ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

リフォーム終了

2016年04月30日 | 住宅
昨年の夏、仙台に住むイトコとそのオクサマからリフォームの相談を受けた。

ちょっと離れているので、現場を監理することはちょっとむずかしいけれど、
図面を書いたり、コーディネートの提案はできそう、ということで、一度現地に赴き、
協力させていただくことになった。

オトナの事情で、なかなか業者を決めることが出来ず、年内に終わらせたい、というご本人たちの希望もかなわず、
なんとかこの4月に竣工にこぎつけた。

オクサマのお好みはカントリー。
個人的にはあまり得意ではないけれど、とにかく彼女の希望がはっきりしているので、建材なども探しやすい。
加えて、このころ、私は色彩塾に通っていたので、先生にもご相談にのっていただけた。

既存の建物が、黒いサッシなのがちょっと難しいところだけれど、かわいらしくまとまったと思う
イトコ夫婦、とりわけオクサマの力がホントに大きい

できれば、同じアングルから、施工前と施工後の写真を撮っておいてほしい、という私のお願いを、
イトコはきっちりと聞いてくれて、写真を送ってくれた。

ご本人たちの承諾をいただいているので、ここにアップさせていただく。


まずは玄関。

グリーンのリーフ柄のドア。








玄関ホールは一気に明るくなる。








和室はオクサマの仕事部屋に。
明るいブルーがアクセント。







長押のところで色分けしたのはオクサマ。
とてもいいアイディアだ。

 



 

床の間もちょうどいい作業スペースに。


LDの照明もかわいい。





 


キッチンも明るく、かわいらしく








キッチン脇の通路もぱ~っと明るい








洗面台もキュート








今回、このリフォームのために、カントリーの住宅雑誌などをたくさん読んだ。
恥ずかしながら、こんな風に切羽詰まらないと自分の苦手なことはなかなか勉強しない私。

思いがけず、声をかけてくれたおかげで、引き出しが増えた気がする。

イトコとオクサマに感謝感謝

近いうちに『お宅訪問』させてくださいね。

長い長い期間、お疲れ様でした
















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花時計 ~世界にひとつだけの時計を作ろう~

2016年04月29日 | フラワーアレンジメント
今月シーズンフラワーは、お花いっぱいの時計を作る。

母の日のギフトにぴったり

土台となるのはこれ。



花材は白・オレンジ系のプリザーブドフラワー。



作り方はいたって簡単。



箱に直接グルーガンで貼っていく。

はい出来上がり



皆さん、土台は同じだけれど、花の色が白・グリーン系だったり、白・黄色系だったり、とそれぞれなので、
出来上がりはみんな違うのが楽しい。

私はこのほかに、グレーの丸い土台を買っているので、GW中にもう一つ作らねば・・・。

どんなふうになることやら・・・。




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アトリエ訪問

2016年04月15日 | おでかけ
この1年ほど、色彩塾というところで色のお勉強をさせていただいている。

15人くらいの女性ばかりのクラスで和気あいあい、楽しみながら色の使い方を「実感」として学べる貴重な時間だ。

受講しているみなさんの経歴もさまざま。

主婦の方もいれば、ライフオーガナイザー、美術関係・インテリア・建築・ファッション関係・カラーリスト・・・

みなさん、それぞれ目的をもち、真剣にとりくんでらっしゃる。

で、私はこの中で最年長・・・

それはさておき・・・。

受講生の一人に、フラワーデザイナーのAKIさん、という方がいらっしゃる。
色彩塾のお仲間の二人が、AKIさんのアトリエにお邪魔するのに同行させていただくことになった。

http://akiflowers.com/profile.html

彼女はイギリスの学校で、お花屋さんになるための知識と技術を身につけたとこのと。
ご主人はドイツの方らしい。

昨年12月の色彩塾の講義後、彼女のご指導のもと、みんなでクリスマスリースを作る、という楽しいイベントもあった。

その時のリースはこれ。



彼女のアトリエは国立にある。

なんといっても街並みが美しい。

桜がちょうど散ってしまった頃っていうのがとても残念

満開の頃なら、どれほど美しかったことだろう。



ただ、アトリエ近くのしだれ桜は見ごろ。




アトリエにお邪魔する前に、ちょっと国立の街を散策する。


残念なことに、有名らしいケーキ屋さんはお休み。



テラスハウスも絵になる。



アトリエの前にはオリーブの木。




ご自宅の一角に作られたアトリエはフレンチシック。

オトナかわいいと言おうか・・・。


タイルのテーブルに、かわいいキッチン。水栓もおしゃれ。





コーナーのディスプレイも雑誌に出てくるようだ。

  

