ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

テオ・ヤンセン展に行ってきた!ストランドビースト初歩き

2024年01月11日 | 芸術

「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と称されているらしい、

テオ・ヤンセンの展示を見に、妹と二人、

千葉県立美術館に出かけて行く。

彼の作品である「ストランドビースト」を

中庭で歩かせるという。

12月に砂浜を歩かせるイベントがあったけど、

都合があわずに行けなかったので、

今回の「初歩き」イベントは見逃せない。

ストランドビーストとは

オランダ語で「砂」を意味する「strand」と

生物を意味する「beest」をつなぎ合わせた、

テオ・ヤンセンによる造語なんだとか。

会場には不思議な生物みたいな作品がいっぱい。

そして、大きい!

アニマルス・オムニア

アニマルス・ペルシピエーレ・プリムス

アニマルス・ウミナミ

アニマルス・リジデ・プロペランス

というように、ちゃんと名前が付いている。

細い木材で作られてるのかな、と思ったら、

プラスチックチューブ・ウレタンチューブ、サテー(串焼き料理)の串

・ペットボトル・結束バンド・粘着テープ

などで出来ている。

この日、中庭で見学する時間(予約制)より

少し早く着いたので、先に室内の展示を見る。

ちょうど、室内の展示物を動かす時間、と言うことで見に行ってみると

この、アニマリス・ブラウデンス・ディーラが動こうとしていた。

真ん中あたりに横一列に並んでいるペットボトルに溜めている空気の力で動くらしい。

しゅ~っという音がして

もにょもにょ~って感じで前に出てきた。

後ろには戻れないので、スタッフの方達が引っ張って戻すところが

なんだかおとぼけ。

動画がのせられないのが残念。

続いて名前がわからないこの2体が

向かい合っているアタマ(?)を左右にぶんぶん振る。

おしゃべりしているようでかわいい。

全体的に、ジブリ映画に出てくる謎の生き物のような動き。

そうこうしているうちに時間になったので、中庭に集合。

動くのはこの子

アニマリス・オルディス

BMWのCMに使われていたのだとか・・・

基本的には風で動くのだけれど、

残念なことに、この日はいいお天気&無風・・・

仕方がないのでスタッフの方がゆっくり引っ張る。

もにょもにょ~とまっすぐ歩いて、

さて戻ってこよう、と言うときに、足が止まる。

仕組みに詳しい係の人がやってきて

「骨折した」と告げる

いつもは砂浜を歩いているので、芝生は苦手だったようで、

脚が引っかかって折れちゃったようだ。

修復に時間がかかるようなので、あきらめて中庭を後にした。

この細かいパーツが連動して風を受けて走るって

テオさんの頭の中ってどうなっているんだろう。

もともとは大学で物理学を専攻していたというので、

そういう知識も駆使してるんだろうな~

ホントはこんな風に動くらしい。

ストランドビースト動画

なんとも不思議な造形物。

パンフレットには「動く彫刻」とも書いてある。

これがプラスチックではなく、すべて自然素材でできていたら

より生物っぽいんじゃないか、などと思ったりする。

だって、今、プラスチックは自然の敵みたいになっちゃってるし・・・

機会があれば今度は風を受けて動いているところを見てみたい。

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なんて贅沢で幸せな空間‼️「アルテピアッツァ美唄」で癒やされました

2022年10月02日 | 芸術

仕事で札幌から秩父別町に向かう途中、美唄市にちょっと寄り道。

 
前から行ってみたかったアルテピアッツァ美唄に立ち寄ってみた。
 
 
 
 



 
美唄市出身の世界的彫刻家、安田侃氏の作品が廃校になった小学校の体育館、教室、校庭に無造作に見えるほどポンポン置いてある。
 
しかも入場無料‼️
(寄付の箱はあります)
 
木でできた緩やかな階段を上ると、まずはこれ
 



見下ろすと左側に丸い屋根の体育館
 


まずはあそこに行ってみよう💕
 
中にはいると、昔自分が通っていた学校と同じような作りで、懐かしさがこみあげる。
 


ここに作品がゆったりと置かれている
 











芸術にはあまり詳しくない私でも
このゆったりとした空間の中に身を置くのがとてもとても心地よい
 
 
体育館の中を堪能したら
次は校舎の方に行ってみよう
 
 
 
体育館もそうだけど
この赤い屋根が周囲の緑に映える。
 
 
「この日は近所の小学生が遠足に来ていてちょっと賑やかなんですよ」
 
と体育館の中にいたスタッフの方がおっしゃっていたように
 
子供たちが丘から走り下りたり水遊びをしたり。
 
 
 
この彫刻の丸い穴から顔を出して
 
 
先生が写真を撮ったりしている。
 
 
あちこちにある作品を遠目に見ながら校舎の方へ
 
 
 
 
 
同じ作品も見る方向によって見え方が違って新鮮。
 
 
 
