今月のレッスンはカゴバッグを使ったアレンジ。
ウォッシュブルーのこのカゴに
デニムで作られたお花をグルーガンでペタペタ貼り付けて、オリジナルのカゴを作る。
私はこんな風に貼り付けてみた。
こういうデザインがとっても苦手・・・
あとは今日の花材をこの中に花器を入れてアレンジしていく。
トルコキキョウとかデルフィニュームとか。
ブルーとホワイトが夏っぽくて涼しげだ。
完成です。
お花が終わったら、カゴバッグとして使える。
けれど、私の年だとちょっと恥ずかしいかも・・・。
ま、夏だからヨシとしましょう
連日の暑さの中、私が連絡したときには友人はすでに一人で六義園に行っていた。
ものすごい行動力。
出遅れた私は、彼女の次の目的地、スカイツリーのプラネタリウムで待ち合わせることとなる。
それまでの間、少し遅れて届いた外注の図面を確認したり、書類とともに綴じこんだりして、翌朝の発送の準備を整える。
ひととおり準備を終え、18時の上演に間に合うようにスカイツリーに向かう。
スカイツリーに来るのは何年ぶりだろう。
先についてすでにソラマチの下見を終えている彼女に連れられて、塩の専門店に。
びっくりするくらいの種類の美味しそうな塩が並んでいて、どれもこれも欲しくなる。
パクチーがたっぷり入った、なんて商品説明を見たら、札幌のパクチー好きの友人を思い出し、ついつい買ってしまう。
私自身のためにはこれを。
雪塩はおまけにいただきました。
そうこうしているうちに18時の上演時間が迫る。
上演、っていうのはこれのこと。
プラネタリウムのバックにコブクロの歌が流れるらしい。
そして、初めて知ったが友人はコブクロのファンらしい。
このところ仕事が忙しくて、寝不足の私。
暗くなって、しかもリクライニングで、っていうと寝てしまいそうだ。
その昔、池袋のサンシャインシティにあったプラネタリウムで爆睡してしまった過去もある。
けれど、久々のきれいな星空は新鮮で、あの星座ってなんだっけ?などと記憶を絞り出したりしていると意外と眠くならない。
宇宙ステーションからの目線で見下ろす星とかオーロラとか、不思議な感覚だ。
コブクロの「流星」が流れると、ドラマを思い出したりして、私の頭の中はフル回転だ。
しかも、偶然だが、私は数日前、このあたりの曲が入ったCDを仕事をしながら聞いていた。
疲れてくると女々しい曲が聞きたくなるのだ。(失礼ですね)
ふと見ると、友人はうつらうつら。
前々日からロクに寝ていないうえに炎天下を歩き回ったのだからさぞかし体力も消耗したことだろう。
終演後、「考えてみたら帰ったらこれくらいの星はいつでも見られる」なんて言っている。
久しく忘れていたが、確かにそうだ。
私など、天の川なんて普通に見えていたので、それが天の川だってことに小学校4年生くらいまで気が付いていなかったくらいだ。
七夕あたりになったら、どか~んと現れるんじゃないか、って本気で思っていた。
プラネタリウムなど、スカイツリーの施設の入場券などがあればソラマチのレストラン街でいろんな特典があるらしいので、私たちは世界のビールがあるというお店に入る。
ここは、このチケットを見せると飲食代がなんと20%オフ
せっかく世界のビールがあるけれど、私はお酒が飲めないのでソフトドリンクを、彼女はドイツのビールを飲んでいた。
ここでまた、ラストオーダーまでおしゃべりをして、締めにソフトクリームを食べて解散、となったのだが・・・。
このソフトクリームになんとビールが入っていた。
なんか苦いなあ~と思ってメニューをよく見ると、ベルギービール×バニラ、みたいな表示が・・・。
もう、大半食べてしまった・・・。
そしてみるみる顔が赤くなる。
ヤバい・・・
体質的にアルコールを受け付けない私は、量によってはヤバいことになる。
幸いアイスに含まれるくらいではさすがに大丈夫だったが、家に帰ってからも頭皮まで赤い、と家族に散々バカにされた。
めっちゃお酒を飲んだ人の顔だ
ソフトクリームでこれってかなり恥ずかしい・・・
気を付けよう。
ともあれ、友人との楽しい2日間が終わった。
翌日と翌々日はお仕事がお休みのお嬢さんと行動を共にするとのこと。
親子水入らずのひとときを楽しんでいただきたい。
思いがけず楽しい週末を過ごすことができた。
私を思い出してくれて、誘ってくれた友人に感謝感謝
日頃忙しく働く彼女のリフレッシュの時間を共有できて、私もかなりリフレッシュ。
楽しかったです。ありがとう
またお会いしましょう
小学校の途中から高校まで一緒だった友達が上京した。
北海道に帰ったときは、札幌に泊まることが多く、地元で暮らしている彼女とはなかなか会うチャンスがない。
金曜日に「明日行きます」と急な連絡をもらった。
この週は、たまたま舞台のチケットなど買ってなかったので、ちょうどよかった。
成田に着いた彼女がバスで東京駅に着くのを待って、LINEで連絡しながら、なんとか再会
14時を回っていたが、二人とも昼食をたべていなかったので、八重洲から丸の内に抜ける自由通路の黒塀横丁の韓国料理のお店でランチメニューの石焼ビビンバなんて食べちゃう。
