人生ブンダバー

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3/28 樋口隆一/明治学院バッハ・アカデミー バッハ『ヨハネ受難曲』

2022-04-03 05:00:00 | 音楽

3月28日(月)、M川先輩のお誘いを受け、樋口隆一指揮/明治
学院バッハ・アカデミーによるバッハの大曲『ヨハネ受難曲』
(第Ⅳ稿[1749年])を聴く(於紀尾井ホール)。

第1部
第1曲 導入合唱
第1場 園における受難 Hortus(イエスの受難)
第2場 司祭長たちの前での受難 Pontifices
ー-休憩(20分)
--
第2部
第15曲 導入コラール
第3場 総督ピラトの前での受難 Pilatus
第4場 十字架につけられる Crux
第5場 埋葬 Sepulchrum

福音史家:大島博(Ten.)
イエス:小森輝彦(Bari.)
Sop.:光野孝子
Mezz.:庄司祐実
Ten.:藤井雄介
Bari.:𡈽田悠平

指揮:樋口隆一
明治学院バッハ・アカデミー合唱団
Sop.12、Alto14、Ten.6、Bass12 =計44(プログラムによる)
明治学院バッハ・アカデミー合奏団(古楽器)
コンサートマスター桐山建志


私がバッハの『ヨハネ受難曲』をLIVEで聴くのは(多分)初めて
だ。

『マタイ受難曲』を聴いたのは、昭和52年か53年、ライプツィヒ
の聖トーマス教会合唱団による演奏会だった。指揮はハンス=ヨ
アヒム・ロッチェではなかったかしらん(於新宿厚生年金会館?)。
第1曲の合唱は、少年合唱も、「ゆるい」というか「微温的」だ
ったが、後半に入って、出演者すべてが大変な集中力を発揮し、
感動の世界に引き込まれたことが今でも印象に残っている。


さてバッハ『ヨハネ受難曲』は、演奏時間125分。CDにすれば2
枚になる大曲だ。

以下、まことにつたないながらメモ的な「寸評」を少々・・・・・・
バッハの『ヨハネ受難曲』は『マタイ~』と同じく、壮大なドラ
マだ。聴き終わって、改めてその想いを抱いた。
改めて聴くと、合唱は機能和声の極みだ(--初歩的な感想でお
恥ずかしい)。

合唱団は40人強(せめてあと20人ほしい?しかし、合唱とオケの
バランスはよかった。)、時節柄、マスクをしての大健闘(とい
うか大奮闘)。個人の趣味としては、もう少し子音を立てる方が
好みだが・・・・・・。
ソリストは一流の方々。とくに男性陣が相対的にすばらしかった
かな。そして、古楽器の響きも印象的だった。
ぜいたくかもしれないが、「字幕」はあった方がよかった?

それにしても、バッハはよくこんな大曲を作曲したものだ。
合唱団に参加された方は、この経験が一生の「財産」になること
だろう。
聴く側も、終わって厳粛な気持ちになった。


ちなみに、やや不透明な情勢ながら、来年はライプツィヒ国際バ
ッハ音楽祭に招待され、聖トーマス教会でのカンタータ演奏会が
予定されているという。



プログラム



17:58 四ツ谷から紀尾井ホールへ


18:02


18:04 肉眼より明るく映る。


18:06 尾張名古屋藩屋敷跡 「紀尾井」の「尾」だ。


18:07


18:07


18:09 紀尾井ホール正面


18:10


18:10


18:23


18:23


18:25 1階S席


19:43 休憩時間


19:44


19:45


19:45 階上販売の100円のミネラル


19:45


19:46


19:49 CD販売中


19:50


21:33 なんとなく(?)分散退場


21:40


21:41


21:43 丸の内線四ツ谷


21:47


21:52 半蔵門線永田町


22:36 あざみ野着


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