毎年11月に開かれる後藤悠仁氏のヴィオラリサイタル。
クリスマスのイルミネーションが美しい銀座にある王子ホールに母と妹と3人で出かけてゆく。
会場で地元の友人と待ち合わせ。
彼女と会うのはとても久しぶり。
クラシックには疎い私だが、彼のリサイタルはとても和やかでアットホームな雰囲気でとても癒される。
同級生でもある彼のリサイタルなので、会場でほかの同級生に会えるのも楽しみの一つ。
さて、今年のプログラムは・・・
1曲目
ヨハン・バプティスト・ヴァンハル(初耳・・・)
ヴィオラ・ソナタ 変ホ長調
2曲目
ヨハン・ぜバスティアン・バッハ
無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
ここで20分の休憩
3曲目
フランツ・シューベルト
冬の旅 D.911より
4曲目
フランツ・シューベルト
アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821
そしてアンコールは同じくシューベルトのセレナーデ
休憩後の曲はちょっと聞き覚えが・・・って程度でごめんなさい
こんな私がのこのこ出かけて行けるのは、彼のリサイタルは敷居が低いからだ。(主観です)
クラシックの曲をよく知らない者にとっては、曲の切れ目のどこで拍手をしていいのかもわからない。
今回も1曲目の第1楽章が終わったところで拍手がパラパラと起こったけれど、彼は舞台上からその人たちににっこりと微笑みかける。
遠い昔、故郷の市民ホールにネスカフェのコマーシャルにも出ていた有名な女性ピアニストが来た時に、クラシックをよく知らない私も含めた田舎の人たちが変なところで拍手をしてしまったりってことを何度かやってしまったら、怒って演奏を中断してしまった。
そして客席をキッとにらみつけたお顔の怖かったことったら。
そこでにっこり笑ってくれたら、ユーモアを交えて聞き方をレクチャーしてくれたりしたら、あの時の観客はまたコンサートに足を運んだことだろう。
田舎に来るんだったらそれくらい覚悟してきたらいいのに・・・などと不謹慎なことを思ったりしたものだ。
彼女はクラシックの敷居をガッツリ上げた。
以来、クラシックのコンサートに行くときは気合を入れて緊張して赴いている。
けれど、このリサイタルだけは別。
安心してリラックスできる。
曲はさっぱりわからないけど、気持ちがいいからそれでいい。(私は・・・)
この月の中頃、彼のお嬢さんに赤ちゃんが生まれ、彼はおじいちゃんになった。
メロメロの姿が目に浮かぶ。
来年は、パリでのリサイタルもあるらしい。
さすがにパリまでは聴きに行けないが、日本から応援しています。
益々のご活躍を
11月のシーズンフラワーは、毎年恒例のクリスマスデコレーション。
今回の花材では、リースかスワッグか好きな方をチョイス。
花材のメインは、アーティシャルフラワーのユーカリ、白とグレー。
そこにちょっと羽根みたいなブラシみたいなふわふわしたアーティシャル。
先生曰く、これが「いい仕事」をするのだとか・・・。
これにオーナメントとリボンが付く。
私はリースを作ることにして、リース台にユーカリをどんどん挿していく。
ユーカリを切ったりするのに時間がかかったけれど、作業自体は全体に挿していくだけなのでなんとなく出来上がった。
オーナメントだけでも素敵なので、あえて、リボンはつけなかった。
スクールの壁にぶら下げてみる。
電球色の照明なので、ちょっとベージュのように見えるけれど、白とグレー。
これからクリスマスまで、家の中をクリスマス仕様にしていこう