最近、おもしろい本が出た。ベートーヴェン以降の作曲家が作曲した曲に対する、
当時の辛らつな批評を丁寧に集めたものである。(音楽之友社刊)
先日聴いたドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」は、当時どのように批評され
ていたのだろうか?早速読んでみた。
盛り上がりがない、不協和音ばかりで朗読しているようだ、アリアらしきものがな
いという趣旨のコメントが見える。私の思ったことと同じなので苦笑してしまっ
た。しかし、いまや「ペレアスとメリザンド」はまぎれもなく名曲なのである!天
才はなかなか理解されないということなのかしら。代々の作曲家の「創造的破壊」
の歴史として読むこともできる。
なお、この本のタイトルは「名曲辛口批評集」というほうがいいのではないかし
ら。\3,465-と高価なので図書館で借りることをお勧めする。
当時の辛らつな批評を丁寧に集めたものである。(音楽之友社刊)
先日聴いたドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」は、当時どのように批評され
ていたのだろうか?早速読んでみた。
盛り上がりがない、不協和音ばかりで朗読しているようだ、アリアらしきものがな
いという趣旨のコメントが見える。私の思ったことと同じなので苦笑してしまっ
た。しかし、いまや「ペレアスとメリザンド」はまぎれもなく名曲なのである!天
才はなかなか理解されないということなのかしら。代々の作曲家の「創造的破壊」
の歴史として読むこともできる。
なお、この本のタイトルは「名曲辛口批評集」というほうがいいのではないかし
ら。\3,465-と高価なので図書館で借りることをお勧めする。
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