ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

股関節の手術をしました!その6~意外と快適だった入院生活

2024年04月04日 | ヘルス

13日間の入院生活を終え、

退院4日目の今日、

リハビリのためにお世話になったクリニックを訪れる。

退院の時にはちらほらだった桜が

あっという間にこんなに咲いている。

我が家の庭の姫リンゴの薄いピンクの花も咲き始めた。

もちろん足元には雑草も・・・

もう少し足がよくなったら何とかしなければ・・・

さて、順天堂病院で検査を受け、

ものすごい設備を目の当たりにし、

院内にあるナチュラルローソンや、

ドトールにも目を奪われ、

売店もランドリーもないクリニックに入院することに一抹の不安を覚えていた私。

だって、コロナ感染防止ということもあり、面会は週に一回。

何かが足りなくても、差し入れもままならない。

だけど・・・

これが思いのほか快適な入院生活だった。

しょっぱなから防災訓練のアナウンス。

私の病室のある2階が火元で、

どうやら私たちは取り残されているらしい設定。

取り残されたのか~、まだ歩けないしな~、なんて思いながら目を閉じる。

看護師さんが

逃げなくていいですからね~、

と一部屋一部屋回っているし

整形外科なので、基本いろいろ自由。

おやつも食べてもいい。

入院保険が出るので、個室にしたのだけれど、テレビと冷蔵庫以外は何もない、と言われていたので

いろんなものを持ち込んだ。

お湯もないのかと小さい電気ポットまで持っていったけど、(使っちゃいけませんでした

廊下に給茶機があって、冷水・お湯・ほうじ茶・紅茶・コーヒーが飲み放題。

ドリップコーヒーやハーブティーを持参したので、

杖で歩けるようになってからは一人病室で楽しんでいた。

看護師さんに

カフェみたいないいにおいがする~などと言われながら。

消灯時間の9時を過ぎても、個室だから何時に寝てもいいしテレビもOK

全体的にゆるい

動画を観ようかとノートパソコンを持って行ったけどWi-Fiはない

これはテザリングでなんとかしのいだ。

ただ、意外と昼間まとまった時間が無い。

午前と午後にそれぞれ40分くらいリハビリがあるし、

回診とか、検温とか

点滴を変えるとか

お掃除の方が来てくれたり、

シャワーに行ったり

頻繁にドアノブやスイッチの消毒に来てくれたり

人の出入りが多くて、落ち着いて動画を観たり本を読んだりする時間がないかも。

本も数冊持って行ったけれど、結局読まずに終わってしまった。

今回、病棟には6人の入院患者だけ。

同じ日に同じ手術をした方がいて、

杖で歩けるようになってからは、夕食後から消灯までの時間、談話室でおしゃべりしたりしていた。

この方はご主人も骨折で入院されていて、

お二人とも何かと私のことも気にかけてくださった。

この奥様、なんと占い師

こんなところで占いを生業としている方に出会おうとは

私の職業もお話したところ、お困りごとがあるようで、

それでは、と名刺をお渡ししたら、早速名刺を鑑定してくださる。

そして、私の業種ならば、このレイアウトはとてもいい、とお墨付きをいただく。

友人のお嬢さんがデザインしてくれた名刺で、

もちろんそういうことはなにも考えていなくて、

ホントにたまたまだったれど、そんな風に言われて悪い気はしない。

デザインしてくれた彼女に感謝感謝

入院患者が少ないせいか、看護師さんたちの対応がとても手厚い。

こんなことに困ってないか?といろいろ気をまわしてくれるし、

こういうこともできますから、遠慮なくいってくださいね、

と教えてくださる。

ちょっと無理かな~と聞いてみても、

先生に確認した上で、だいたいかなえてくださる。

日頃、丈夫で入院することなんてないので、

もしかしたらこれが普通なのかもしれないけれど、私にとっては至れり尽くせり。

たった一つ残念なのはお食事。

ただ、まあ、病院なのでこれは仕方ない。

朝食を毎朝パン食に、とおっしゃってくださったので、

そうしてもらったら、こんなメニューの時も!

