香水を自分で作るっていうイベントにお誘いいただいた。
そんなことできるの?っていう
好奇心だけで出かけて行く。
会場は我が家から車で小一時間の千葉県佐倉市にある
「さくらノーム」
なんだか可愛い
ちょっと早く着いたので、
この中のカフェで軽くランチ。
店内で売っているサンドウィッチとコーヒーを、
木漏れ日のような照明が降り注ぐテーブルでいただく。
外はあいにくの雨だけど
ほっこり暖かくなる。
モンブランのソフトクリームは
帰りに絶対食べよう!と
この日お付き合いくださった友人と誓う。
会場は温室みたいなお部屋
11月2日のことなので、室内はハロウィンの名残が・・・
ちょうど雨が上がったので、
お庭に出てハーブを摘む
ローズゼラニウムを蒸留するらしい
バタフライピーの青い花は
ハーブティーにするんだとか。
虫食いがちょうちょみたい
摘んできたゼラニウムの葉っぱをみんなで茎から外す
ゼラニウムのいい香りが漂う
この装置で蒸留するらしい
温度が上がって蒸留水が出てくるまで
さっき摘んだバタフライピーとミントのフレッシュハーブティーをいただく
きれいなグリーン
お茶お飲みながら
香料のことや香りの効能、
種類やイメージなどの講義を受け、
実際にいろいろな香りをかがせていただく
そうこうしているうちに
芳香蒸留水がぽたぽたと落ち始めた
その間に、画家の福岡季実子さんが用意してくださった
植物画に塗り絵、といっても、あらかじめ薄く色が付いたものに
水彩色鉛筆で重ね塗りて、精油をたらした水でのばすだけ。
いい香りのポストカードの出来上がり。
さて、いよいよ香水作り開始
この中から精油を4つ選ぶ。
いろいろ嗅いで、なんだかわからなくなりつつ
この4つに決めた。
ベルガモット
カルダモン
レモングラス
ゼラニウム
これらの分量を量って
抽出した芳香蒸留水(ゼラニウム)
チンキ(金木犀とクローブオイルを少し)
濃厚蒸留水(ローズ、つぼみ)
みんなそれぞれ、違う精油とチンキを混ぜるので
出来上がりの色がみんな違う
私のは右から2番目
きれいな黄色
シュッとしてみると、柑橘系のさわやかな香り。
出来上がりの香りが全く想像できなかったのが、
これまた楽しい。
シールを貼ったら
売ってそう
香水作るってどうやって?
と誘われるがままにやってきたけれど、
想像以上の癒しと楽しさ。
お片付けをして、ランチの時から狙ってた
モンブランソフトクリームを食べにカフェに直行!
ケーキのモンブランがそれほど好きではない私でも
めっちゃ美味しい
店員の若い男の子が香水に興味がある、と
この日のイベントについて話が弾む。
カフェのお客は私たちだけだったからね
おやつのお菓子もいただき、
家で食べるパンを買い、
暗くなって雨足が強くなって来たので
売っているいお花を見るのはあきらめて
車に乗り込む。
焼き芋が翌日から始まる、と知って、ちょっとがっかり。
週末の夜間は焚き火もするらしい。
そういえば私も焚き火台買ったな、と思い出す
楽しい時間はあっと言う間。
でも、自然の香りに癒されて
美味しいお茶とお菓子をいただき
香りのポストカードのお土産もある、という
至福の自分の時間。
ガーデンはまだ完成って感じではないけれど、
これからどんどん植物を植えて
やがて旭川の上野ファームみたいになったらどうしよう!
と妄想が膨らむ
とても楽しい一日でした。
急な誘いに付き合ってくれた友人に感謝
教えてくださった先生たち、幸せな時間をありがとうございました。