新入社員時代は文章の書き方に悩んだ。「趣旨」が分かっていなかったからであ
る。その後、「文章」に興味を持った私は、いろんな作家が書いた「文書読本」を
読んできた。書き振りは人によって違うが、文章のおもしろさを味わうことができ
る。
以下、1、2、4が小説家の手になるもの、3はご存知、元学習院大学教授。5、6は
「目利き」が書いたものといえるだろう。
1.谷崎潤一郎『文章讀本』(中公文庫)昭和9年
「文章読本」の古典である。今読み返しても、新しい発見がある。
なお谷崎には『陰翳礼讃』という好著がある。
2.三島由紀夫『文章読本』(中公文庫)昭和34年
小説、戯曲、評論等の文章を明晰に分析している。勉強になる。
3.清水幾太郎『私の文章作法』(中公文庫)昭和46年
文章を書くにあたって、初歩的にして根本的な問題を説明している。
4.丸谷才一『文章読本』(中公文庫)昭和52年
大書で、ツンドク状態。今度じっくり読んでみよう。
5.向井敏『文章読本』(文春文庫)昭和63年
この人は大変な目利きである。
6.外山滋比古『文章を書くこころ』(PHP文庫)平成7年
いつも着眼点がすばらしい。
る。その後、「文章」に興味を持った私は、いろんな作家が書いた「文書読本」を
読んできた。書き振りは人によって違うが、文章のおもしろさを味わうことができ
る。
以下、1、2、4が小説家の手になるもの、3はご存知、元学習院大学教授。5、6は
「目利き」が書いたものといえるだろう。
1.谷崎潤一郎『文章讀本』(中公文庫)昭和9年
「文章読本」の古典である。今読み返しても、新しい発見がある。
なお谷崎には『陰翳礼讃』という好著がある。
2.三島由紀夫『文章読本』(中公文庫)昭和34年
小説、戯曲、評論等の文章を明晰に分析している。勉強になる。
3.清水幾太郎『私の文章作法』(中公文庫)昭和46年
文章を書くにあたって、初歩的にして根本的な問題を説明している。
4.丸谷才一『文章読本』(中公文庫)昭和52年
大書で、ツンドク状態。今度じっくり読んでみよう。
5.向井敏『文章読本』(文春文庫)昭和63年
この人は大変な目利きである。
6.外山滋比古『文章を書くこころ』(PHP文庫)平成7年
いつも着眼点がすばらしい。
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