食パンとがんもの煮物とお味噌汁

ちなみに牛乳をヨーグルトに変えてもらいました。

おかずはご飯のメニューのままで主食がパンになるだけでした。

まあ、そうだよね

面会の時、夫にバターとジャムを持ってきてもらってよかった。

なんとか病院食をおいしそうに撮れないか、にチャレンジするも

これくらいが限界・・・

とはいえ、

他病院勤務の執刀医の先生が私服で夜に様子を見に来てくださったり、

看護師さんもリハビリの先生も優しいし、

院長先生もちょくちょく来てくださるし、

不安なく過ごせました。

最後に、持って行ってよかったもの、

持っていけばよかったなと思ったものをまとめてみる。

ペットボトルの水

給茶機で入れられるし、毎回食事の時も入れてくれるけど、冷蔵庫にあれば無くなった時にすぐ飲める。

保温マグ2個

入れてくれたお茶が冷めないし、水も冷たいまま。

カップスープ・インスタント味噌汁

朝食のお供に

ドリップコーヒー

私はコーヒー党なので

好きなお茶

病院はほうじ茶だったので、いただいたハーブティーがうれしかった

チョコレート(ほかのおやつも)

リハビリのあとにちょっと一口

使い捨てカトラリー

スープやコーヒーのミルクを混ぜたり、ジャムを塗ったり

水がいらないクレンジング

サンダースペリーというメーカーの物を普段から使っているけど、拭きとるだけなので便利

マイ枕

私は持って行かなかったけれど、同じ日に手術した方は持参していた。

持ってくればよかった、と思った

ショッピングバック

シャワーなどの移動に便利。

洗濯ものの受け渡しは、スタッフの方を通じて外来の玄関でできたので、

そんな時にも使える。

小さいビニール袋のパック

洗濯物をいれたり、水けのあるごみを入れたり、何かと重宝

ペットボトル用ストロー

これはほかの病院で手術した方に持って行った方がいいと教えていただいた。

手術後すぐに起き上がれないときに水を飲むのに便利だったとか。

この病院では吸い飲みを貸してくれたので使わずに済んだけど。

ふりかけ・調味料各種

病院食は薄味なので、ふりかけはマスト!
他の方達はお醤油や柚子胡椒とかいろんな調味料を持ってきてた。

爪切りや小さいハサミ

ハサミはおやつの袋やふりかけなどを開けるとき、ときどき使う

マスキングテープ

食べかけの袋に貼ったり、スリッパの埃をとったり、使いかけの化粧品のパウチの口を留めたり

延長コード

病室内は医療機器をつなぐためにコンセントが割とたくさんある。

でも、スマホの充電やノートパソコンを使うのに、あったほうが便利。

私は持って行かなかったけど看護師さんが貸してくださった。

美容パック

日頃バタバタしてなかなかできないけれど、消灯後の時間が長いのでゆったりした気持ちでパックできる。

消灯後数時間は看護師さんの見回りもなかったので、振り返ってびっくりされることもない。

ハンドクリーム・リップクリーム

わりと乾燥するので

目薬

人によると思うけれど、家に居ると気よりもスマホを見てる時間が長くなって、目が疲れる

などなど、結構いろんなものを持ち込んだ。

これは、病院の決まりや治療の内容によって違うと思うので、ほんのご参考までに。

最後に

ひょんなことから参加した股関節セミナーから

トントン拍子に話が進み

桜の季節にすべてを終えることが出来たのは

ちょうどいいタイミングだった思う。

長いこと踏み切れなかったのがウソのようにあっけなく終わった。

1ケ月は湯船に入れないけれど、今の季節なら暑くも寒くもない。

股関節の痛みで出来なかったウォーキングも、暑くなる前に始められそうだ。

近くにあったのに一度も行ったことがなかったクリニックで手術をうけることになるとは、これも何かの縁なのかもしれない。

後はまじめにリハビリして

なめらかに歩けるようになったら、

なにをしようかな、と夢が広がる。

執刀医の佐野圭先生(順天堂病院)

