけれど、
途中からはすっかり入り込んで、あっという間に2時間がすぎた

舞台美術も素敵な感じなので、ぜひ、本番も観に行こうと思う

「今日の感想などをTwitterなどで、つぶやいて広めてください」、と長田さん。

すみません、Twitterはやってません

見てくれる人は少ないですが、せめて、ブログに・・・

当日、楽しみに伺います

貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました











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