きょろきょろとアトリエの中を見回し、写真を撮らせていただいてると、AKIさんは慣れた手つきで、
なにやらホーローのボールを準備している。 

これはいったい・・・



ウェルカムアロマ、だそうです。

ハーブとポプリに好きなアロマオイルをちょっと垂らしてお湯を注ぐ。

う~ん、いい香り

「この中に指を入れてください」

指先からほわ~んと、あったまり、いい香りに包まれる。

ああ、日ごろ私はなんてバタバタ暮らしているんだろう。

「あそこから、好きなお花を7本選んで、ブーケを作りましょう。」



ここから、選んで、ざっくりとお花を束ねる。

3人で作り終えたら、バスケットに飾ります。



このオシャレなテーブルで、サンドウィッチをいただく。



とにかく、流れるような手際の良さ。

ああ、おもてなしってこんな風にしないといけないのね、と日ごろの自分を反省・・・。

この日、私は自宅の庭でとれた夏みかんのプレザーブを作って、お土産に。

これを、ささっとラスクと一緒に出してくださる。

他の皆さんが持ってきてくれたお菓子も

 

おしゃれに登場。

箱のまま出したりはしてはいけません。
今後、気をつけます

閑静な住宅街、アロマの香り、きれいなお花たち、素敵なインテリア・・・。
別世界に迷い込んだようなひとときは、あっという間に過ぎていく。

このあと、PTAの集まりがある、というAKIさんのお母さんの顔を垣間見て、
こんなお母さんに育てられる女の子って、どんな素敵なお嬢さんになるのだろう、と思いを巡らし、
うちは男の子でよかった、と胸をなでおろす。

さて、せっかく国立まできたので、友人に会おうと、数日前に連絡していた。
中学からの友人が、国立駅前でダンススタジオをやっている。

経営者でもあり、現役のダンサーでもある彼女は、昨年体調を崩した、と年賀状に書いてあった。
ちょっと心配だったので連絡してみたところ、夕方なら時間が空くから会おうと言ってくれた。

待ち合わせの時間まで小一時間。
と、ご一緒した二人が、お茶しよう、と誘ってくださる。
なんて嬉しい

月1回のお付き合いだし、10歳くらいは年下のお二人だけれど、色彩塾やそれぞれのおうちや仕事の話、
今後の自分の進んでいく道・・・と話はつきなくて、あっという間に待ち合わせの時間になる。

お茶ばかり飲みっぱなしで、今度は駅前の「ルノアール」へ。

先に着いていた彼女が手を挙げる。

相変わらず、スタイルが良くて、きれいで、ただ手を挙げただけで絵になる
私も、もっとちゃんとしなきゃ、と今日は反省することが多すぎる・・・。

体調はどう?と尋ねると、やっと最近また踊りだした、という。
身体を酷使しすぎて、膝のあたりを疲労骨折、加えて、過労とストレスで十二指腸潰瘍になっていたとか・・・。
満身創痍だ

そのうえ、ご主人のお母さまの介護も手伝っている、という。
あきらかに働き過ぎだ

ただ、彼女の場合、介護はぜんぜん苦じゃない、と言い切る。
毎日じゃない、ということもあるのだが、とにかくご主人が優しいから、と。
私も何度かお会いしているが、ステキな上にホントに優しい。

相変わらず優しいの?と聞くと
「100%優しい」と満面の笑みで答える。
そう言い切れる彼女も素晴らしい

ほんの少ししか介護のお手伝いをしていないのに、ご主人はものすごく感謝してくれるのだそうだ。
忙しい彼女を理解し応援してくれて、優しい彼のお母さんのため、と思うと、ちっともいやじゃない、と言う。

ダンナサマの日ごろの行いって大切なのね。

お互い自営業で、年齢的に先が見えてきた私達。

やめどきがわからないよね~、という話にもなる。
定年退職、っていうラインがあれば、すっぱりやめられるけど、自分で決めるというのはなかなか難しい。

そんな話をしているうちに、彼女の夜のレッスンの時間が迫る。
国立は うちからはちょっと遠いので、私もそろそろ帰らねば・・・。

今度の集まりには顔を出すねという彼女と別れて、盛りだくさんの一日が終わる。

電車の中で、色んな意味で刺激的だった一日を振り返り、
よし、明日からがんばろうなどと前向きになってみたりする。

まずは家の掃除から・・・




























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おうちでお花見

2016年04月10日 | 
家を建てたとき、庭に桜を植えた。
ソメイヨシノではなく、富士桜という大きくならない桜だ。

ソメイヨシノが散って、世の中のお花見気分が覚めたころに、満開になる。
ソメイヨシノより花びらが大きく、ピンクが濃い。

例年、この桜が咲いたら我が家に近所の友人を招いてお花見をする。

今年もぼちぼち咲き始めたなあ、次の土曜日あたりお花見かなあ、なんてのんきに構えていたら。
いきなり暖かくなって1日のうちに八分咲きくらいになってしまった。



とても次の週末までもちそうにない。
急なことで宴会の召集も間に合わず、とりあえず都合のついた桜好きの友人夫婦が来てくれて、
ありあわせの料理とお酒で、お花見となる。