行徳中央クリニックの

院長先生

看護師やスタッフの皆さん

リハビリの先生

本当にお世話になりました

しばらくは週1回、リハビリでお世話になります

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股関節の手術をしました!その5~リハビリから退院まで

2024年04月03日 | ヘルス

股関節の手術後

4日目の朝は、すっきりとしていた。

前日に強い痛み止めの点滴が終わり、

それまでの副作用の吐き気がおさまったようだ。

 

そういえば手術当日の朝から

ほとんど何も食べていなかった。

2日目からごはんをおかゆにしてくれたけど、

それもほとんど口にできずにいて、

看護師さんたちがしきりに心配してくれていた。

4日目の朝のロールパンを完食したら

明日から朝はパンにしますか?

とおっしゃってくださったので、お願いする。

このことが、のちにびっくりな朝食を目にするきっかけになろうとは!

 

そして、本格的なリハビリ開始。

リハビリの先生が迎えに来てくださり、

車椅子に乗せられて、病棟の廊下に設置されている歩く練習をする場所に運ばれる。

テレビドラマのリハビリ場面で目にする、

身体の左右にバーがあり、それに捕まって歩く、あれだ。

 

両手でバーを持ち一往復

左右の足に体重をかけてみたりして

右手を放して一往復

「杖で大丈夫そう」と杖を渡される。

 

私は右足を手術したので、左手に杖を持って歩く練習。

 

で、この日からすぐに杖になる。

 

リハビリは午前と午後の1日2回

 

1日に2回あると、できることがどんどん増える

午前に出来ない事が午後にはもうできていて、

手術後1週間もたつと杖なしで歩く許可がおりた。

 

手術前までの変な歩き方のせいで

悪いほうの右足側の骨盤が下がっているらしく、

手術で足の長さを同じにしたことで、

なんとなく右足が長い感じがする。

 

これは正しく歩いて筋肉もちゃんと使えるようになれば

解消されるんだとか。

まじめにリハビリしよう、と心に誓う。

 

そのころにはすべての点滴がとれて、

手に刺さってた点滴用の針も無くなり、

シャワーも一人で自由に行っていいことになっている。

 

長年の股関節の痛みは気が付くと無くなっていた。

脚の付け根から前モモにかけて10㎝弱の切った痕があるけど、

これは特に痛みを感じない。

ちょっと熱を持ってるので、動いてないときはアイシングが欠かせない。

ただ、前モモ全体が筋肉痛のような、重だるいような、

経験したことの無い嫌な鈍痛で、リハビリなどで動かすと腫れてくる。

このせいでなかなか眠れない。

人生で眠れないってことが無かったこの私が眠れないなんて・・・

そして人生初の睡眠導入剤を処方される。

一番弱いという導入剤は飲んで3時間で目が覚めた。

目覚めたら朝かと思っていたらまだ夜中でちょっとがっかり・・・

 

まあ、がっつり切ってるんだから仕方ないよな~、と

自分に言い聞かせる

 

こんな傷でもこんなに痛いんだから

内臓疾患で手術した方や

もっと大きなけがの方は大変なんだろうな。

 

そんな毎日を繰り返し、

手すりにつかまって、階段を何となく上り下りできるようになったころ

退院の許可がおりる。

 

この先も2~3か月は前モモの鈍痛やツッパリ感、腫れなどは続くと思うけど、

日を追って確実に軽減してくるから大丈夫、と

執刀医の先生も、リハビリの先生も、看護師さんたちも口をそろえておっしゃる。

 

手術前日3月21日に入院してから13日目に退院。

術後2週間くらいと言われていたので、ちょっとだけ早い。

 

退院当日の朝もリハビリをして

初回の外来リハビリの予約を入れる。

 

退院後の注意事項としては

 

当面は安全のため外では杖を使った方がいい

(リハビリでは平坦な室内しか歩いてないから)

