8月21日(水)午前、ラウンジ懇話会「日本歌曲を鑑賞しよう--古
関裕而生誕110年没後30年」。
3カ月に一度の「日本歌曲を鑑賞しよう」(CD鑑賞会)も11回目だ。
この日は、初めてこのシリーズに来られた方もおられたのかしらん。
パワーポイントの「古関裕而とは」から始まり、古関裕而作曲の初期
作品「福島夜曲(せれなあで)」から作曲年順に鑑賞していく。
オープニングは、「スポーツ・ショー行進曲」。
古関裕而の作曲数は約5,000曲と言われているだけに、代表作を中心
に「ごく一部」といっても一回では終わらず、この日は、結局昭和24
(1954)年の「長崎の鐘」~「新しき朝の」(19曲目)で終わった。
次回は「イヨマンテの夜」からかな?
この日聴いた曲から・・・・・・
「暁に祈る」(野村俊夫作詩。昭和15年)
1番の歌詞には
手柄頼むと 妻や子が
ちぎれるほどに 振った旗
とある。
20代そこそこの兵士もいただろうが、日中戦争(当時は「支那事変」)
には、30代も含む、妻子のある男子も総動員され、出征していったこ
とが分かる。
この歌を聴くと、妻子が必死に旗を振るモノクロの情景が浮かび、何
度聴いてもジ~ンとなってしまう。
「白鳥(しらとり)の歌」(作詩;若山牧水。昭和22年)
藤山一郎の歌唱がすばらしい。スタジオ録音だが、あたかも目の前で
歌っているライヴのようだ。東京音楽学校でヴーファーペーニヒに学
んだ、言葉を大切にする歌唱!
古関さんは山田耕筰の紹介・推薦でコロンビア所属となったわけだが、
こうしてまとめて聴いていくと、クラシック音楽の研究から出発して
いるだけに、間奏を含め、管弦楽法というかオーケストレーションも
まことに見事だ。
平成8(1996)年5月リリース
この日もお世話になったCD。
発売後、畑中先生(当時74歳)へ、このCDの「感想」レターをお送
りしたことを思い出す。もう20年以上前だ。
こちらの記事(H20/8/11)もご参照→こちら。
「生誕100年」→こちら。
9:36 まだまだ残暑ザンショ(トニー谷?)
9:39 三丁目公園で一服
9:40 三丁目公園
9:43 集会所へ
9:44
10:00 10時ジャストから開始
古関裕而は20世紀生まれの作曲家、橋本國彦に続く(通算11回目)。
古関裕而の同士と言えるだろう。
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11:56 全員で後片付け お疲れ様です!
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