お腹がいっぱいになって、やっと一息ついたところで、お茶でも飲もう、と歩き出す。
彼女はスーツケースをコロコロ引っ張ってるし、疲れてるし、じゃあ、東京駅を見よう、と丸ビルへ。
丸ビル5階のバルコニーは、東京駅全体がとても綺麗に見える。
ここから見える東京駅が、実はちょっと好きで、以前からたま~に立ち寄ったりしてる。
このフロアーはレストランフロアーなので、東京駅を眺めたあとコーヒーを。
ひさしぶりに会う友達とおしゃべりが止まらない。
ふと気が付くと、お店の中はディナータイムの準備を始めている。
では、場所を変えて・・・
とすぐ近くのビル、KITTEへ。
お店を決める前に、屋上庭園へ。
夜になってもまだまだもわっと熱いけれど、屋上庭園には結構人がいる。
眼下の東京駅はライトアップされてとってもきれい。
ひとしきりうろうろしてから、このビルの中にある京のおばんざいのお店へ。
ちょっとお上品なおばんさいを二人でつまみながら、再び怒涛のおしゃべり。
考えてみれば、地元で会うときはわりと大人数なことが多いので、二人でゆっくり話すことってなかったかもしれない。
遠く離れていた数十年の間に起きた、たくさんのお互いの知らなかった部分を垣間見た気がする。
結局東京駅の前をうろうろしただけでこの日は終わってしまった。
なんだか申し訳ない。
前日も飲み会であまり寝ていないって言ってたし、この日も早朝から活動している彼女はきっとヘトヘトなはず。
でもなんだかんだとラストオーダーの時間までいて、この日は解散。
この続きはまた明日
「ザ・空気ver2 誰も書いてはならぬ」
作・演出 永井愛
東京芸術劇場 シアターイースト
とにかく怖い。
ありそうで、いやきっとあるに違いなくて・・・。
前作「ザ・空気」では正しいことをしようとした田中哲司さんが、みんなに裏切られ、追い詰められ、ビルから飛び降りた。
一命をとりとめ数年後に現場に復帰した時には裏切った人たちは出世していた。
その続編っていうわけではなく、シチュエーションも登場人物も全く違う。
ただ、前回すでに自殺したことになっていた記者の名前が今回も登場する。
安田成美さんと眞島秀和さんに影響を与えた記者として。
今回は、記者クラブの中に政府と繋がって情報を流している者がいる、ってことで、それを特ダネにしようとがんばる人たちが結局泣き寝入りしてしまう。
潰すのは他ならぬ記者仲間。
安田成美さんが演じる弱小ネットニュースの記者のでっち上げってことで、すべてを擦り付けようとする姑息さ。
でも、あるんだろうなあ。
特に某新聞社は一時期不自然さが誰にでもわかるくらいのでっち上げ記事まで書いてたっけ。
私たちはメディアの情報を信じてしまいがちだけど、ちゃんと自分の身に頭で考えないといけないんだ、ってわかってはいるけれど、考えるための情報を提供するのはメディアだし。
世間がどう動いても、これだけはぶれちゃいけない自分の芯みたいなものを何か持っていないと流されちゃうなあ、としみじみ思った。
暑い夏、ちょっと背筋が寒くなる舞台でした。
作 北村 想
演出 寺中 吾
シアタートラム
キョンキョンが演じる謎の女はまるで怪人20面相・・・のテイだけど顔はそのまま・・・。
写真を見て友人たちは「夏木マリ?」と言った・・・
役名の「江川蘭子」は江戸川乱歩?
堤真一さんが演じる探偵は「空地(あきち)小五郎」これはまちがいなく明智小五郎。
堤さんの相棒の高橋克実さんは「目黒警部」これはメグレ警部?
江戸川乱歩の小説っぽい雑なパロディ事件が次々と起こり、謎の女蘭子の影がある。
ついには空地小五郎の妻が誘拐され・・・。
いやいやキョンキョンずっと同じ顔でしょ、
とか、そこに人が入るのは無理でしょ、とか突っ込みどころは満載。
堤さんと高橋さんの掛け合いは、どこまでがセリフでどこまでがアドリブなのかわからない。
キョンキョンががっつり噛んで、少しセリフが飛んだ時の二人のフォローが温かい。
パンフレットの中で演出の寺十さんが「大いなる茶番」と言っているが、ほんとにくだらない。
でも、大物3人がそれを真剣にやっているととにかく笑える。
吹き出したり、ゲラゲラ笑っているうちに、え?これでおわり?っていう終わりかたで何となく終わってしまった。
ちょっと消化不良気味。
小学生のころ、江戸川乱歩の子供向けの全集を全巻持っていた。
クリスマスとか誕生日のプレゼントとして、そのたびごとに何冊かまとめて買ってもらっていたのだ。
地元のたった1軒の本屋さんには売っていなかったので、取り寄せてもらった。
あんなに夢中で読んだのに、すっかり忘れている・・・。
じゃあ、もう一度読んでみようかな、とは思わない。
今読むと、きっとそれほど面白くない気がする。
今から思えば雑なトリックが多かったような。
でも、くだらないなあ、と思いながら舞台を観ていて、あの頃のワクワクをちょっと思い出した。
本が届きましたよ、っていう本屋さんからの電話を心待ちにしてしていたあの頃を。
今では、Amazonで買えば次の日にはすぐ届く。
便利になったなあ。
「大いなる茶番」観て、図らずも「不便の幸せ」を思い出した。
ちなみに、その時の本屋さんはもうありません。