自転車はしばらく控える

自動車の運転は即日OK

電車も乗っていい

1ケ月は感染防止のためシャワーのみ

出来るだけ傷周辺をアイシングする

 

くらいだろうか・・・

 

このところ雨の日が多かったけど

退院の日がいいお天気でよかったですね、

と看護師さんがおっしゃる。

 

入院のころは咲いていなかった

リニック前の大きな桜がちらほら咲き始めた。

週末の外来リハビリのころにはもっと咲いてるかも、

とちょっと楽しみ。

 

入院前に検査で訪れた順天堂病院の立派さや

ナチュラルローソンやドトールがあるうらやましさで

良くない先入観を持って入院したけれど、

かなり快適な入院生活を送らせていただいた。

 

入院前から退院までのあれこれを

ここまで書いてきたけれど、

次回は入院生活中のできごとなど、

書いてみようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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股関節の手術をしました!その4~いよいよ手術、そしてリハビリ

2024年04月01日 | ヘルス

手術日前日の午前中、

大きな桜の木があるクリニックに

海外旅行に行くような荷物を持って入院した。

 

掛けている保険で入院一日につき10000円もらえる、というので

差額ベッド代5000円の個室に入っちゃう。

 

面会は家族のみ週に一度。

ランドリーはない。

洗濯物の受け渡しはスタッフの方がやってくださるということだけど、

夫が来られなかったら着替えがなくなるので

とりあえず一週間分のあれこれを持ってきた。

 

この日は入院するだけなので

点滴の針を刺すくらいであとはのんびり。

 

手術日当日は朝から絶飲食。

お水もほんのちょっとだけ。

 

手術は午後1時から

家族は立ち会えず、術後の説明を聞くために14時くらいに夫が来るように言われている。

時間が近づくと、手術しない方の左足に着圧ソックスを履かせてくれる。

右足は術後はかせくれて、寝たままでいることによって血栓ができるのを予防するそうだ。

 

手術着に着替え、シャワーキャップのような帽子をかぶり

病室と同じフロアーにある手術室に歩いて向かう。

自力で歩くのね?

ドラマのように手術室の扉がシューっと空いて

「手術中」のランプがついて、

やがて、ランプがついて先生に

「終わりましたよ」

っていう場面に立ち会うのを

夫は期待していたらしい。

 

手術台に横たわって麻酔で眠って、

いつの間にか終わって

病室に戻って、夫が説明を聞いているのが

ぼんやりと聞こえてくる。

 

病室にいられるのは30分

 

30分経ったから帰るね

という声に、返事をしたようなしないような・・・

 

何かあったらすぐ呼んでくださいね、

とナースコールを握らされ、

いろんなものが体にくっついてるな~と思いながら

またうつらうつら

 

深夜になんとなく冷たくて目が覚めたら、

傷口を冷やしていた氷嚢から水が漏れて、

手術着がびしょびしょになっている。

え?おねしょ?

と思ってあせったけど、

さすがにそんなはずはない。

 

あわてて、入院後初のナースコール

 

看護師さんお二人が怒涛のスピードで

あっという間に着替えさせてくれた。

プロってすごい!

 

翌朝、麻酔から覚めたけど、

とにかく気持ち悪くて、顔があげられないし

目も開かない

 

強い痛み止めを点滴していて

人によってその副作用で吐き気がするのだとか・・・

切った前ももが痛くて寝返りもままならず、

看護師さんが割と頻繁に体の向きを変えに来てくれる。

 

その状態だけど、リハビリの先生が登場!