 
 
螺旋階段から上がるのかと思ったら、違いました
 
 
 
玄関側に回って中に入ると、展示は2階。
 
そういえば私たちの学校もこんな階段だったな~
なんて思い出しながら、2階に行ってみる
 
 
 
廊下や教室には比較的小さな作品たち
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
教室に1歩足を踏み入れると
 
 
 
 
これでもか、ってくらいの作品たち
 
 
 
 
 
 
 
見上げると
 
 
 
木造トラスが美しい
 
 
昔、高校だったか中学だったか、
こういうトラスに鳥が入り込んでいて
卒業式の時にバタバタバタっと飛び回り
驚いたことがあったな~、などど思い出したり・・・
 
 
教室の窓から外を見ると
 
 
目も心も癒される
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この少し先にカフェもあるらしいけど、
ちょっと時間が無いので、次回の楽しみにとっておくことにする。
 
 
今、股関節が痛いので、校庭をくまなく回ることが出来ないのも残念。
 
次回はここだけのために1日時間をとってもいいかな、と思えるくらい贅沢な空間と時間だった。
 
 
これ以上近づいてはいけません
写真撮影禁止
静かにしてください・・・
 
と何かとしてはいけないことが多い日本の美術館。
 
そんな中、この芸術作品の中を自由に走り回り、
楽しそうに笑っている子供たちはなんて幸せなんだろう。
 
 
木々に囲まれたこの場所は、季節ごとに違った景色を見せてくれそう。
 
次はどの季節に行ってみようか、と北海道へ行くときの楽しみがまた一つ増えた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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【カラーフィールド 色の海を泳ぐ】 DIC川村美術館に行ってきました!

2022年09月20日 | 芸術

千葉県佐倉市にあるDIC川村美術館。

 

ここで催されていた「カラーフィールド~色の海を泳ぐ」という展示を見に夫と出かけて行く。

 

実は前日まで体調を崩していたのだが、この日が最終日。

一人で行くつもりだったけど、病み上がりなので運転に自信が無い。

 

こういうことには興味のない夫だが

思いのほか快諾してくれてついてきてくれた。

 

基本、単独行動なので

二人で車で遠出ってどれくらいぶりだろう。

 

 

 

 

DICの色見本には大学生の時ずいぶんお世話になったものだ。

 

でも美術館に来たのは今回が初めて。

 

入場券を買って中に入ると、広い庭園。

 

ちょっと弱った身体が喜ぶ。

 

 

日曜日だし、最終日なのでそこそこ人がいる。

 

 

入口の前にはこんなモニュメント

 

 

中に入ると天井がなんかすごい!

 

真ん中のホールが素敵

 

展示されている作品はもちろん撮影できません

 

赤とかグレーとか黄色とか

色ごとに分かれた作品たちが並んでいた。

 

感覚的な作品が多かったけど

とにかく色使いが美しい。

 

もしポストカードになっていたら欲しいものだらけだったけど

売っていたのはほんの一部でそれもそんなに好きじゃないものだったので残念。

 

「何を描くかではなくどう描くか」っていうようなことを言っている作家さんのメッセージが心に残る。

(なのに名前を忘れる

 

それって、絵画に限らず、色んな事に通ずるのではないだろうか。

 

ゆっくりゆっくりと味わいながら会場を回る。

 

お母さんに抱っこされた幼稚園にも入ってないくらいの小さな男の子が絵を指さしては

「あの中に○○が見える!」

と嬉しそうに叫んでいる。

 

言われてみればたしかにそう見えるかも、ってものがあって、

子供の感性ってすごいな~なんて思いながらついていく。

 

こんな小さなころから芸術に触れていたら

感度が高い大人になりそう。

 

うちの子たちもつれてくればよかった、と思ったところで後の祭り・・・

既に社会人になってしまった・・・

 

ひとしきりうろうろして、庭園のほうに歩いてみる。

 

途中レストランに寄ってみたら3時間待ちとのことなので、ここでの昼食はあきらめる。

 

病み上がりだし、股関節も痛いので、遊歩道を途中まで歩く。

 

 

緑がいっぱいで癒される。

 

木々の間を抜けたら、広々とした広場。

 

 

美術館に入らなければ入場は無料なので、

家族連れがシートを敷いてお弁当を食べたり、

子供と走り回ったり、穏やかな休日を過ごしている。

 

見ているだけでなごむな~

 

帰りがけに顔料を展示している展示室に入ってみる。

 

 

 

圧巻の顔料たち

 

こんなにたくさんの色があるのね、と改めて感動する。

 

小さな美術館なので外をぶらぶらしても滞在時間は2時間強。

 

近所にご飯を食べるところもなさそうなので、

車で40分ほどの自宅近くまで戻って、軽くお食事を済ませる。

 

しばらくごろごろしていた生活が続いていたので、

ちょうどいいリハビリになった。

 

色彩の魅力に改めてハマりそうです

 

 

 

 

 

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親子で何かやってみる?vol.1  ~AYAKO GOTO + NATSUKI GOTO~

2014年05月17日 | 芸術
 
というお葉書をいただいたので、高校時代の友人と現地集合で行ってみた。

このお二人は、地元の友人の奥様とお嬢さん。

奥様は版画家として銅版画の作品を手掛けてらっしゃる。

まだ10代のお嬢さんは写真

そして友人はヴィオラ奏者・・・。

一家そろって芸術家ってどんなふうなんだろう・・・?


