4/22 東響第649回定期（東響コーラス創立30周年記念）

4月22日（土）、ミューザ川崎の東京定期へ。何かの都合だろう、18
時開演は珍しい。

東響の定期演奏会は、サントリーホールの「定期」が年10回、ミュー
ザ川崎の「川崎定期」が年5回、「東京オペラシティシリーズ」が年6
回、「新潟定期」年6回開催される。
私は東京では川崎定期の会員で、すなわち年間5回、ミューザ川崎
の東響を聴いている。

しかるに今年は、サントリーホールが工事中のため、その「定期」4
～7月分4回がミューザ川崎で開催されることになり、その一部が定
期会員にやや割引され、販売された。そこで購入したのが、今回の
第649回定期である。

＜プログラム＞
1.グバイドゥーリナ　アッシジの聖フランチェスコによる「太陽の讃歌」
　　　　　　　　　　～チェロ、室内合唱団と打楽器のための～
　－－休憩－－
2.ホルスト　組曲「惑星」op.32
指揮；沼尻竜典
チェロ；堤　剛
合唱；東響コーラス
合唱指揮；大谷研二
コンサートマスター；水谷　晃

以下、毎回、つたないコメントを少々･･････

開演前、評論家の東条さんとばったり。演奏会でよくお会いするので
おじぎをしてしまう。

同じく、開演前に1階（？）でもめ事発生。「さわるなッ」、「どっか行け」
と怒鳴る男性の声あり。暴走老人かしらん？

3階で欧米人夫婦がウロウロ。案内係が出払っており、どれどれとチ
ケットを見ながら席を案内。偶然にも私の隣の席だった。
「Thank You」に対する「どういたしまして」の英語ががとっさに出て
こず、意味不明のにやにや笑い。

指揮者は、客演の沼尻さん。若手と思われていた沼尻さんも50代
となった。50代にはいい指揮者が目白押しだ。

この日はＰ席までかなり入っていた。沼尻さんと東響コーラスの効果？


1.グバイドゥーリナ　アッシジの聖フランチェスコによる「太陽の讃歌」
　　　　　　　　　　～チェロ、室内合唱団と打楽器のための～

18:03　東響コーラス（混声）が下手より入場－－計48人。
18:05　打楽器等4人が登場。
18:06　拍手に迎えられ、堤さんと沼尻さんが登場。
鉄琴の一撃後、ヒュ～というチェロから始まる。女声合唱が「ハ～」と
いう息の声。続く男声合唱は、まるで声明（しょうみょう）だ。東響コー
ラスはいつも暗譜だが、この日はさすがに譜面持ち。
沼尻さんはタクトを持たず、大きく柔らかく振っていく。今日は現代音
楽というか、西洋音楽の究極の進化したもの。静寂な会場に「音楽」
が流れる。静寂は音楽の前提条件か？

堤さんはいつの間にかドラを叩いたり、大太鼓をぐる～っと叩いたり。
初めて聴く曲なので、無論、この先がどうなっているのか分からない。

最後の最後は、堤さん、沼尻さん以下全員が固まった。

　
2.ホルスト　組曲「惑星」op.32
前の席が2つ空いていたので、後半移動しようか？などとちょっと思っ
ていたが、休憩後に若い男性が2人来た。
オケはステージいっぱいの大人数。弦楽は16型だろう。コントラバス
は7丁だ。

演奏はひと言でいえば、沼尻さんらしく前進力あるものだ。基本的に、
指揮棒なしで、大きく拍をキッチリ刻む。
最後は、ｐｐｐ終止。指揮者も含め、10秒以上静止して、演奏が終わ
った。
ややあって大きなブラボーが来た。沼尻さんは指揮台上で深々とした
おじぎ。
いったん退場後、下手に現れると、パーカッション、チューバ、トロン
ボーン、･･････というように立たせていった。

上手から、ステージ裏で歌っていた女声合唱団63人と杖をついた大
谷さんが登場。大きな拍手が送られた。
沼尻さんはステージ上を小走りに動き回り、何回ものおじぎ。演奏が
うまく行った、少年のような嬉々とした表情であった。

20:13　お開き。



プログラム


16:19　あっという間に新緑のケヤキ


16:21　ツツジも満開に


16:26


16:26


16:31　葉桜に


16:41　あざみ野


16:54　溝の口


17:02　武蔵溝ノ口


17:23


17:26　小雨だ。


17:28


17:29　大人数


17:44　座席より


18:53


18:55


18:56　第1ステージを復習


18:58


19:05


19:06


19:07


20:13　お開き
　

20:17　傘を忘れずに


20:17


20:22


20:44