吐き気がなければ立つところまでやるらしいのだけれど、

とても起き上がれないので、横になったまま、されるがままに足を動かされる。

 

スマホが手の届かないところに置かれてしまっていて自力で取れないのと

とにかく気持ち悪くてスマホ画面を見る気力がないのでそのままにしていたら、

手術日含め3日目の朝、妹から電話が来た

 

みんなでLINEしてるのにいっこうに既読がつかないので

めちゃめちゃ心配してくれていたらしい

 

面会が出来ない今の状況で、

手術後どうなったか、まったくわからない、というのは確かに心配だろう。

 

うれしいし、申し訳ないけど、自力ではどうにもできませんでした。

 

この日も前日ほどではないけどまだ気持ち悪くて何も食べられずに過ごした。

 

日曜日でリハビリが無くてちょっとほっとする。

 

というのもつかの間

手術前に採った自分の血を輸血で戻しましょう、

と看護師さん。

 

いや、ホントに要らないんですけど。

 

というわけにもいかず、結局何もつながっていない右腕から輸血開始。

ぶら下がっている自分の血がドロドロしているように見える。

だって、コレステロール値高いし。

サラサラのキレイな血にして入れて欲しいな~、

なんて、うつらうつら考える。

 

そして迎えた4日目の朝、

やっとやっと吐き気もおさまり、

少しだけ朝食をいただいたら、

本格的なリハビリが始まるのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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股関節の手術をしました!その3~大学病院で検査して手術の説明を受ける

2024年03月31日 | ヘルス

股関節の手術に向け、

一つ一つ検査や準備を進めていく

 

先日、自己血採血っていうのをやってきた。

 

股関節の手術をしました!その2~手術までに自分の血を採る - ゆるゆるらいふ (goo.ne.jp)

 

もし、手術の時に出血が多かった場合、

他人の血よりも自分の血を入れたほうがいいらしい。

 

で、もし手術中に使わなかったら、

あとから輸血で戻す、とのこと。

 

え?いらないんですけど・・・

一回身体の外に出したんだし、

コレステロールとか高めの血だし・・・

 

今回は、大学病院に行って3DCTとやらをやるらしい。

その結果で、ぴったりの人工股関節を選んでくださるとのこと。

 

向かったのは順天堂大学浦安病院

初めての受診なので、9時の予約の15分前に入る旨が予約表に書かれている。

 

8時半についたら、病院に近い駐車場はすでに満車。

受付をしたら、受診番号は1049

もちろんたくさんの科があるんだけど、

もう1000人超えてる!

皆さんいったい何時から来てるんだろう

 

幸い整形外科は30分くらい待っただけで

診察室に呼ばれ、今日の検査の内容と

手術についての説明をお話しいただく

 

手術の説明って

テレビドラマだと別室で紙を見ながら説明されて

同意書にサイン、って感じだけど

診察室のパソコンの画面に出てくる文章を一緒に見ながら

お話を聞き、プリントアウトされた同意書に

「入院の日にサインして持ってきてくださいね~」

というライトなものだった

 

今回手術してくださる先生はこの大学病院の准教授で

うちの近くのクリニックで月に一度外来を持っている。

とても説明がわかりやすく、

フレンドリーで、

くだらない質問をしても優しく答えて下さる

 

質問はありますか?

と聞かれ、

「飛行機に乗る時の金属チェックでピンポンって鳴っちゃいますか?」

というくだらない質問しか思いつかない

 

しかし先生は真摯に答えてくださる

不思議と個人差があって、鳴る人とそうでない人がいるらしい

ある患者さんは片足の時は鳴らなかったけど

両足を人工関節にしたら鳴った、とか

 

今、股関節に限らず、人工関節の人はたくさんいるので、

国内なら口頭で説明すれば概ね大丈夫。

海外などでうまく説明できないときのために

レントゲン写真をスマホに保存してる人もいるらしい。

 

そんな話をした後、CT検査をするエリアに移動

 

お部屋の前で何人かで待っていたら

警備員の方が来て、

今からここをベッドの患者さんが通るので、

あちらの椅子に移動してください、

とおっしゃるが、

みんな足とか腰とか痛い人たちなので

移動にめちゃめちゃ時間がかかり、

ベッドを運ぶ方たちはしばし立ち往生

なんかすみません

 

そうこうしているうちに

CTはものの5分くらいで撮影を終え

そのまま会計へと進む

 

会計済みの掲示板にはある番号は

5000番を超えている

 

生まれ故郷の町の人口の2倍・・・

この病院に来た人だけで・・・

都会ってすごい

 

会計を済ませたらまだ10時半

絶対お昼を回ると思っていたので少々拍子抜け

近くのイオンで買い物して帰ろう

 

それにしても、リニューアルした順天堂病院は

きれいで広い!

