人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

R.シュトラウス「薔薇の騎士」(2)

2008-09-30 07:13:31 | Weblog
9月27日(土)新日フィル定期の「薔薇の騎士」。実は今回は開演前2時半から指揮
者のアルミンク(37)とニューヨーク生れの演出家飯塚励生(41)による15分ほど
のプレトークがあった。台本作家と作曲家の関係などなかなかおもしろかった。


プレトークが始まったと思ったら、すぐ後ろの席に3人連れのオバサンが入ってき
て座るや、かなり大きな声で「元気だった~?よかった、よかった。今年の夏は暑
かったモンね~」と喋(しゃべ)り始めた。

そのまま大声でオシャベリしそうだったので注意しようと思い、私が後ろを振り向
いたのと、私の右隣の男性(推定年齢30歳)が後ろを振り向いたのがまったく同時
だった。
右隣の男性は怒り声で「静かにしてよッ。いっつもプレトークのときにうるさいん
だからッ」と切れていた。

私もまったく同時に、冷静にしかし厳然とかつ真剣な表情で右手を相手方の前に出
し、相手の目を見ながら「お静かに願います」と言ったので、オバサン達はそれ以
来一言も発しなくなった。(先日電車内でやられたように、「てめ~ら、いい歳し
て、うるせえんだよ、え~」などとすごんだりはしなかった。オシャベリがしたけ
れば、ロビーですればいいのではないだろうか。)


以前にも書いたが、お年寄りでマナーの悪い人は意外と多い(「暴走老人」?)。
(一方、若者でも礼儀正しい人はたくさんいる。)礼儀は本当に大切にしたいが、
無礼には勇気をもって注意しなければならない。「善を行なうに勇なれ」である。
(といっても最近は刃物を持っているから要注意である。)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« R.シュトラウス「薔薇の騎士... | トップ | 飯田久彦を知らないか? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事