この日の展示は奥様の銅版画作品とお嬢さんの写真のコラボ。




作品展の会場は外苑前駅にほど近い「GALLEY2104」

青山の閑静な住宅街にあって、すぐそばにオフィスビルが立ち並ぶとは思えない静かで穏やかな場所。


会場内はこんな感じ。

 
 
AYAKOさんの銅版画はそれはそれは緻密。
メロンの模様がこまか~く描かれている作品もあった。

全体的に可愛らしく、暖かさが漂うステキな作品。

1枚欲しいなあ~と思いつつ、ちょっと手が出ない・・・。

お嬢さんの写真は若さあふれる明るく優しい作品たち。

ペットのワンちゃんやウサギたちが、飼い主を見上げるようにカメラ目線で写っていて微笑ましい。

道端のタンポポもこうして飾られると芸術的だ。


4人でお茶をいただきながら、おしゃべりすること1時間半あまり。

と、そこへたまたまこの日の仕事が早く終わったという友人が楽器を持ったままお仲間と登場

思いがけないうれしい偶然


一気に会場内がにぎやかに




で、作品には手が届かない私は、AYAKOさん作のかわいい一筆箋とレターセットを購入。




一緒に行った友人も一筆箋やポストカードを買って、二人で会場を後にする。

さんざん会場でもおしゃべりしたというのに、まだまだ話し足りない私たちは、場所を変えてさらにおしゃべり・・・。

なんでこんなに話すことがあるんだろう・・・


彼女のお父様はかつて小学校の先生で、私も小学生の時お世話になった。
現在、体調を崩されていて、彼女は今月末に実家に帰るという。

心配だ

自分自身が年を重ねるにつれ、当然のことながら親も年をとっていく。

自分の健康だけでなく、親の様子も心配な今日この頃。


彼女のお父様の一日も早いご回復を心から願い、あたりが薄暗くなったころ、それぞれの家に帰ったのでした




















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白鳥の湖 ・・・初めてのバレエ鑑賞

2013年08月04日 | 芸術

熊川哲也氏が主宰するKバレエスクールが10周年を迎えることを記念して設立された
若手ダンサーの活躍の場であるKバレエユース

その第1回記念公演「白鳥の湖」を観に行ってきた

会場は渋谷オーチャードホール。

子供の発表会も含めて、バレエの舞台を生で観るのはこれが初めて。

誘ってくれたのは、昨年12月、この私を料理教室に連れて行き、
クリスマスケーキを作らせる、という暴挙に出た友人

彼女の友人のご子息が出演なさる、という

このご子息、なんと私の甥と同級生で、昨年は同じクラス、という。

本当に世間はせまい

で、もちろん行っちゃう

こんな機会でもなければ、おそらく一生バレエを観に行くことなどないだろう

眠くなっちゃうかなあ、と心配したが、とんでもない

オーケストラピットにスタンバイした、オーケストラの生演奏に合わせてのバレエは
目を見張る美しさ。

ダンサーの女性たちが表現する白鳥は、本当の鳥が羽ばたいているかのよう

ジークフリート王子は、ありえないほどのジャンプ力。
空中で1回止まってる感じ

さて、お目当てのご子息はというと・・・

事前に友人が彼のお母さまから、出番情報をゲットしていたので、
彼の顔を知らない私でも、あ、出てきたとミーハー気分

親子で悩んだ末、高校を辞めてバレエの道を選んだという彼は、今回の公演でも
重要なポジションにいるらしい。

ソロのパートもあり、かなり目立っていた。

外国人のように足が長く、お顔が小さい。
抜群のスタイルだ。
そして、ものすごく高く飛ぶ
なんでも、在学中の文化祭のピーターパンでもずいぶんと飛んでくれたらしい

三幕目に登場したときは、仮面をかぶった4人の中の一人だったので、
さすがにどれが彼なのかはわからなかったけれど。

カーテンコールでも、いいポジションを占めていたので、今後の活躍が期待されているのだろう

バレエに関しては言葉の意味から分からないけれど、
美しい芸術作品であることは十分に感じることができた。

貴重な体験をさせてくれた友人に感謝感謝

全然関係ない私だけれど、
まだ、10代でしっかりと自分の道をきめて、歩み始めた彼の今後を応援したい。



コメント (3)
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