ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

北海道3 ~お仕事編・グループホーム現場へ~

2017年08月31日 | 仕事

2泊3日の北海道最終日はちょっとお仕事。

昨年の秋から計画のあった、グループホームの建設のお手伝いをさせていただいている。

昨年夏から、今年の春にかけては、
老人施設の働く人たちの社宅となる共同住宅の建築に関わらせていただいたが、
今回は障がいのある方たちが暮らすグループホーム。

たまたまだけれど、福祉がらみが続いた。

長く同様のグループホームや施設で働いてきた友人がNPO法人を起ち上げ、
地元に建設をするにあたり、声をかけてくれた。
思い出していただけて光栄だ。

敷地の変更や諸手続きなど、いろいろあったが、夏に着工し、その後はスケジュール通りに進んでいるようだ。。

せっかくの機会なので現場を見せていただくことにした。

私の立場は設計者であるけれど、すでに同様の施設が何棟かあるので、
既存の建物に準じてマイナーチェンジを施した、という感じ。

加えて、遠方であるため、いつものように現場監理ができず、
その部分は他の建築士の方にお願いしているため、現場の状況が把握できていない。

寒冷地の建築に不慣れなこともあり、何かと心配だ。

けれど、現場は順調に進み、すっかり形が分かるようになっていた。



あと数日で、サイディングも貼られるらしい。

室内もずいぶん出来上がっている。



遅めの昼休みをとっていた大工さんに、わからなかったことをいくつか教えてもらい、
次回の図面に反映させよう。

現場に行く前に友人がランチに連れて行ってくれた。
現場のすぐ近くのお店で、地元のブロッコリーを使ったパスタ
「緑のナポリタン」をいただく。
パスタにブロッコリーが練り込まれているらしい。
トマトソースも地元のトマトから作られているとのこと。



白いブラウスを着ていた私に、お店の人が紙のエプロンを渡してくださる。
至れり尽くせり。

そして、とてもとても美味しい。

パスタも癖が無くておいしいし、トマトソースが絶妙だ。

デザートはブロッコリーアイスクリーム。



え~?っと思ったが、ブロッコリーは後味にちらっと来るくらいで、
抹茶アイスのようで美味しい。

大満足のランチでした。
秩父別町にいらっしゃるときはぜひ、緑のナポリタンをご賞味ください。

最後に、今回色々とお世話になっている、町役場の係りの方にご挨拶をして、
3日間の北海道旅行(?)は終わった。

タイトなスケジュールで、心も身体もちょっと疲れたけれど、
思い切って行って本当に良かった。

次回、このグループホームが竣工したときにもう一度行きます。

今回お世話になった皆さま、本当にありがとうございました










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北海道2  ~再会 友達編~

2017年08月30日 | 旅行

ちょっとヘビーなイトコ達との再会の後、ホテルにチェックインして、
少しの時間、ぼんやりとして頭と心をリセット。

このところ、札幌滞在の時にはいつも泊まっていた、駅直結のホテルが空いていなかったので、
やや大通り寄りの初めてのホテルに泊まる。

ここは、大浴場があって評判もいい。
ちょっと駅から距離があるので、スーツケースをコロコロ引っ張っていくのは面倒だけれど。

待ち合わせの場所である大通りのデパートまで、ゆっくりのんびり歩いて行く。

今朝はちょっと雨がぱらついていたが、すっかりいいお天気で気持ちがいい。



大通公園ではテントが張られている。
何かイベントがあるのだろうか。

小学校から一緒だった友人4人が集まってくれて、
その中の一人のおすすめのタイ料理のお店へ。

北海道まで行ってタイ料理?と思う方もいらっしゃるかもしれない。
家族旅行なら、北海道ならではの美味しいものをたくさん食べて、
北海道を満喫するところだが、このところの北海道は私1人だし、
美味しいものを食べて友人たちと心ゆくまでおしゃべりできれば
ジャンルはなんだっていいのだ。

