ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

See You Again!

2012年08月29日 | 習い事
子供たちの英会話の先生であるジェイソンさんが
母国オーストラリアに帰国することとなった

最後のレッスンの日、今までレッスンに参加した生徒クンと
そのお父さん、お母さんが我が家に集まって、
ささやかながらお別れパーティを催すことに

いつもはブログに個人を特定できる写真は載せないのだけれど、
今回はジェイソンさんや生徒クンたちの希望と了解のもと
初めて、記念写真を掲載する。
私は写ってません・・・

遅れてきたもう一人も加わり、もう一度 ハイ、ポーズ



生徒クンたちは皆、我が家から徒歩5分以内のところに住む
幼なじみの男の子たち。

ジェイソンさんとの出会いは8年前。
最年長の長男たちが小学校6年生の時。

きっかけは私が行きはじめたパソコン教室

当時、仕事で使う建築のCADは操作できるけど、
ワード・エクセルがまったくわからなかった私

マニュアル本を買ってきても、文中で使われてる
横文字が何が何だかわからない状態

意を決して飛び込んだパソコン教室で
初心者向けの講座を担当していた先生が、
ジェイソンさんの奥様
この方は日本人

いろいろお話をするうちに、ご主人がオーストラリアの方で、
ご自宅で英会話教室をなさってる、ということを聞く。

ご自宅がちょっと離れているので、
何人かそろったら、来ていただいてレッスンをしていただけますか?
とお尋ねしたところ、快諾していただく。
以来、私が仕事で使わせてもらっている事務所が、
金曜日の夜は英会話教室に。

スタートのメンバーは5人。

うちの子2人、と小学校に一緒に通ってる仲間たち。
年齢は少しずつちがうけれど、
途中部活で抜けたり、新しいメンバーが加わったり、
また戻ったりといろいろありながら、8年間続いてきた。

あのころ、ふっくらとしていた子供たちも
みんな、背が伸び、大人の顔つきになり、
長男ともう一人は20歳になって、
一緒にお酒が飲めるようになった

月日が経つのも、子供が成長するのもあっという間だね、
と来てくれたお父さん、お母さんそしてジェイソン夫妻と
しみじみと語り合ったりする。

残念ながら、向上心がちょっと足りない生徒クンたち。
英語がペラペラ、ってことにはならなかったけれど、
英語が嫌いにはならなかった。
聞き取るだけはみんなできるらしい・・・

懐の広いジェイソンさんに、子供たちは
親には言えないような、いろんなことを聞いてもらっていたようだ。
ジェイソン夫妻は、私たち親が気が付かない、
子供たちのいいところを次々と見つけて、ほめてくれた

この日、パーティには顔を出さなかった
もう一人のシャイで人見知りの生徒クンも、
2時間ほどたってから、お別れを言いに来てくれた。
次男の保育園からの友人である彼は、とても繊細で、
少しの間学校に行けなくなった時もあったけれど、
そんなときも、ジェイソンさんのレッスンには休まず顔をだし、
いろんな話をして癒されていたようだ
この日、家の中には入ってこれなかったけれど、
玄関先でメールアドレスを教えてもらい、ハグしてお別れを言っていた。

今後は今までレッスンを受けていた、生徒さん達のために
インターネットを使ってのレッスンをするとのこと。
さしあたって長男が続けるというので、ソフトをインストールしていただいた。
私もやってみようかと思う

