雨の土曜日、夫と私は友人夫妻と一緒に舞台を観に行く。
スーパーエキセントリックシアター(S.E.T)の舞台は、毎年この4人で出かけるのが恒例となっている。
今日は、サンシャイン劇場に行く前に、友人夫妻のお誘いで、目黒雅叙園の百段階段へ。
ここで生け花の展示会があるらしい。
夫妻のお嬢さんが数年前に雅叙園で挙式したので、チケットが送られてきたとのこと。
以前におなじ会場で假屋崎省吾さんの生け花展を見たことがあって以来。
今回は、いろんな流派の人たちがそれぞれの部屋で展示をしている。


実際には99段のこの階段の踊場の脇に部屋がある。
下の階の広い部屋は名前の知れた流派、上の方の小さめのお部屋はそれよりも有名ではない流派なのかなあ。
それにしても、室内は豪華絢爛。



この豪華さに負けまいとしたのか、作品もどかーんと豪華。



たま~に引き算のこういう作品があるとホッとする。



お花はもちろん素敵だけれど、建物の造作も興味深い。
特に建具。
それぞれの部屋の建具がみんな違っていて、楽しい。

さりげなく富士山とか

すみっこがかわいい

後ろからライトで照らされて、いっそう風情がある。


これらを見た後に新館を通って外に出るのだけれど、
新館も相当ゴージャスだが、失礼ながら、なんだかニセモノ感がぬぐえない。
この感動が冷めやらぬまま、私達は目黒から池袋サンシャイン劇場へ。
スーパーエキセントリックシアターの舞台のタイトルは
「カジノシティをぶっとばせ~丁半コマ揃いました」

三宅裕司さんが率いるこの劇団は、毒の無いシンプルな笑いで、とても後味がよく、
大笑いしてすっきりした気持ちになれる・・・はずだった。
地方の小さな町に、カジノを誘致しようと、さまざまな画策をする市長が三宅裕司さん。
セリフの中にあまりにも有名な「このハゲ~!ちがうだろ~!」
があったり、
政治家と女性が手をつないでいるのがスクープされて失脚したり、
カジノ建設予定地が市長の私有地だったり、と
どこかで聞いたような時事ネタもきっちりとちりばめられている。
もちろんクォリティの高い歌と踊りも満載だ。
だけど、最後に市長が殺されちゃうって言うのがいつもと違って後味が悪い。
「え?」って感じ。
例年は、人が死んで何かを終わらせる、と言う安易な結末にはならず、
水戸黄門的なハッピーエンドだから気持ちよかったのに
なんだか残念だ。
そこが無ければ、例年通り笑ってすっきりして帰れたのになあ。
どうか、来年は元に戻っていただきたい。
サンシャイン劇場の公演は開演時間が早いので、終演も早い。
ということで、地元に戻ってお食事を。
ここで、家にいた息子二人も合流して、一緒に飲んで食べて・・・。
息子たちも一緒にお酒を飲める歳になり、こういうことができるようになったのもうれしく、楽しい。
帰る頃には雨もすっかりあがって、盛りだくさんの一日が終わった。
みなさん、お疲れ様でした
スーパーエキセントリックシアター(S.E.T)の舞台は、毎年この4人で出かけるのが恒例となっている。
今日は、サンシャイン劇場に行く前に、友人夫妻のお誘いで、目黒雅叙園の百段階段へ。
ここで生け花の展示会があるらしい。
夫妻のお嬢さんが数年前に雅叙園で挙式したので、チケットが送られてきたとのこと。
以前におなじ会場で假屋崎省吾さんの生け花展を見たことがあって以来。
今回は、いろんな流派の人たちがそれぞれの部屋で展示をしている。


実際には99段のこの階段の踊場の脇に部屋がある。
下の階の広い部屋は名前の知れた流派、上の方の小さめのお部屋はそれよりも有名ではない流派なのかなあ。
それにしても、室内は豪華絢爛。



この豪華さに負けまいとしたのか、作品もどかーんと豪華。



たま~に引き算のこういう作品があるとホッとする。



お花はもちろん素敵だけれど、建物の造作も興味深い。
特に建具。
それぞれの部屋の建具がみんな違っていて、楽しい。

さりげなく富士山とか

すみっこがかわいい

後ろからライトで照らされて、いっそう風情がある。


これらを見た後に新館を通って外に出るのだけれど、
新館も相当ゴージャスだが、失礼ながら、なんだかニセモノ感がぬぐえない。
この感動が冷めやらぬまま、私達は目黒から池袋サンシャイン劇場へ。
スーパーエキセントリックシアターの舞台のタイトルは
「カジノシティをぶっとばせ~丁半コマ揃いました」

三宅裕司さんが率いるこの劇団は、毒の無いシンプルな笑いで、とても後味がよく、
大笑いしてすっきりした気持ちになれる・・・はずだった。
地方の小さな町に、カジノを誘致しようと、さまざまな画策をする市長が三宅裕司さん。
セリフの中にあまりにも有名な「このハゲ~!ちがうだろ~!」
があったり、
政治家と女性が手をつないでいるのがスクープされて失脚したり、
カジノ建設予定地が市長の私有地だったり、と
どこかで聞いたような時事ネタもきっちりとちりばめられている。
もちろんクォリティの高い歌と踊りも満載だ。
だけど、最後に市長が殺されちゃうって言うのがいつもと違って後味が悪い。
「え?」って感じ。
例年は、人が死んで何かを終わらせる、と言う安易な結末にはならず、
水戸黄門的なハッピーエンドだから気持ちよかったのに
なんだか残念だ。
そこが無ければ、例年通り笑ってすっきりして帰れたのになあ。
どうか、来年は元に戻っていただきたい。
サンシャイン劇場の公演は開演時間が早いので、終演も早い。
ということで、地元に戻ってお食事を。
ここで、家にいた息子二人も合流して、一緒に飲んで食べて・・・。
息子たちも一緒にお酒を飲める歳になり、こういうことができるようになったのもうれしく、楽しい。
帰る頃には雨もすっかりあがって、盛りだくさんの一日が終わった。
みなさん、お疲れ様でした
