1月25日(土)、ワグネルOBの新年会を失礼して、新日本フィ
ル第660回定期演奏会を聴く(於すみだトリフォニーホール)。
佐渡裕指揮、マーラーの9番とあっては聴き逃せない。
(序奏)マーラーは、過去の作曲家が「9番」を最後として亡く
なっていることを気にかけ、9曲目はあえて「大地の歌」とした。
しかし、結果的に「第9番」が完成した最後の交響曲となってし
まった。--というのは50年ほど前に学んだことだ。
以前にも書いたと思うが、私がマラ9を初めて聴いたLPはコン
ドラシン/モスクワPO(メロディア盤)。50年近く前になるが、
訳も分からず(?)、聴いていた。
14時ジャストに佐渡さんがハンドマイクを持って登場。
(要約すると)
1970年の万博の年に、大阪のフェスティバルホールにカラヤンBPOやバーンス
タインNYPがやってきました。カラヤンはベートーヴェンの交響曲全曲の演奏会
をやりましたが、バーンスタインはマーラーの9番を演奏しました。これが名演
で、それからマーラーブームとなっていきました。
当時、私は9歳で、家にはLPが20枚ほどありましたが、ほとんどがカラヤンの
LPでした。兄はカラヤン派だったのですが、私が初めて買ったLPはバーンス
タインのマーラー1番でした。
この曲は80分はかかると思いますが、どうぞごゆっくりお楽しみください。
(トークの時間はきっちり5分間)
この日はマーラー9番の一本立て。当然休憩はない(演奏途中で
退場された聴衆が数人いた)。
以下、いつもながらつたないコメントを少々。
( )内は概算演奏時間(/の後はバーンスタイン新盤の場合)
楽章の長さを比較すると、1楽章から順に長い-短い-短い-長
いという構造だ。
(1)弦楽五部は16型(16-14-10-12-8)。佐渡さんは長身の大きな
指揮。CDと違って、どのパートがメロディーを奏でるのかが分
かるのがおもしろい。第1楽章から金管が炸裂だ。4拍目が大きく
伸びるが、思ったよりネバネバしない演奏だ。例えて言うとバー
スタインよりは小沢に近いかしらん。ハープの下降音程にひきつ
けられる。(28.00/29.58)
(2)三拍子が「ゆっくり」レントラーからアンサンブルよろしく、
途中で速くなったり、また遅くなったり。(16.10/17.31)
(3)佐渡さんは肩の力を抜いて進む。新日本フィルはコンマスの崔
さんを中心に「乗っている」演奏。「喧騒」から「静寂」、そし
てまた大きな「喧騒」。(12.20/11.51)
(4)終楽章。弦楽五部主体の音楽。佐渡さんは棒を置いて、右手左
手を駆使しての指揮。
この楽章でも4拍目が粘るがやりすぎの感はない。もしかしたら、
佐渡さんの現在の境地?後半はP~PPPの世界。ヴァイオリン
のピッチがよくそろう。最後の音が消え入るように終わり、棒が
止まって10秒ほどして腕が静かに下りた。(27.50/29.43)
カーテンコールでは、フルートから始まって、オーボエ、クラリ
ネット、ファゴット・・・・・・と立たせていった。
1階の通路より前の席はとくに熱烈な拍手。私も(後ろの席だが)
精一杯。
改めて、すみだトリフォニーで聴く新日本フィルはいい(いいサ
ウンドだ)。--もしかするとサントリーホールの場合より。
11:33 あざみ野駅前
11:35 あざみ野
12:31 錦糸町まで乗り換えなしで。
12:34
12:36 錦糸町駅前
12:37 くず餅を
12:38 ここで一服。
12:41 280円
13:00
13:01
13:11 東京スカイツリー
13:12 佐渡さんには開場前から長蛇の列。
13:13
13:14
私の前に並んだ男性が、初めてなのかしらん?
「これは新日本フィルの演奏会に並んでるんでしょうか」
「はい、そうです。15分にオープンします。もう動き出します
よ」
13:18
13:19
13:40
13:50 開演10分前
13:51
15:35 カーテンコールへ
15:36
15:38
15:39
15:42 お開き
15:43
15:45
15:46
15:48
16:03 錦糸町
17:00 あざみ野に戻る。
17:02
17:13 長浜医院前
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1/27、フジテレビ記者会見を視聴。
16:07
16:13 清水新社長?
16:17
16:43 質問する方の頭も試される?
「免許取り消し」までは行かないだろうが、会長、社長辞任で
「2、3か月間の放送中止」も免れた?
最終的には10時間会見。これも前代未聞?
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