寅さんが大好きなジェイソンさんは、
20年日本に住んでるので、日本語もぺらぺら、漢字もばっちり

私も、いろんな海外のサイトを一緒にみせてもらったり、
科学好きなジェイソンさんから、いろいろなことを教えていただいた。

一緒にレッスンに来てくださる、奥様の久子さんとは、
後にフラワーアレンジ仲間にもなり、いっしょにランチをしたり
お茶をしたり、と仲良くお付き合いしていただいた

我が家の飲み会やバーベキューにも、電車に乗って
わざわざ参加してくださった

すべてが本当に愛おしい貴重な時間

お二人はゴールドコーストにお住まいになるという。

息子たちと、絶対に遊びに行こう
今から話している。

とってもさびしくなるけれど、新しい楽しみも増えた

ジェイソンさん、久子さん
いままで本当にお世話になり、ありがとうございました。

これからも、よろしくお願いしますね。

どうか、お元気で
















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伊豆・箱根旅行 ~伊豆から箱根へ~

2012年08月28日 | 旅行
伊豆・箱根旅行2日目。

下田セントラルホテルをチェックアウトしたご一行は
とりあえず下田港へと向かってみる

今日はできるだけ平坦な道を歩きたい、
という私の心の声が届いたのか、
下田公園付近をぶらぶらして
みんなでのんびり海を眺めたりする

こんな小さな吊り橋があったり



遠くに黒船の遊覧船が通ったり、



いいペースののんびり具合

そしてそんなムードに水をさす、うっかりな私。
バッグの中に、ホテルの客室の金庫の鍵が・・・

箱根に向かうのには、ホテルのほうに戻るので、
そのときお返しに伺います、
とホテルに電話して
「よく思い出してくださいました」と笑われる・・・

気を取り直し、すぐ近くの下田海中水族館へ

大きなウミガメがお出迎え



中にはいると、ちょうど水槽の中でダイバーのお兄さんが
外にいるお姉さんの実況つきで、なにやらショーをしている。

サメを ガッとつかまえて、見せてくれたり、



サメのタマゴを見せてくれる



金属のネジみたいだけど、これが卵
岩の間にねじ込んで、流されないようにこんな形らしい。
なんだかとてもメカニック
自然の力、恐るべし

こんな、エイがひらひらとやってくる。



なんだかバカにされてるみたい

外に出ると、イルカショーがはじまっている。



お~ってほどのすごい技はないけれど、
なんだかとってもフレンドリーで癒される

イソギンチャクとかカニとか

 

自然の色って鮮やか

ブルーにライトアップされたクラゲ



すいこまれそうに神秘的

小さな水族館だけど、結構楽しめた。
息子たちはラムネ味のソフトクリームなんて食べている。
一口もらったら、やわらかいガリガリくんソーダ味?

城ケ崎へ向かう途中、ホテルに鍵を返してまた笑われ、
河津でお蕎麦屋さんにはいる、と

こんな張り紙が



こういうの、大好き

城ケ崎では、義母の希望で遊覧船に乗り込む。



水がものすごく透き通っていて、
ちいさな青い魚がよく見える。



スキューバダイビングの初心者レッスンみたいなのをやっている。

お約束、火曜サスペンスで犯人が捕まる崖が見えてくる



吊り橋も



今日は、昨日の強化合宿とは うって変わって
のんびり、まったりだわ~ と油断していた私

この後、箱根へ抜ける山道、箱根ターンパイクの
ぐぁんぐぁんのカーブで、久しぶりに車に酔ってしまい、
2泊目の宿に着くころにはふらふらに・・・

ああ、やっぱり合宿中は気を抜いてはいけない

この日の宿は、箱根湯本の天成園。

大きくて立派なスパって感じ。

食事はバイキングだけれど、いろんなシェフがスタンバイ
ステーキを焼いてくれたり、
天ぷらを揚げてくれたり、お寿司を握ってくれたり、
デザートを作ってくれたり、
かなり内容が充実している

そして、またまた食べ過ぎる・・・
北海道から食べっぱなし

やばい・・・

腹ごなしに、夜の温泉街をお散歩することに。

夫と息子たちと4人でふらふらとでかけていく



夜10時を回っているのでお店はラーメン屋さんと
怪しいスナックとコンビニしか空いてない。

箱根湯本の駅まで、ぶらぶらと往復40分。

これで少しはカロリーダウン

そして迎えた最終日。

まずは、箱根の関所へ



実はこの週、月曜日から水曜日まで次男は箱根で合宿。
水曜日の夜に帰ってきて、木曜日にこの旅行。
木曜日は伊豆だけど、金曜日からまた箱根。
週のうち5日を箱根で過ごしたことになる。

いやじゃないのかな、と心配したが、
彼は昔から超ポジティブ。

関所は来たばっかりだと案内役をかってでる
ポジティブ思考恐るべし

箱根は去年も来てるので、もう目新しいこともない。

仙石原のほうに抜けて、ガラス美術館へ。

ヴェネチアガラスが展示されてるこの美術館、
以前も来たことがあるけれど、私は結構好き

 

