津軽三味線の吉田兄弟が生音のライブをやるという
それも、うちのすぐ近くのホールで
凄くファンってわけでもないけれど、
一度聞いてみたかったと思っていたので
夫と二人、出かけて行く
息子たちが中学生の時にできたこのホールは
ときどき有名な人がやってくる
が、市内には大ホールのある文化会館があるので、
たいていの大物はそちらに行ってしまう
行ってみると1階席はほぼ満席
2階は空席が目立ったかも
ステージには何のセットもなく
椅子がぽつんと2脚置いてあるだけ
吉田兄弟のお二人がそこに座って
スピーカーなどは使わず、生の音を聞かせてくれる
ちゃんと予習をしていないので
曲名などわからないのだが
意外と横文字の曲名が多いのに驚く
沖縄っぽい音楽もあったけど
三味線だと全然感じが違うんだな~
休憩なしでいろいろなエピソードを話しながら
ソロだったり二人で演奏したり、とあっという間に最後の曲
え?もう終わり
と思ったら最後のじょんがら節は20分くらい演奏していただろうか・・・
アンコールが終わってだいたい1時間半くらい
1時間くらいで終わっちゃったようなあっという間の時間だった
生の三味線はとても迫力があって
もう少し聞いていたかったな~
せっかくの演奏なのに
残念ながら、どうもこの地域の人たちはマナーが悪い
そのせいかこのホールに来た有名人は二度と来てくれない・・・
今日も、演奏中に普通の声でしゃべっている人たちがいる
スタッフの人たちもそちらの方を見ながら注意をしない
スタッフの無線の相手の声が曲の合間のシーンとした中に響いたり
規制退場のアナウンスが不十分で出口がぐだぐだになったり
せっかくの演奏の感動が薄れてしまう
この状況ってこのホールができた10数年前とちっとも変ってなくて悲しくなる
そんな中だったけど、吉田兄弟のお二人は終始笑顔で演奏してくれた
さすがプロですね
演奏しているときのお二人のお顔が幸せそうで
特にお兄さんの方が本当に楽しそうで
見ているこちらまでウキウキしてくる
しばらくは自分の中で三味線ブームになりそうだ
習ってみたいとさえ思っちゃった
機会があれば、また聞いてみたい。
ピアノデュオの兄弟レ・フレールとのコラボもあるのだとか・・・
でももうこのホールには来てくれないんだろうな~