今年3月に目に付いて買ったものだが、しばらく積読状態だった。
櫻井氏と洪氏の本対談は、一昨年から昨年にかけて『Voice』に
掲載されたものだ。
一読して、民主主義国家として「ほんまでっか?」というもので、す
べてがにわかに信じられるものではない(部分否定)が、現在の韓国
を見ていると信憑性が増してきているといえるかもしれない。
(遅まきながら韓国情勢を勉強中?)
例えば、本書によれば、
○昨年10月、韓国大法院が新日鐵住金に「元徴用工」4人への損害賠
償金(4億ウォン)の支払いを命じた判決が出た。--が、原告4人
はそもそも「徴用工」ではなく、「募集工」(募集に応じた者?)
である。
(注)そのそも「徴用」とは「国家権力により国民を強制的に動員し、
一定の業務に従事させること」(『広辞苑』)
もしそれが「真」であるならば、韓国大法院の判決自体おかしいわけ
で、日韓条約以前の問題と言えるのかもしれない。
本書p160で洪氏も言及しているが、文大統領が北朝鮮を支援し、「離
米」を推進していけば、米国は、堂々と中国と全面対決し、北の核廃
棄と金正恩の除去に邁進するかもしれない。
文在寅大統領の任期はあと3年だが、かなり焦っているのかもしれな
い。
次回の大統領選で野党が勝つと、文在寅はまた告発され、監獄行きと
なるのかも。
余談かもしれないが、現状からすると、将来的(10年内)には、中国
崩壊もありうるのかもしれない。--ソ連があっという間に崩壊した
ように。
誰も将来について100%とは言えないが、可能性が0%であるとも言
えない?
もしかしたら、いま中国は日本に近づこうと必死になっているのかも
しれない。
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