ドトールも、ナチュラルローソンもある!

レストランもあるみたい

いいな~

 

私が入院するクリニックには売店もないらしい・・・

外来の玄関に自販機が2台

 

こっちがよかったかな~

と思ったけど、こちらだと手術を受けるまで何か月も待たなければならないらしい。

「まあ、どっちにしても切るのは僕ですから」

と先生もおっしゃってることだし

足の痛みもそろそろ限界で何か月も待てる気がしない。

その後の通院を考えたら、近いしすいてるし、

順天堂にはない外来のリハビリもある。

 

と自分に言い聞かせ、

持っていく水をたくさん買い、

リハビリにも着られる

上下セットの部屋着や下着などを

ユニクロで外国人観光客のように爆買いし

入院日を待つのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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股関節の手術をしました!その2~手術までに自分の血を採る

2024年03月30日 | ヘルス

長年の股関節の痛みとさよならすべく

1月にクリニックを受診し

とりあえず手術日を予約した私。

手術を決断したことを伝えるために

2月にもう一度クリニックを受診する

いざ決まってしまうと、

次々と色々なことが進んでいく

その日のうちに、

血液検査や心電図

肺活量や尿検査

健康診断並みのスムーズさ

3月の初めに輸血になった時のために

あらかじめ自分の血(自己血)を400㏄取っておくことや

順天堂病院に行って3DCTを撮ることなどを告げられ、

予約をとる

あっという間に3月になり自己血を採るために

クリニックへ

先生が針を刺し、何やら機械で吸ってる感じ。

が、カーテンの向こうでひそひそ話す声が聞こえる

「なんか、引き、弱くない?」

ひき?

「一回止めてみる?」

止めるの?

「圧かけてみる?」

あ、圧?

と、看護師さんがそっと優しく手を握り

「大丈夫ですか?」と言いながら二の腕あたりを

ソフトにぐ~っと押す

これが圧?

「ちょっと時間かかってますけどちゃんと採れてるからだいじょうぶですよ~」

めちゃ不安・・・

さて、400㏄が無事採り終わると反対の腕に点滴するという

針を刺して少したってから看護師さんが見に来たら

「あれ!漏れてる!」

なにが?

見るとひじから下が腫れている

うまく点滴が入ってなかったらしい

「すみません、一回抜きますね

で、もう一回刺します」

どこに?と私

だよね!とにこやかに看護師さん

先ほど血を抜いたほうの腕の

ばんそうこうみたいなのを剥がしてチラ見して

「さすがにここは無理だな」

だよね(心の声)

と、ベテラン風の看護師さんが登場し

腕のあちこちをポンポンたたいて血管を探す

さっき血を抜いた血管の隣の血管にする、と一発ですっと入れてくれた

で、「大丈夫ですか?」と聞くけど

どうなってたら大丈夫なのかわかりません、と私

ですよね~

とどこかを押し、「ここに何か刺さる感じとか痛みはありますか?」

ないです

「じゃあ大丈夫です」

ホントかな~

と不安になりつつも、なんとなく作業終了

ここまでの話だと、

この病院で手術して大丈夫?って思っちゃうけど

こんなことになりながらも、なんだか看護師さんたちが

めちゃめちゃ感じがいいのだ

ついつい笑ってしまう

事務スタッフの人たちも丁寧だし

なんだか嫌な感じがしない

病院も古いし、

売店もランドリーもないらしいし

あまり快適な入院ライフは送れないような気もするけど

私の心はここで受けると決めているようだ

こういう時の勘ってほとんど外さない自信がある。

と心を決めつつ、

その2日後、順天堂浦安病院に

3DCTとやらを撮りに行くのでした。

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