日の光が反射してきらきらと美しい

でも、今回私がはまったのは、
このすぐ近くにある、星の王子様ミュージアム

あまり期待しないではいったらこれがなかなか

 

フランスの片田舎にひょっこりまぎれこんだような。

展示室の前には王子様



フランスの街のようなカフェとか

 

展示の内容は、
作者のサン=テグジュペリの生涯を写真を交えて解説しつつ、
星の王子様にまつわるエピソードなど
結構盛りだくさん。
私と長男はこういう解説を読むのが好きなので
いつまでも読んでたら、いつのまにか誰もいない・・・

ああ、カフェでお茶もしたい・・・

星の王子様は小学校の頃読んだはずなのに、
驚くほど内容をおぼえてない

「本当に大切なものは目に見えない」ようなことを
言ってたような・・・

確かまだ本があったはずなので絶対もう一度読んでみよう、と
心に誓い、すでに出口近くにいるみんなを追いかける
そして、もう一度来て、ゆっくり展示を見て、カフェでお茶を飲もう

長い長いブログになってしまった

夏休みのお楽しみはこれでホントにおしまい。

家に帰れば、暑い暑い現場が待っている。

さあ、がんばって仕事仕事



































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伊豆・箱根旅行 ~伊豆篇~

2012年08月25日 | 旅行
毎夏、夫の実家の面々と旅行に出かける

義母と義弟、義姉家族3人、と我家の4人、
総勢9人での大移動。
プチ、団体旅行だ

今年は、計画の時に、行き先やスケジュールなど
いろいろと調整ができず、
最終的にばらばらに行くことになり、
結果、我が家は北海道旅行となった・・・のだが、
義母と義弟がなんとなく旅行に行きそびれ、
取り残された形になったので、「じゃあ、近場にでも」と
伊豆・箱根2泊3日の旅となった

初日は伊豆。
なぜか、滝めぐりとなる。

まずは、石川さゆりさんの「天城越え」にも出てくる浄蓮の滝。

 

