12/5 藤原歌劇団『仮面舞踏会』

12月5日（土）、藤原歌劇団『仮面舞踏会』を観る。堀内康雄さんがレ
ナートを、佐藤正浩先生が指揮をされるというので購入したものだっ
たが、堀内さんが体調不良で、ベテランの牧野正人さんに替わって
いた。

『仮面舞踏会』はヴェルディ中期の傑作の一つ。『仮面舞踏会』は、
平成13（2001）年5月に新国立劇場オペラで観たことがある。

『椿姫』の場合は、ソプラノの主役ヴィオレッタが最後にアッディーオ
と言うが、『仮面舞踏会』ではテノールの主役リッカルドがそれを言う
ことになる。ラストシーンでは女性の観客のすすり泣きが聞こえた。

13時15分から公演監督の折江忠道さんから「作品解説」があった。
プログラムにあった河野典子さんの「名歌手への試金石」とともに参
考になった。

指揮；佐藤正浩
演出；粟國　淳

リッカルド；西村　悟
レナート；牧野正人
アメーリア；小川里美
ウルリカ；鳥木弥生
オスカル；高橋薫子
シルヴァーノ；和下田大典
サムエル；久保田真澄
トム；小田桐貴樹
判事；納谷善郎
アメーリアの召使；狩野　武
暗殺団；飛鳥井　亮／上田誠司／江原　実／大塚雄太

合唱；藤原歌劇団合唱部（60人）合唱指揮；須藤桂司
管弦楽；東京フィルハーモニー



出演者は、堀内さんが聴けなかったのは残念だったが（－－もっとも
前述14年前の新国立劇場オペラでレナートを聴いている）、そうそう
たるメンバー。まことに熱演だった。30歳を過ぎ、若手売り出し中（？）
の西村さんを牧野さん、高橋さんのベテランが支え、立派な歌唱。
小川さん（＊）も脂が乗っている、いい時期に聴くことができた。


佐藤正浩先生の指揮は、引き締まった演奏で、歌手、合唱、オーケス
トラ（木管がなかなかよかった）へ適格な指示をされていた。

藤原歌劇団（テノールに都留さんのお名前を発見！）の合唱も大変す
ばらしかった！！


演奏にはまったく関係ないが、「オーチャードホールは（客席の階数と
階段が一致しておらず）分かりにくいわね～」という声が聞こえた。
表示を分かりやすくした方がよろしいかも。



プログラム



チラシ


11:48


11:52　カリタス女子短大前


11:58　あざみ野駅前


12:04　あざみ野

会場は東京芸術劇場と「思い込ん」でいたが、電車の中でチェック
したら、東急文化村オーチャードホールだった。危ない、危ない。


12:28　渋谷下車


12:31　東急文化村へ


12:33　文化村通り


12:35


12:36　東急百貨店本店前

時間ができたので、ちょっと7階のジュンク堂書店へ。


12:49


12:52　東急百貨店とオーチャードホールの連絡通路


12:52　開場前


12:54


12:56


12:59　開場直後





レナート役堀内康雄さんが体調不良のため牧野正人が出演。


テレビモニターより　指揮者の正面に5つのコントラバスが並んでいる。


15:01　休憩中


15:06　赤ワイン700円


17:23　終演後


17:31　渋谷駅改札口


17:32　渋谷