「歌は世につれ、世は歌につれ」とはよく言われる。そもそもの「出
典」はNHKの宮田輝の言だというが、「原典」は確認していない。
あざみ野クラブのラウンジ懇話会で「日本歌曲を観賞しよう--日本
歌曲にはすばらしい作品がいっぱい」を「主宰」(というほど偉そう
なことでは<まったく>ないが)するにあたって、多少CDや本を購
入している。
その内、読売新聞文化部がまとめた『唱歌・童謡ものがたり』、『愛
唱歌ものがたり』(いずれも岩波現代文庫)はおもしろい。読売新聞
の連載を本にしたものなので、新聞で読まれた方もいるかもしれない。
これを読むと、「歌は世につれ」ということを実感する。「歌には(必
ずなにがしかの)エピソードがある」と言えるのかもしれない。
--本書でさまざまな「事実」を知ることができる。
読売新聞文化部『唱歌・童謡ものがたり』と『愛唱歌ものがたり』
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