これまた例年のことだが、現場で使われているクリップで挟むタイプの防雨型スポットライトで
簡単なライトアップ。



2階にリビングのあるお隣さんから好評だ。

友人妻は、このところ、遠距離介護で山形に帰ることが多い。
この日も、新幹線で東京に着いたその足で来てくれた。
なんだか申し訳ない気もしたが、桜が大好きな彼女には息抜きになるらしい。

この日は日曜日。

翌日はみんな仕事なので、5時ごろから初めて、10時くらいでお開きに。
いつもなら、日付が変わるまで飲んでいる私たちにしては健全だ。
もう、みんなトシなので無理はできない。

和室で飲みながら、ライトアップした桜を眺める。
こんな気分を味わえるなんて、この桜を植えてホントに良かった。

無理を言ったのに、ちょうどいい樹を探してきてくれた造園屋さんに感謝感謝

来年はもっとうまく段取ります




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うららお茶会

2016年04月03日 | イベント
ひょんなことから、お茶会に参加できることになった。

会場は、横浜・関内駅近くのビルの5階にある「文彩庵」



庵主である松永壮亮氏は「SHUHSLLY」という主に茶の湯を通して日本文化を広めよう、
みたいな活動をなさっている。

奥様の松永有加さんは従来のしきたりにこだわらない生け花教室を主宰されていて、
今回はこの教室の発表会も同時開催。

あ、私はもちろん出展などしていません。

エレベーターで5階に上がっていくと、普通の廊下に受付が。

一歩入ると別世界



これは「春の泪」という作品


こちらでお待ちください、と通された待合には

 

「春の雨」「愛と幸福」


 

ガラスの欄間がかわいい


最初に広間で濃茶をいただく



ここは大作が展示されている

 

「夢想―現実」「energetic spring」

器もちょっと変わってる。

 


お菓子はこの日のためのオリジナル



炉の周りに貼ってあるのは、ミニ四駆のシールだとか・・・



ここで、松永氏の説明を受けながらお茶を飲み終り、障子がひらかれると、目の前に庭園が広がる。



ビルのルーフバルコニーとは思えない

ここで野点。



お菓子は柚子味の金平糖



ここでも変わった湯呑みと貝殻みたいな風炉

 

庭のあちこちに置かれているオブジェもちょっと不思議。
岡本太郎記念館を思い出す。

 

つくばいも風情があるなあ。



利休梅がかわいい



お庭を抜けて



躙り口からはいってみると



なんともメタリックな空間



畳の中にはLEDが内蔵されているらしい。


床に飾られているのは、竹内翠凰さんとおっしゃる書家の掛軸と「脳内の春」と題されたお花の作品。




ここの炉は螺鈿が貼られて、きらきら



底がピンクの器に注がれたお茶は、グラデーションがきれい。



ここで使われた器も一風変わっている。

 

 

とげとげの器は妹が使ったのだけれど、手のひらにささると言っていた。


茶杓はなんとスワロフスキーの蝶々




お菓子は「春のたより」と題されたオリジナル



きっちりとした美しいお作法から点てられたお茶を、カジュアルな気分でいただける、ってなんて贅沢なんだろう。

生け花とか茶の湯とか、日本舞踊とか、日本の習い事はお金がかかって、しきたりが大変そうで、敷居が高いイメージだけれど、
このご夫婦が提唱されている自由に参加できる日本文化の継承みたいなものは、ちょっと手を延ばせば届くところにある。

本来、文化って言うのはお金のある一部の人たちだけではなく、こうやって伝わっていければいいのに。

建築の仕事をしている私達だが、お茶室に入れることはめったにないので、
色んなところをみたり、写真をとらせていただいたり・・・。

都度、松永氏はにこにこしながら、そのこだわりやデザインコンセプトなど、丁寧にご説明くださる。

本当に貴重な体験をさせていただいた。


異次元空間にも似た、不思議なお茶の世界を後にした私たちは、このあと、色彩あふれる中華街に立ち寄り、
お昼ご飯をいただき、ごまだんごとか、中華の調味料とか、日本文化のかけらもないお土産を買って帰ったのでした





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