伊豆の踊子がお出迎え。
しまった、そういえば伊豆の踊子って読んでない



こんな階段をひたすら降りる。
降りたってことは上らないといけない・・・

でも、滝はきれいで涼しい



滝の反対側はわさび田



この辺りはどこに行っても「わさびソフトクリーム」があるけれど
どうも、食べたいという気がおきない・・・

さっき降りた階段を、息を切らして登りきると



はいはい、ごていねいに

続いてループ橋をくるくると回って下り、河津七滝(ななだると読む)へ。



七つの滝はあちこちに。



全部見るとかなり時間がかかるので、
「出合滝(であいだる)」「カニ滝(かにだる)」「初景滝(しょけいだる)」
に的を絞る

まずはこちら。



「出合滝」



ここでも、急な階段を降りて上って、次はこっち。



これくらいの滝が並んでいて、どれが「カニ」なのか、わからない



カニ滝の奥に進むと、「初景滝」



この二つの滝は平坦な遊歩道を歩いて行く
周囲は木々に覆われ、マイナスイオンがいっぱい



暑い中、上り下りを繰り返したので、
高齢の義母のみならず、日頃運動不足の私たちもバテバテ
だんだん、強化合宿に参加しているような気持になってくる

ということで、明るいうちにこの日の宿泊場所
下田セントラルホテルに向かう



ところで、河津七滝を見たあと、スマホからmixiに写真をアップ

ふっふっふそんなこともできるようになったのさ

そのときに「なんで、滝のことを”たる”って言うんだろう」
とつぶやいたら、友人がすぐさま調べて教えてくれた

「垂水(たるみ)」から変化して「たる」「だる」となったとのこと。
関連ブログまで教えてくれた。

すばらしいリサーチ力
息子に言ったら、「人間ウィキペディアだね」と感心していた

ありがとうございました

ホテルの部屋で、河津七滝のパンフレットを熟読したら
ちゃんと理由が書いてあった

「命をし 幸く(さきく)よけむと岩走る(いわばしる) 垂水の水をむすびて飲みつ」

この和歌は万葉集の歌。

「この命が丈夫で長持ちしますようにと、岩の上に激しく流れ落ちる
滝の水をすくってのみました」
という意味らしい。

万葉時代の滝を指す古語「垂水」から
滝のことを「たる」と呼ぶようになったとのこと。

完璧な説明文

ちゃんと読まずにつぶやいてごめんなさい・・・

さて、翌日はどんな合宿メニューが待ち受けているのだろうか・・・











































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Happy Summer Flower

2012年08月21日 | フラワーアレンジメント
久しぶりのフラワーアレンジ

今月のシーズンフラワーのテーマは
「Happy Summer Flower」

メインはやっぱり夏の花、ひまわり

「東北八重」という品種なので
てっきり東北地方でつくられてるのかと思いきや
「株式会社トーホク」が開発したらしい
ビミョーなネーミングセンス

あとは白いトルコキキョウだけ。

ナチュラルなリース型に、
ミスカンサス、ワイヤープランツ、アイビーを絡ませ、
真ん中に置いたオアシスに挿していくだけなので
わりと短時間でできあがり

ただ、とにかく暑いので
アレンジしているそばから花がどんどん しな~っとなってくる。
ひまわりはすぐに下を向くし、
トルコキキョウの花びらも傷んでくる。

おわった~と思ったらビミョーな仕上がり。
やっぱり夏は生花はきびしいなあ。

とはいえ、ひまわりは見てるとなんとなく
元気になるし、楽しい気分になってくる
ビタミンカラーのなせる業かしら

ほんの数日の間、楽しませていただこう

 

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【観劇メモ】三谷文楽 ~其礼成心中~

2012年08月20日 | 演劇
暑い暑い日曜日の昼間、
妹と二人、渋谷のパルコ劇場へ

三谷幸喜さん、初の文楽
「其礼成心中(それなりしんじゅう)」を観に出かける。

NHKで放映されていた
三谷さん脚本の人形劇「新・三銃士」のようなノリかな、
と軽い気持ちで観に行ったのだけれど、
これがどうして、しっかり文楽だ

とはいえ、本物の文楽はテレビでちらっと見たことがある程度。
劇場へ足を運んだことはない

開演前には人形遣いさんが三谷幸喜さんっぽい人形をを持って現れ、
三谷さんが話す、上演中の注意などのアナウンスに合わせて人形を繰る。

描かれているのは近松門左衛門の「曽根崎心中」が
ヒットした後の世界。

さながら富士の樹海のように心中の名所になってしまった
大阪 曾根崎にある天神ノ森で饅頭屋を営む夫婦の
悲喜こもごもを描いているのだけれど、
まあ、笑えることったら

心中が相次ぐおかげで饅頭がさっぱり売れないので、
心中を思いとどまらせようと日々パトロールをしたり、
人生相談と饅頭をセットで売るという新商売を考えたり、
と現代でも起こりそうな出来事が次々と起こる。

もちろん、演じるのはすべて、
人形遣い3人に操られる人形たち。
セリフは三味線の音色と共に、4人の太夫によって語られる。

人形の動きのすばらしいこと

人形の顔にはもちろん表情は無いのだけれど、
手の動きや体のしなり具合で、喜びや悲しみが
ちゃんと表現され、いじらしいくらい。

おそらく、本物の文楽にはないであろう、
ねそべってじたばたしたり、
貞子のように すごいスピードでホフク前進したり、
水の中をダイビングさながらに泳いだり・・・と
人形遣いさん達の、技術とユーモアセンスに脱帽

人形に表情がない代わりに、
語り唄う太夫さん達の表情が豊かで、こちらを観ているだけでも
かなり楽しい

使われることばも、
「パトロール」とか「カミングアウト」「ネイルサロン」
などの現代の言葉がなにげなくちりばめられて、
思わず、くすっと笑ってしまう。

カーテンコールもさながら役者さんのよう。

脇役(もちろん人形)から、順に中央であいさつをし、
手を取り合ったり、抱き合ったり。

主役の二人(2体?)が最後に抱き合い、
周りの人形たちが拍手をしたり、お隣と頷きあったり、
と芸が細かい。

終わってみると2時間が過ぎていたが、
「え、そんなにたったの?」って感じだった。

ちょっと、本物の文楽も観て見たくなった。
前回の歌舞伎といい、私の中でかなりハードルが高かった伝統芸能が、
ちょっぴりだけど、近くに感じてきた。

三谷幸喜さん、あっぱれ

機会があれば、伝統芸能にも足を運んでみようかな、
と思わせてくれた、貴重な1日でした









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