人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

近藤史人『藤田嗣治「異邦人」の生涯』(講談社文庫)

2008-11-25 05:33:24 | 読書
これからしばらく「おすすめの文庫本」を書いていきたい。「必読200冊」という
わけではないが、だまされたと思ってお読みいただければさいわいである。


平成11(1999)年NHKスペシャル「空白の自伝・藤田嗣治」が放送された。近藤
史人は当時のディレクターである。

平成14(2002)年、近藤は本書(講談社文庫)の元になる『藤田嗣治「異邦人」の
生涯』をまとめ、第34回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。






この本は、日本人と「戦争責任」を考えさせられる。(--私は、どちらかという
と日本人というものを考えた。)第4章「さらば日本」~第5章「『美の国』へ」は
涙なくして読むことはできなかった。

そして、平成18(2006)年、ついに「初めての」藤田嗣治展が開催されたのであ
る。私は感動をもって観覧した。


今また、「没後40年レオナール・フジタ展」が上野の森美術館で開催されている。
(1月18日まで。)あらためて観に行きたい。

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大相撲千秋楽は白鵬と安馬のモンゴル勢の戦いだった。モンゴル勢はまだ来るのか
な?モウコないのかな?


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