自然観察公園では、今年も≪クララ≫の花が咲いてきました。
‘ごんちゃん’のブログから
ラジオの文化放送 「くにまるジャパン」 という番組の 「本屋さんへ行こう!」 というコーナーで
紹介されたのを聴き、つい購入してしまいました。
ドリアン助川 : 著 『あん』 (ポプラ社)です。
千太郎が店長を務める小さなどら焼き店「どら春」に、手の不自由な76歳の女性・吉井徳江が、
店頭に貼られたアルバイトの求人を見てやってくる。
彼女のつくる「あん」は絶品で、店は繁盛し始めるが、彼女が過去に患ったある病気の偏見のために
徐々に客足は遠のいて行く・・・。
客として訪れた女子中学生「ワカナ」と共に、千太郎は 徳江の壮絶な人生について知ることとなる・・・。
俵万智さんが 本の帯に 書いている 「誰にも生まれてきた意味がある。」 という言葉。
最後まで読めばこの言葉の意味が 分かると思います。
ごんちゃんが、お薦めの本を 持って来てくれたので 早速 読み始めました。
ストーリーに 引き込まれ 2日で 読み終えました。
作中人物の「吉井徳江」に感情移入して、物語の後半になると
ぐいぐい引き込まれ、感動し 涙してしまい、久しぶりに 読書の 楽しさを 味わいました。