学生の時と変わらないテンションで、
オバサンたちのおしゃべりはとどまるところを知らない。

ところどころに、身体の話しが交じるあたりが年齢を感じる。

日頃積極的にはエスニックをいただかない私だけれど、
とっても美味しかった。

集合が早かったので、お腹いっぱい食べてお店を出ても、
まだ7時をまわったところ。

ブラブラとテレビ塔の方まで歩いて



地下街に入ってお茶をしよう。

メニューを見ていたら、なんだかみんなでかき氷を食べたくなった。

この夏はなんだかお天気がパッとしなくて、涼しかったせいか、
そういえばかき氷を食べていない。

ガラガラのお店で、大きなかき氷を食べながら、またまたおしゃべりが止まらない。

そういえば、あと何回会えるのだろう、と言った友人がいた。

そんなこと考えてもいなかった私にはこの言葉が結構刺さっている。

年に1回会えたとしてもあと10数回かな。
現実にはそんなに北海道には来られないだろうし・・・。

などと考えると何だか先が見えて暗くなるので、会えている今を楽しもう。
そして少しでも長く会えるよう、健康には気をつけよう、などと思ったりする。

前日寝られなかったが嘘のように、このあとホテルに戻った私は寝落ちしてしまい、
自分から送った家族へのメールの返信に気が付くのは、翌朝のことだった。

すっかり脳ミソは標準モードに戻ったらしい。
友達って本当にありがたい。

年内にまた来ます。
その時もよろしく
















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北海道1 ~再会 いとこ編~

2017年08月29日 | 旅行

数十年前に、家族の人生が変わってしまう出来事があり、
以来、父方の親戚とはすっかり縁遠くなっていた。

イトコ達がどこで何をしているのかもまるでわからない、といったありさまだ。
もちろんそれはお互いさまで、彼らも私たちがどこでどうして生きているのか、
生きているのか死んでいるのか、もわからなかったはずだ。

その昔、実家はいわゆる「本家」で、お盆とお正月には親戚一同が集まり、
イトコ達と遊べるのを心待ちにしたものだった。

こんな風に音信不通になる日がこようとは、想像もしていなかった。

今回連絡を取ることになったきっかけは、叔母の訃報。

同じ町に住み、小さなころからお世話になった叔母の訃報が母のもとに届き、
私達姉妹は連名でお香典を送った。

その叔母の長男であるイトコが電話をくれたのは数日後だ。

ひとしきり、当たり障りのない近況報告をしたのち、イトコで集まろうと思ってる、と告げられた。

しばらくして、具体的な日時・場所が書かれた手紙が送られてきた。

・・・悩んだ。

彼らはほとんどが道内にいて、冠婚葬祭で時々顔を合わせているが、
私は20数年前の祖母の葬儀以来。

家族で相談した結果、今後のことも考えて、とりあえず私1人だけ参加することに。

札幌から1時間ほど離れた温泉施設が今回の集まりの会場だ。
宴会の後1泊して翌日お墓参りをして解散、というスケジュール。

最寄りの駅で待ち合わせしたものの、予想通り、迎えに来てくれたイトコも私も、
お互いがよくわからない。
お互いに「そうかな~?」とちらちら見ながら、探り探り声をかける。

かくして、20数年ぶりに10人のイトコと再会し、
食事をしながら、それぞれの今までのことや、近況を報告し合う。

珍しく緊張して、言葉を選んで話したせいか、普段使わない脳ミソを使ってしまったらしく、
蒲団に入ってから、なんだか目がさえて寝られない。

普段、寝られない、なんてことがない私は、「これが寝られないってことなのね」
とこの年になって、しみじみ思ったりする。
貴重な体験だ。

翌朝、現地で解散した後、墓参り組はイトコの車でお墓まで。

何もない道をひたすら走ること約1時間半。



お墓では、昨日参加できなかったイトコが待っていてくれた。
彼の家がお墓を管理しているので、広い霊園の中で、お墓の場所まで案内してくれる。

昔、お墓のあった場所からこの霊園にお墓を移したので、私達はお墓の場所もわからず、
もう一生祖母のお参りはできないと思っていたので、来てよかった、と思った。

お墓を案内してくれたイトコが、私と小樽に住むイトコ姉妹を札幌まで送ってくれるという。
途中、お茶しよう、ということになり、4人で近くのホテルでケーキセットをいただく。

それまでの大人数の中ではちょっと話にくい、立ち入ったことを問われ、
私も少し踏み込んだ内容を答える。
彼は、私の2歳年上で、同い年の彼の妹と共に、一番仲良く遊んだイトコであり、
本気で心配してくれていたのが伝わってきた。

私の答えは、長年の彼の心のしこりを少しは小さくできただろうか。

お互いの連絡先を交換し、札幌駅でイトコ達と別れ、
この後の幼馴染たちとの約束の時間まで、少しホテルでゆっくりしよう。

なんだか、とても疲れたけれど、もし、今回イトコ達と再会できなければ、
死ぬまで彼らに会えなかったかもしれない。

長い長い年月の間に、それぞれ色々なことがあったけれど、
今回元気で再会できたことは、奇跡のようだ。

色々な想いはあるけれど、こんな風に会える機会を作ってくれた、
幹事のイトコには感謝している。

もしかすると、もう会えないかもしれないけれど、みなさん、どうかお元気で。




















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にんじん

2017年08月26日 | 演劇
行こうか、どうしようか・・・と悩んでいたら、
友人から、彼女のお友達が、まちがってチケットを多く買ってしまったから行かないか、とのお誘い。

背中を押された形で新橋演舞場へ。

いかにも、っていうミュージカルは久しぶり。

14歳の少年「にんじん」を演じるのは、60歳の大竹しのぶさん。
一体どんなことになるのだろう、と思っていたら、「少年」だ

もし私が全力で走ったとしたら、そのフォームは「おばさん」のそれになるに違いないのに、
私より年上の大竹さんは、走るのはもちろん、ちょっとしたしぐさの一つ一つが「子供」なのだ。

3人兄弟の末っ子で、一人だけ両親から愛されない、というやりきれない思いを、
身体全体で表現し、切ない歌声で歌い上げると、ミュージカルがニガテな私でも、思わず胸がグッと詰まる。

親の前ではいい子に見せている非行少年の兄。
家を出たいがために結婚に逃げる姉。
母親に虐待されている息子を、見てみぬふりをし、世間体ばかり気にする父親。
上手くいかないすべてのことへの憤りを抑えきれずに息子にぶつけてしまい、自己嫌悪に陥る母親。

ぞくっとするような冷たい目の母親をキムラ緑子さんが熱演。
なんだか情けない父親は宇梶剛士さん。
兄はジャニーズの中山優馬さん、姉は元AKBの秋元才加さんとアイドルも活躍。

小さいころのある期間預けられた名付け親のアンリおじさんは、「にんじん」に愛情を注ぐただ一人の大人だ。
この人がいなければ、にんじんは自ら命を絶っていたに違いない。
ニンジンの個性を理解して、時には味方になってくれる女中のアネットも大切な存在だ。

子供のころに読んだはずの物語だが、いろんなお話とごっちゃになって、
ラストがどうだったのかが、まったく思い出せなかった。

舞台の上のにんじんは、みんなも寂しいんだってことを受け入れて、自分の力で前に進もうと決意する。

昔からある物語だけれど、子供への虐待、夫婦の不和、子供の非行・・・と
現代社会が抱えている問題となんら変わらない。

昔から人々は同じことを繰り返しているのだろうか。

子育てが一段落して、振り返ってみても、自分の子育てがどうであったか、ってことはよくわからない。
愛情はたくさんかけてあげられただろうか。
生きていくためのさまざまな知恵や勇気や、してはいけないことをきちんと伝えてきただろうか。

誰もが「初めて」を繰り返しながら、自分の道を進んで行かねばならない。
親だって「初めて」なのだ。

そして、今もなお、明日はまた初めてのことが起こるかもしれない。

傷つき悩むにんじんにアンリおじさんが言う。
「子供のうちに空をたくさん見ておくんだ。下ばかり見てはいけない。大人になったら空があることすら忘れてしまう」

大人になった今こそ、空を見上げよう、と思う。

始めましての方々二人を交えた4人での観劇は思いのほか楽しく、
観劇後のお茶は昔からの友人と飲んでいるように話がはずんだ。

思いがけず、私のところまで回ってきてくれたチケット。

行こうかどうかを悩んでいたのが嘘のように楽しい時間でした。
友人のお友達に感謝感謝

機会があればまたご一緒しましょう







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サマーアレンジ

2017年08月02日 | フラワーアレンジメント
夏はやっぱりヒマワリ

ということで、8月のシーズンフラワーはソープフラワーを使ったヒマワリのアレンジ。

この2輪はなんと石鹸

パッと見るだけなら、まるでホンモノだ

これ以外は



本物そっくりのアーティシャルフラワー。




こんなブリキの器に自由にアレンジ。



もうどれがソープフラワーなのかわかりません

ヒマワリの黄色は元気が出る。

夏らしくない梅雨のようなお天気が続くけれど、
ヒマワリを玄関に飾って、明るい夏を呼び込もう


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